PR:当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

車下取り時の必要書類と手続き!契約前の事前準備や注意点!

車下取り時の必要書類と手続き!契約前の事前準備や注意点!

 

車の買い替えの際、現在乗っている車を下取りに出すときには必要な書類や手続きの方法を事前に知っておきたいところです。

 

しかし、普通車と軽自動車では必要な物が少し違っていたり、手続きの仕方がよくわからないという方も多いのはないでしょうか。

 

特に初めて車を下取りに出すという方は、以下のような疑問を持っている方もおられます。

 

「車の下取りにはどんな書類が必要?」
「書類を無くした場合はどうすればいいの?」
「車の下取りから新車購入までどのような流れで進んでいくの?」
「車を下取りに出す前に注意する事ってある?」

 

このような方のために、車の下取りに必要な準備や注意点について詳しく説明していきます。

 

これから車の下取りを考えている方は、今回の記事を是非チェックして頂き下取り前に必要な知識を深めて頂ければと思います。

 


車の下取りで必要な書類!

車の下取りで必要な書類!

 

車を下取りするにはたくさんの書類を準備する必要があります。

 

書類によっては準備するのに時間のかかるものもあるので、何が必要かをしっかりとチェックし準備しておく事が大切です。

 

その書類が必要な理由やどこで取得できるのか、また紛失してしまって無い場合はどうすればいいのかなど、まずは各書類について詳しく説明していきたいと思います。

 

車の下取りをするのが、普通自動車か軽自動車かによって必要な書類が違いますので、以下の表を参考にして下さい。

 

必要な書類 普通自動車 軽自動車
自動車車検証(車検証)
自賠責保険証
自動車税納税証明書


※軽自動車納税証明書

実印


※認印でもOK

印鑑登録証明書(印鑑証明)

2枚

住民票・戸籍謄本
委任状
譲渡証明書
リサイクル券
整備手帳・取扱説明書

 

自動車検査証(車検証)

車検証 写真

≪出典:ウィキペディア(Wikipedia)

 

車検証は自動車の所有者や使用者を証明したり、自動車の検査時に自動車保安基準に適合していたことを証明するのに必要な公文書です。

 

車検証は常時携帯しておく事が義務付けられていて、助手席のグローブボックスに保管している方も多いのではないでしょうか。

 

車に関する情報が細かく記載された重要な書類で、車検証が無いと車を売却する事ができません。

 

紛失した場合は?

 

車検証を紛失した場合は、車検証の再発行の手続きが必要になってきます。

 

手続きを行う場所は、現在車に付いているナンバーを管轄する運輸支局になります。

 

車検証の再発行には以下のような書類が必要になってきますが、ディーラーや代行業者に依頼する場合と自分でする場合では用意する書類が変わってきます。

 

必要な書類
使用者の委任状

車の使用車が直接申請出来ない場合に必要になり、使用者の認印の押印が必要。
※使用者本人が申請を行う場合には省略することができます。

理由書

車検証の紛失理由などを記載します。
※使用者本人が申請を行う場合は、申請書に記入しますので省略する事ができます。

申請者の身分証明書 窓口で申請を行う方の運転免許証・健康保険証・パスポートなど。
手数料納付書

手数料を納める為の書類。
手数料に相当する金額の印紙を貼り付け、申請を行います。
※手続き当日に運輸支局窓口で用紙の配布を受ける。

申請書(第3号様式)

新しい車検証をコンピュータで発行する為に必要なOCR用紙。
※手続き当日に運輸支局窓口で用紙の配布を受ける。

 

ディーラーや代行業者にに依頼する場合、書類は委任状と理由書だけで大丈夫ですが費用は代行手数料が必要になってきます。

 

必要な費用
自分で再発行する場合 手数料印紙 300円
お店に依頼する場合

4,000円〜10,000円が相場

※依頼するお店によって異なるため事前に確認が必要です。

 

車検証再発行の手続きの流れは以下のような順序で行われます。

 

再発行手続きの流れ
1. 運輸支局で用紙の入手・作成 運輸支局の窓口で手数料納付書と申請書を入手し必要事項を記入。
2. 再交付申請手数料の支払い(印紙の購入) 運輸支局場内の印紙販売窓口で、再交付申請手数料分(300円)の印紙を購入し手数料納付書に貼り付ける。
3. 運輸支局窓口に書類の提出 書類一式を運輸支局窓口に提出。
4. 車検証の交付 新しい車検証の交付を受けます。交付された車検証に記載ミスなどがないか確認する。

※運輸支局によって多少違いがある場合があるので、管轄の運輸支局にご確認下さい。

 

現住所、氏名が違う場合は注意!

自動車検査証の住所と印鑑登録の住所が違う場合は、住民票や戸籍の附票または住民票の除票がいる場合があります。
また、結婚をして姓が変わっている場合は戸籍謄本が必要になる場合がありますので、この条件に当てはまる場合は、購入するお店で確認してから書類を揃えるようにして下さいね。

 

自賠責保険証

自賠責保険証 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

自賠責保険証とは、自動車の持ち主が必ず加入しなければならない自賠責保険の保険証です。

 

自賠責保険に正しく加入しているかを証明する書類ですので、期限が過ぎている場合は車を売却する事ができません。

 

多くの場合は、ダッシュボードのグローブボックスに車検証と一緒に保管しています。

 

紛失した場合は?

 

自賠責保険証を紛失した場合は、再交付してもらう必要があります。自分の加入している保険会社に連絡し再交付の手続きをしてもらって下さい。

 

もし保険会社が分からない場合は、車を購入した販売店に連絡し確認しましょう。

 

自動車税納税証明書

自動車納税証明書 画像

≪出典:大阪府

 

自動車納税証明書は、自動車税の納税が正しく行われているかを確認する為の証明書です。

 

毎年5月に管轄の自動車税事務所や都税総合事務センターから、自動車税納税通知書と一緒に送られてきて、自動車税を納めると領収日付印を押印した証明書がもらえます。

 

車の下取りの際には、最新の納税証明書が必要になってきます。

 

紛失した場合は?

 

納税証明書を紛失してしまっている場合は、都道府県の税事務所や運輸支局場内の自動車税事務所で再発行の手続きが必要です。

 

軽自動車は市町村役所で再発行する事ができます。

 

必要な書類
車検証 地域によっては登録番号と納税義務者を記入するだけで良い場合もあります。
身分証明書

運転免許証・健康保険証・パスポートなど。
※地域によって提示が必要な場合あり

印鑑 ※地域によって必要な場合あり
納税を行った領収証書

自動車税を納めてから10日以内に再発行する場合に必要。
コピー不可。

 

再発行の費用は自分で手続きする場合には必要ありません。

 

再発行先が転出前の都道府県など遠方の地域である場合は、税事務所に連絡し車検証のコピーと切手貼済の返信用封筒を郵送で送ってもらう事も可能です。

 

その場合は、封筒と切手分の費用が必要になってきます。

 

地域によって必要書類も異なる場合がありますので、再発行を行う税事務所に事前に問い合わせてみて下さい。

 

有効期限が過ぎている場合は?

自動車納税証明書の有効期限が過ぎている場合、又は自動車税を滞納している場合は、車を下取りに出す事が出来ません。有効期限が過ぎているなら、直近の納税証明書でないか、または、紛失して今年度の納税をしていない可能性もありますので、今年の納税証明書を探すか、なくなっているなら、納税したかどうかを県税事務所や自動車税事務所で確認し、手数料を支払って再発行してもらう必要があります。

 

滞納していたらどうなる?

滞納している場合は、新たに支払い用紙を再送付してもらい、遅延金を上乗せして支払う必要があります。いずれにしても、もし有効期限が過ぎていたり、紛失した場合は、ネットから≪●●市 自動車税 管轄≫などのキーワードで、自身の自動車納税の管轄先に連絡を入れて確認しましょう。

 

実印

実印 画像

≪出典:YAHOO!ショッピング

 

市区町村で印鑑登録したものを実印と言います。

 

実印と認印の違い

実印⇒市区町村で印鑑登録したもの
認印⇒シャチハタ以外の印鑑

 

車を購入する時に実印が必要なように、車を売却する時にも実印は必要で、委任状や譲渡証明書に実印を押印します。

 

軽自動車の場合は実印じゃなく、認印でも可能です。

 

無い場合は?

 

実印は市区町村への登録が済んでいるものに限りますので、無い場合は市区町村での印鑑登録が必要になってきます。

 

印鑑登録に必要な物
実印用の印鑑 実印にする印鑑の規定は、印影(朱肉の跡)の大きさが「8mmの正方形に収まらず、25mmの正方形からはみ出さないもの」としている場合が多い。
身分証明書 運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど。

※顔写真付きのもの

 

手続き方法と費用

 

上記の物を持参して、申請書に必要事項を記入し窓口に提出する事で手続きは完了します。

 

登録手続きが完了すると、印鑑登録証(印鑑登録カード)と呼ばれるカードがもらえます。カードの発行に数百円ほどの手数料がかかります。

 

印鑑登録証 画像

≪出典:ウィキペディア

 

マイナンバーカードを持っている方は、マイナンバーカードを印鑑登録証にする事も可能です。

 

マイナンバーカードに印鑑登録が設定されると、マイナンバーカードで印鑑証明書を取得する事もできます。

 

印鑑登録証明書(印鑑証明)

印鑑登録証明書 画像

≪出典:Asiajob

 

印鑑登録証明書は、市区町村に登録されている印鑑(実印)である事を証明するための書類です。

 

印影と住所・指名・生年月日・性別などが記載されていて、車の売却の際に実印と併せて必要になってくる書類です。

 

発行から1ヶ月以上経過していないものが2枚必要です。

 

手続き方法と費用

 

印鑑登録カードを持っている方は、市区町村で印鑑登録カードと必要事項を記入した印鑑証明書交付申請書を窓口で提出します。

 

印鑑登録時と異なり、印鑑証明の交付時は身分証明書は必要ありません。

 

費用は手数料として、市区町村によって多少異なりますが1枚300円程度かかります。

 

また印鑑証明書は、コンビニ交付に対応している市区町村であれば、マイナンバーカードを利用してコンビニで取得することができます。発行手数料は200円。

 

マイナンバーカードは本人しか使用できないので、代理人が発行する事は出来ません。

 

住民票・戸籍謄本

住民票 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

住民票とは、現住所や氏名を証明する事ができる書面です。

 

車の売却の際は、車検証の住所と印鑑登録の住所が違う場合に必要になってきます。軽自動車は必要ありません。

 

戸籍謄本 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

戸籍謄本とは、氏名や生年月日、死亡年月日などの情報や、婚姻・離婚歴、続柄(血縁関係)などが記載された書面です。

 

車の売却の際は、結婚をして姓が変わっている場合など戸籍上の変更があった場合に必要になってきます。

 

手続き方法と費用

 

住民票・戸籍謄本ともに、市区町村の窓口で発行してもらえます。

 

窓口に備え付けの請求用紙に必要事項を記入し、本人確認書類と一緒に提出します。

 

発行手数料は300円程度です。有効期間は、一部手続きを除き発行日から3ヵ月となっています。

 

また住民票・戸籍謄本ともに、コンビニ交付に対応している市区町村であれば、マイナンバーカードを利用してコンビニで取得することができます。発行手数料は200円。

 

マイナンバーカードは本人しか使用できないので、代理人が発行する事は出来ません。

 

委任状・譲渡証明書

委任状 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

委任状とは、本来申請を行うべき当事者が直接申請を行えない場合に、指定の代理人に権限を委任することで、申請を行えるようにする書類です。

 

下取りの際に名義変更などの手続きを代行してもらった事を証明するために必要な書類で、実印による押印が必要です。

 

譲渡証明書 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

譲渡証明書は、売買や譲渡で自動車の所有者が変わった場合に、いつ、誰に譲渡が行われたかを証明する書面です。

 

下取りの際に自動車を譲渡した事を証明するために必要な書類で、こちらも実印による押印が必要です。

 

委任状・譲渡証明書ともに、ネットから無料でダウンロードする事も可能ですが、下取りしてもらうディーラーでもらう事もできます。

 

 

リサイクル券

リサイクル券 画像

≪出典:車検と車の手続き案内センター

 

リサイクル券とは、「自動車リサイクル法」(2005年1月施行)で定められたリサイクル料が、正しく納められているかを確認する為の証明書です。

 

車検を受けるときや廃車手続きの際に必要になってくる書類です。一般的に車検証と一緒に、車検証入れに保管している事が多いです。

 

紛失した場合は?

リサイクル券に関しては、車購入時に払わされているものを証明する書類で、基本的には返還されるのですが、書面上の手続きが面倒な為、下取り料や買取料の中に含まれている場合がほとんどです。一応再発行も自動車リサイクルシステムのサイトで出来ますので、下取り時に確認し、必要ならば再発行しておきましょう。

 

リサイクル券は原則として再発行はできませんが、「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷してリサイクル券の代わりとして使用する事ができます。

 

リサイクル券預託状況 画像

≪出典:自動車リサイクルシステム

 

再発行の手順

 

再発行の自動車リサイクルシステムより、以下の手順に従って必要事項を記入し進めると、自動車リサイクル料金の預託状況を印刷する事ができます。

 

自動車リサイクル料金の預託状況の印刷について

≪出典:自動車リサイクルシステム

 

再発行が必要な場合はこちらからご利用下さい。⇒「自動車リサイクルシステム」

 

整備手帳(保証書)・取扱説明書

整備手帳・取扱説明書 画像

≪出典:ユーカーパック

 

整備手帳は、12ヵ月点検や24ヵ月点検といった車の法定点検の整備記録が記載されている手帳でメンテナンスをしっかりしている車という証明にもなります。

 

通常は保証書(3年〜5年の期間保証・10万キロの距離保証など)と整備手帳がセットになっています。

 

取扱説明書は、車の取扱方法が書かれた説明書です。

 

メーターやハンドル周りのスイッチ類やボタンの操作は取扱説明書があった方がスムーズに行えるため、査定にプラス評価となります。

 

こちらも通常は、助手席のグローブボックスに車検証と一緒に保管している事が多いです。

 

紛失した場合は?

 

整備手帳(保証書)と取扱説明書は無くても売却する事は出来ますが、これらがすべて揃っていると下取りの際に査定額アップに繋がります。

 

整備手帳(保証書)は、新車で購入していれば購入した販売店に行けば、再発行してもらえる場合もあります。

 

取扱説明書も、購入した販売店で購入するか、メーカーのホームページからダウンロード出来る場合もあります。


車を下取りに出す流れと手続き!

車を下取りに出す流れと手続き!

 

初めて車を下取りに出すという方の中には、何から始めればいいのか、どのような流れで手続きを進めればいいのか分からないという方も多いようです。

 

そこで続いては、車を下取りに出してから新車購入までの基本的な流れと手続きについて詳しく紹介していきたいと思います。

 

基本的な流れ

車の下取りには、どのような手続きがあってどのような流れで進めればいいのか、基本的な流れと手続きについて紹介していきたいと思います。

 

前項でご説明した車の下取りに必要な書類が、どのタイミングで必要なのか?についても分かりやすく説明します。

 

下取りの流れ1

下取りの流れ2

下取りの流れ3

下取りの流れ4

下取りの流れ5

 

手続きの詳細

手続きの詳細

 

車の下取りは上記で紹介したような流れで、車の売却から新車購入までが行われます。

 

では、一つずつの手続きについて詳しく説明していきます。

 

STEP.1 販売店に行き購入する車を決定

 

STEP.1 販売店に行き購入する車を決定

 

基本的に車下取りの手続きは新しく車を購入するお店で、契約する際に同時に行うのが一般的です。

 

まずは、購入を検討しているメーカーの販売店に行き新しく購入する車を決めます。

 

STEP.2 購入する販売店で車の下取りを依頼

 

STEP.2 購入する販売店で車の下取りを依頼

 

購入する車が決定したら、新しく購入する車の販売店に、現在所有している車の下取りをしてもらいます。

 

この時に、上記で説明した書類が必要になってきますので、事前に準備が出来ていれば下取り査定もスムーズにしてもらう事ができます。

 

下取りに必要な書類の中で、委任状と譲渡証明書はほとんどの場合は販売店で用意してくれますので、基本的には前もって用意しなくても大丈夫です。

 

STEP.3 下取り査定額決定・購入する車の値引き交渉

 

STEP.3 下取り査定額決定・購入する車の値引き交渉

 

下取り査定額が提示されたら、その査定額を元に新しく購入する車の車体割引や、オプション割引の交渉をします。

 

もし、車の車体の割引が難しいと言われた場合は、付けたいオプションなどの値引きをしてもらえるように交渉をしましょう。

 

ダメもとでも一度言ってみると意外にいけるものもありますので、妥協せずに粘り強く交渉する事が大切です。

 

STEP.4 手放す車の下取り手続き・購入する車の契約

 

STEP.4 手放す車の下取り手続き・購入する車の契約

 

購入する車の総額が決定したら、いよいよ手放す車の下取りの手続きと新しく購入する車の契約になります。

 

書類・契約書はしっかりと目を通し、確認してから押印するようにしましょう。

 

ここで新車購入の際の書類が必要になってきますが、委任状は車の登録や名義変更の申請を販売店に委任するもので、販売店側が用意してくれますのでそこに署名と押印を行います。

 

車庫証明書も販売店側が代行して手続きしてくれる場合もありますが、一万円程度の手数料が発生しますので、時間のある方は自分で手続きした方が節約できます。

 

車庫証明書の手続き方法

車庫証明書とは、自動車の保管場所を確保していることを証明する書面です。

 

車庫証明書の交付を受けるには、保管場所(車庫)の住所を管轄する警察署に申請を行い、保管場所の確認を取ってもらう必要があります。

 

警察署で申請書の入手・作成

警察署で申請書を入手し、必要事項を記入。※都道府県警のホームページからダウンロードも可能
必要書類が用意できたら、保管場所を管轄する警察署に提出。

申請手数料 約2,000円(手数料を支払うと納入通知書兼領収書がもらえます。)
車庫証明発行までの期間 約1週間
車庫証明の受け取り 納入通知書兼領収書を窓口に提示し、標章交付手数料の500円を支払う。

 

STEP.5 新車購入

 

STEP.5 新車購入

 

下取りの手続きと新車の購入手続きが完了すれば、めでたく新車購入となります。

 

多くの場合下取りでの車の買い替えは、新車の納車日まで手放す車に乗っている事ができますので、新車の納車日に古い車と交換するかたちになります。

 

車の無い時期を過ごす事なく、車の買い替えが出来るのも下取りのメリットと言えます。

 

基本的に車の下取りは、言われた書類を用意し言われた所に印鑑をつけば、後は営業マンや担当スタッフに任せておくと全てやってくれます。

 

さらに、ほとんどの新車(中古車)契約の手続きと、持っている車の下取り手続きの両方が一緒に完了してしまいます。

 

このように、車の下取りは契約手続きの手間がほとんどかからないと言う点が最大のメリットと言えます。

 

一方購入するお店とは別に、中古車専門店に事前に買取査定を依頼する場合は、手続きが面倒ですが、その分高額な査定になりやすいと言うメリットがあります。

 

時間がなければ下取り、時間があるなら買取で高額査定を狙うと言う方法がオススメです。


車下取りの手続き前の注意点!

車下取りの手続き前の注意点!

 

ここまでお読み頂くと、下取りの手続きの流れや事前に準備する書類などはご理解頂けたかと思います。

 

車を下取りに出す事には、売却から新車購入までを手間をかけずに行う事が出来るという大きなメリットがあります。

 

しかし、販売店の言われるがままに車を売却すると、後でトラブルになったり売却価格が相場より低くなってしまう場合もあります。

 

出来るだけ納得のいく形で車の売却が出来るように、最後に下取り前に注意しておくべきポイントについて紹介します。

 

不安な場合は書類のコピーを取る!

前項でご説明したように、下取りの手続きにはいくつかの書類が必要となります。

 

車を売却する際には、この書類に関して出来ればコピーを取っておく事をおすすめします。

 

特に、

車検証
自賠責保険証
自動車納税証明書

の3点は、万が一買取でトラブルが起きた場合にすぐに車の特定をする事ができます。

 

面倒に感じますが、曖昧な自動車の個人売買や、認知度の低い個人経営の中古車買い取り店に売却した為に、後々トラブルを招いたと言う事例もあります。

 

そういった事のないように、出来れば今所有している書類は全てコピーを取っておく方が安心です。

 

下取り時にかかる費用に注意する!

下取りの場合は、車の購入と一緒に契約と手続きを済ませるため、色々な名目で購入金額に余分な料金が加算されている場合があります。

 

中には、”下取り査定料”や、”下取り手続き代行手数料”などを取られている場合がありますが、営業マンや販売スタッフ次第でカットしてもらえる事も良くあります。

 

契約のハンコを押す前に、「他店では下取り査定料はかからないって言われたんだけど…」などと言うと、意外とあっさりとカットしてもらえる場合もあります。

 

値引き交渉しやすい諸経費
諸経費 費用相場
下取り査定料・下取り車手続き代行費用 1万5千円〜2万5千円程度
車庫証明手続代行費用 5千円〜1万5千円程度
納車費用 5千円〜1万5千円程度
希望ナンバー代行手数料 5千円〜1万円程度

 

上記のような諸費用は、比較的値引き交渉しやすい費用と言えます。

 

相場より高く料金が記載されているものは、交渉の余地がありますので費用相場も頭に入れておくと良いでしょう。

 

いずれにせよ、契約の際には一つ一つの費用をしっかりと確認し納得した上でハンコを押す事が大切です。

 

下取り額が決定した後の事も確認しておく!

車の下取り後のトラブルとして多いのが、一度査定額が決定した後に、修復歴や故障が見つかったなどと言われ、減額されてしまうケースです。

 

このようなトラブルの対処法としては、

売却する車の事故歴や不具合は正直に申告しておく
契約書の内容をしっかりと確認する

この2つが大切です。

 

査定額を高くしてもらうために、車の修復歴や不具合を査定時に伝えないのは、後でこういったトラブルを招く事になりますので、ちゃんと申告しておきましょう。

 

もう一つは、下取りの手続きの際、契約書に最後に押印する前に、売却後に査定額が変わる事はないか?という事を、必ず確認するようにして下さい。

 

国民生活センターの自動車の売却トラブルについての、消費者アドバイスでは下記のように記載されています。

 

国民生活センター 消費者アドバイス

≪出典:国民生活センター

 

瑕疵担保責任※は契約書に書いてあるはずですが、小さな文字で書かれていて分からない場合も多いです。

 

その旨の記載が、契約書のどこにあるのかを教えてもらい、瑕疵担保責任についてしっかりと確認しておきましょう。

 

※瑕疵担保責任とは、売買契約後でも査定時には発見が困難な欠陥が発覚した場合の責任は売り主にあるということ。

 

下取りに出す前に買取査定で相場を知っておく!

下取りに出す前に買取査定で相場を知っておく!

 

基本的には、下取りに出す前に買取査定を依頼し、相場を把握した上で下取りと購入の交渉をした方が有利に話を進める事が出来ます。

 

自分の車の相場を知らずに下取りに出すと、適正価格より大幅に低い価格で買取されることになり、数十万円も損をしてしまう場合もあります。

 

相場を知るだけでも交渉をスムーズに進める事が出来るので、出来れば時間を割いてでも少なくとも3社は、買取査定してもらってから下取交渉に入る事をおすすめします。

 

一番簡単な方法は、ネットの車買取一括査定です。複数の業者から一度に見積もりを取る事が出来るので、自分の車の本当の買取相場を知る事が出来ます。

 

査定を依頼しなくても、ネットで簡単な入力だけで自分の車の概算価格が分かるオススメの車一括査定サイトを紹介します。

 

ズバット買取比較

ズバット買取比較の公式サイトはこちら!

 

ズバット買取比較全国の大手買取業者200社以上が参加する買取一括査定サイトです。

 

最大10社の同時見積もりが可能で、簡単な必要事項を入力するだけで査定相場をすぐに知る事が出来ます。

 

ズバット買取比較の公式サイトはこちら!

 

ユーカーパック

ユーカーパックの公式サイトはこちら!

 

ユーカーパックは他の車一括査定サイトとは違って、買取業者がオークションに参加し入札するかたちになっていて、オークションに参加する業者も最大5000社という圧倒的な多さを誇るサイトです。

 

ネットでかんたんな情報を入力するだけで概算価格を知る事ができ、まずは自分の愛車の買取相場が知りたいという場合に気軽に利用できます。

 

また一般的な車一括査定サイトでは、複数の業者に査定を依頼する事によって、査定依頼後に営業電話がたくさんかかってくるという心配もありますが、こちらのユーカーパックでは連絡はユーカーパックからのみ!

 

各業者には査定後に車の状態だけが送信され、その情報で価格提示をするという仕組みになっているので、各業者それぞれから連絡が来る事もありません。

 

ユーカーパックの公式サイトはこちら!

 

車を下取りに出す際はいくつかの必要書類がいりますが、一つ一つ見て行くとそれほど面倒な手続きではありません。

 

事前に必要な書類を準備しておくと、スムーズに車の買い替えを行う事ができますが、実際に下取り査定に出して見積もりが出てからでも遅くはありません。

 

書類の準備や手続きの前に、車一括査定などを利用しお持ちの愛車の本当の価値を知ってから下取りに出す事も重要です。

 

車一括査定サイトを利用し、もし下取り価格が相場よりもかなり低いのであれば、買取専門店に売却する事も検討した方が良いかもしれませんね。

 

スムーズな車の下取りと納得のいく車の購入で、あなたにとって最適な車の買い替えができるよう、今回の記事を是非参考にして頂ければと思います。