後部座席にエアコンがついている車!暑さ対策や早く冷やす方法は?
夏場の車内は灼熱地獄かと思うほど暑くなるものですよね。
そんなときにエアコンは欠かせませんが、エアコンをつけたとしても後部座席はずっと暑いまま…なんてこともよくあります。
そうなると、やはり以下の様な点も気になってくるものです。
● 「車の後部座席をエアコンで早く冷やすにはどうすればいい?」
● 「車の後部座席の暑さ対策に効果的な方法って?」
● 「車の後部座席にエアコンがついている車もあるの?」
今回紹介する情報は、こうした疑問をお持ちの方にぴったりな内容になっています。
気になっている方は是非ご覧になってみてくださいね。
車の後部座席にエアコンがついている車種まとめ!
上記のような方法を試すことで、夏場でも車の後部座席の快適性を高めることは可能です。
しかしそれでも、やっぱり後部座席にエアコンがあるのとないのとでは大きな違いがあります。
数ある車種の中には、後部座席にエアコンが設置されている車種ももちろんあります。
後部座席にエアコンがついている人気の普通車
ミニバン
トヨタ アルファード
アルファードのような大型LLクラスのミニバンともなると、前席だけにエアコンというのも限界があります。
アルファードの場合は、前席左右・前後独立温度コントロールを可能にした「フルオートエアコン」が搭載されています。
ですからどの座席でも快適に過ごすことができます。
ホンダ ステップワゴン
ホンダのファミリーカーとしては定番であるステップワゴンには、運転席、助手席、後部座席の各ゾーンでの温度設定が可能な「トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー」や、左右独立温度コントロール式を採用している「プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンディショナー」がグレード別に設定されています。
トヨタ ヴォクシー
特別仕様車「煌」の発売も恒例行事となっているトヨタ ヴォクシーは、後部空調システムも充実しています。
HYBRID V、X“サイドリフトアップチルトシート装着車”には、「リヤオートエアコン」が標準装備となっています。
その他グレードでも、メーカーオプションとしてリヤオートエアコンを付けることができます。
また、上記グレードをのぞく全グレードには「リヤクーラー」が標準装備となっていますので、後部座席のエアコンは冷房だけでいいという場合はメーカーオプションを選ぶ必要はありません。
日産 セレナ
家族とのアウトドアやドライブに最適な日産の大人気ミニバン、 セレナには「オートエアコン+リヤクーラー」が標準装備されています。
また、グレード別の設定で「プラズマクラスター技術」搭載の「オートデュアルエアコン」が装備されています。
さらに、メーカーオプションには、花粉やホコリなどのアレルゲンを抑えてビタミンCを放出する「クリーンフィルタープレミアム」などもあり、室内をより快適に保つ装備が充実しています。
SUV
トヨタ ランドクルーザー
国内だけでなく世界各国にも人気を誇るランドクルーザーには、「前後左右独立温度コントロールオートエアコン」が標準装備されています。
前席中央にあるセンターコンソールより操作が可能なため、後部座席からの温度設定も自由に行えます。
ランドクルーザーにはオートエアコンだけでなく、リアヒーターコントロールパネルも搭載されており、冬でも快適に過ごす事ができます。
※5人乗りのGXには、前後左右独立温度コントロールオートエアコンは装備されていません。
ワゴン
トヨタ ハイエースワゴン
乗車定員数10人、広くゆとりのある室内空間が特徴のハイエースワゴンには、後部座席のエアコンが欠かせません。
ハイエースワゴンには、リヤクーラー(冷房・個別吹き出し付き)と、リヤヒーター(暖房)が標準装備されています。
天井にリヤクーラー用の個別吹き出し口が設置されているため、広々とした室内でも一人ひとりに快適な空気が行き渡ります。
コンパクトカー
3列目シートまである車だと、上記のように後部座席のエアコンが標準装備となっていることもあるのですが、コンパクトカーになると、なかなかそういった車種はお目にかかれません。
ただ、下記のようなファンが設置されたコンパクトカーもあります。
スズキ ソリオ
コンパクトカーでありながら、広々とした空間と使い勝手の良さが人気のソリオには、前席と後席の温度差問題を解消してくれる「スリムサーキュレーター」が設置されています。
サーキュレーターで空気を循環させることで、室内全体の温度を均一化することが出来ます。
また、後部座席の足元を暖める「リヤヒーターダクト」も装備されているため、寒い冬にも快適に過ごすことが出来ます。
後部座席にエアコンがついているおすすめの軽自動車
軽自動車も、後部座席のエアコンが標準装備されているようなものはさすがにありません。
なので、コンパクトカーと同じく、後部座席にファンが設置されたおすすめの軽自動車をご紹介します。
日産 デイズルークス
日産 デイズルークスの装備のひとつに、ナノイー発生機能が付いた「リヤシーリングファン」※があります。
※グレード別設定
このシーリングファンは、冷えた空気を後部座席側に送るサーキュレーターのような役目をしています。
サーキュレーターは、ご家庭での冷暖房とも一緒に使われることが多いですから、こうした機能を付けておくと後部座席の快適性アップにつながりそうですよね。
三菱 ekスペース
三菱 ekスペースにも、デイズルークスと同様なナノイー発生機能が付いた「リヤサーキュレーター」がグレード別に設定されています。
ナノイー技術によって、車内にいながらエステ気分を味わえたり、タバコの臭いを脱臭したりといった効果を感じることができます。
スズキ スペーシア
ファミリーカーとして人気のスズキ スペーシアには、コンパクトカーのソリオと同じく、「スリムサーキュレーター」が設置されています。
室内の空気を効率よく循環させ、冷たい空気や温かい空気の偏りを解消してくれます。
寒い冬には、運転席と助手席に装備されたシートヒーター、後席の足元に温風を送り込む「リヤヒーターダクト」が室内全体を暖かく保ちます。
マツダ フレアワゴン
全車がエコカー減税の対象になっているマツダのフレアワゴンは、走行性能と環境性能に優れた軽自動車として人気です。
フレアワゴンにも、スズキ スペーシアと同様「スリムサーキュレーター」と「リヤヒーターダクト」が装備されています。
また、「ナノイー」搭載の「フルオートエアコン」が装備されたグレードもあり、弱酸性で快適な空気を保ってくれます。
予算よりワンランク上の車に買い替える為のコツ!
前項でご紹介したような、後部座席にエアコンが装備されている車を購入する事が出来れば一番いいのですが、「予算の都合上そう簡単にはいかない…」という人も多いのではないでしょうか。
でも、あきらめるのはまだ早い!今乗っている車を高く売る事が出来れば、予算よりもワンランク上の新車へ乗り換える事ができるかもしれません!
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まずは今乗っている車の価値がどれくらいかを確認し、思ったより高い査定額が付くようなら、後部座席にエアコンが標準装備された車への乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
車の後部座席が暑い!快適に乗る為の暑さ対策まとめ!
車の後部座席を少しでも早く冷やすには、どのような点を心がければいいのでしょうか?
車の後部座席を早く冷やす方法ってある?
車の後部座席を早く冷やすためには、以下の様にエアコンの向きなどを調整してみる方法が有効です。
1.窓を全開にする。(走り出してから2分程度まで)そうすることで、熱くなった車内の空気を外に出すことができる。
2.エアコンの吹出口を天井の方向に向け、風量最大、設定温度を最低にして、外気導入でエアコンをONにする。また、吹出口の向きを後部座席に風がいくようにセットする。(例:車両中央のエアコンは、運転席と助手席との間を風が通っていくように向きを調整する。)
3.車内の温度が外気より低くなったと感じたら、窓を閉める。そしてエアコンを内気循環にする。
4.適宜、温度、風量を調整する。
車の後部座席を冷やすのにオススメなグッズ5選!
車内のエアコン効率化のためには、日頃からなるべく車内を熱くしないようにすることも大切です。
こちらでは、そういった用途として役立つグッズも紹介しています。
1.スモークフィルム
運転席や助手席の窓には道路交通法での規制により貼ることができませんが、後部座席の窓やバックドアであれば貼ることができます。
スモークフィルムを貼ることによってエアコンを効率良く冷やすことができるようになります。
2.サンシェード
サンシェードは、車内の暑さ対策の大定番ですね。
サンシェードをつけることによって、太陽からの日射熱を遮断することができます。
もしサンシェードをつけるのであれば、色はホワイトかシルバーで、厚みのあるものがオススメです。
断熱タイプであれば、より日射熱の遮断効果を高めることができます。
3.濡れタオル
グッズというほどではないのですが、ハンドルやダッシュボードなど、熱を帯びた箇所を濡れタオルでふくという方法も後部座席の暑さ対策としてオススメです。
そうすることで気化熱の影響を受けることができるので、エアコンの効果を高めることが可能になります。
4.扇風機を取り付ける
扇風機を取り付けることで、車内の空気を循環させることができます。
専用の車内扇風機は1,000円代前半などの安価で販売されていますので、気軽に取り入れることができます。
5.車に水をかける
こちらもグッズとは違うのですが、水を使える環境であれば、ホースやバケツを使って車体に水をかけるという方法も有効です。
これも気化熱の作用で車体の熱が下がるので、暑さ対策になります。
外出先では難しいですが、家から出発するときには比較的試しやすいのではないでしょうか。
さて今回は、車の後部座席を早く冷やす方法や効果的な暑さ対策、さらには後部座席にエアコンがついたおすすめの車について紹介してきました。
今後のカーライフや車選びに、今回の情報がお役立ていただければ幸いです。