車のカラーで人気なのは? 色のイメージや選び方!耐久性は?
車のカラーは、その車の第一印象を大きく左右しますよね。
このため、カラー選びでいろいろと迷っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
またそういった場合、以下の様な疑問にもお心当たりがあるかもしれません。
● 「車のカラーで人気が高いのは?」
● 「車のカラーによって人によって与える印象はどう変わってくる?」
● 「車のカラーによって耐久性も違ってくるの?」
そこで今回は、こうした疑問を解消していただける情報を紹介していきます。
車のカラーの選び方で迷っている方、さらには車のカラーチェンジに興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
車のカラーのそれぞれのイメージや耐久性、選び方について!
こちらでは、車のカラーのイメージや耐久性、選び方のポイントについて紹介していきます。
車のカラーとそれぞれのイメージや与える印象一覧!
日本だと、車のカラーとして「ホワイト」「ブラック」「シルバー」が人気が高いですね。
これら定番カラーが占める割合は、何と全体の80%以上といわれています。
ちなみに米国の化学系複合企業であるデュポン社の自動車人気色調査(2012)では、日本ではホワイトが第1位(27%)、ブラックが第2位(22%)、シルバーが第3位(17%)という結果でした。
さて、この定番カラーにはそれぞれどんなイメージがあるのでしょうか。
ホワイト
清潔感、シンプル、味気ない
ブラック
重厚感、高級感、威圧感
シルバー
上品、落ち着いている、無機質
では続いては、定番カラー以外のイメージを紹介していきます。
レッド
情熱的、エネルギッシュ、危険
ブルー
知的、冷静、寂しさ
イエロー
明るい、幸福感、子どもっぽい
グリーン
穏やか、癒やし、受動的
パープル
神秘、高貴、下品
ピンク
優しい、愛情、弱い
すでにおわかりのように、上記イメージにはあえてネガティブなイメージも含めています。
ただ現実問題、車のカラーを見ただけで上記を瞬時に連想する人はあまりいないですから、カラーが与える印象に惑わされることなくお好きなカラーをお選びいただくのがいちばん良いのではないでしょうか。
車のボディーカラーで耐久性は変わるの?
車のカラーによって、紫外線・赤外線吸収率が異なるため、それがカラーの耐久性にも影響してきます。
もっとも耐久性に優れた車のカラーは「ホワイト」です。
一方、耐久性(色あせ)の面で厳しい評価になってしまうのが「レッド」です。
レッドは波長の短い紫外線の吸収率が高く、他のカラーに比べると色あせしやすいといわれています。
ただ最近は塗料の質もさらに向上しており、紫外線のダメージに強い塗料が使用されるようになってきています。
このため、レッド系のカラーの鮮やかさも長期間楽しむことができます。
ですから最近の車であれば、カラーごとの耐久性はあまり気にせずに選ぶことができるのではないでしょうか。
車のカラーはどう選ぶ?選び方のポイントって?
汚れが目立ちにくいカラーなら
車を選ぶときに、「こまめに洗車をしなくても汚れが目立ちにくいカラーがいい」と考えることもありますよね。
そういった希望があるのであれば、ボディカラーは「シルバー」がオススメです。
ブラックなどのダークカラーはワックスの拭き跡や泥汚れなどが目立ちやすいですし、ホワイトは泥汚れに加え手入れ不足だと黄ばんだように見えるというデメリットがあります。
査定のことを考えるなら定番カラーを
車のカラーは、査定額にも影響します。
少しでも有利に査定を進めたいのであれば、ホワイト、ブラック、シルバーのいずれかがオススメです。
これら定番カラーは人気があるから定番となったわけですので、中古車市場でも当然人気があります。
事故防止のことを考えるなら!?
実は、車のカラーによって事故率には差があるという考え方があります。ここで注意したいのが「ブルー」の車です。
ブルーは後退色なので、他のカラーに比べると実際より遠くに見えてしまいがちです。
このため、後続車が勘違いをして車間距離を縮めすぎてしまうことにより事故が起きることがあるとされています。
実際にネット上では青い車の事故率がもっとも高いとするデータも示されていますが、そのデータは1968年のもので調査対象となった車も2,048件ということなので、「青い車は事故が起きやすい」というのは都市伝説的なところもあるといえます。
その一方で、事故防止に効果的なのでは?といわれているのが「レッド」の車です。
レッドは進出色といって実際よりも近くに存在するように見えるカラーであり、また緊張を促すカラーでもあることから、そのようにいわれる場合があります。
ただ、これに関しても都市伝説の域を出ないので何ともいえません。逆に、赤い車は事故が多いという意見さえあるほどです。
このように現時点では車のカラーによる事故リスクの差については不確かですが、「自分的に何となくブルーは避けたいかな」と思うのであれば、それをカラー選びに役立てる分にはまったく問題ありません。
しかし、もちろんどのカラーを選ぶにせよ、安全運転は常に心がけることが大切です。
車のカラーリングを変えたい!費用や工賃はどれぐらいかかる?
ヘアカラーリングであれば気軽に変えることができますが、車のカラーを変えるとなるとなかなかそうもいきません。
実際のところ、車のカラーを変えるというのは現実的なんでしょうか?
車のカラーリングは変えられる?
結論からいうと、車のカラーは後からでも変えることができます。
カラーを変えたい場合は、まずはディーラーもしくは専門の塗装業者に相談しましょう。
そこで見積もり書を作成してもらい依頼するか決めることになりますが、このとき、可能であれば複数の業者から見積もりを取ることをオススメします。
そうすることで見積もり額などの比較を行なうことができます。
車のカラーを変える場合、費用はどれくらいかかる?
車の大きさやカラー、塗装方法などによって費用は変わってきますが、「30万円〜60万円程度」というのがひとつの目安になってきます。
このように高い費用が発生する全塗装ですが、さらに残念なことに全塗装をした車は査定で不利になってしまいます。
全塗装が原因で、査定額が30万円ほど下がってしまうケースもあるようです。
査定額を気にされる場合は注意が必要ですね。
さて今回は、車の人気カラーやカラーごとの印象、選び方のポイントといった情報をたっぷりとお届けしてきました。
その中で何か参考にしていただける情報があれば幸いです。