音質が最高の車ランキング!音質が良い車とは?音質向上の方法は?
「車の運転中には、音楽が欠かせない」という方も多いのではないでしょうか。
好きな音楽を聴きながらだと車内の雰囲気もよくなり、運転も楽しくなるものです。
その楽しみをさらに高めるためにこだわりたいのが「カーオーディオの音質」です。
そんな音質に対しては、以下の様な疑問が出てくることもあります。
● 「音質が最高な車ってなんだろう?」
● 「カーオーディオの音質を向上させる方法はある?」
● 「純正カーオーディオの音質がいい車にはどんな車種がある?」
● 「軽自動車でもカーオーディオの音質がいい車はある?」
そこで今回は、こうした疑問を解消していただける情報をまとめていきます。
音質が良いおすすめの車種、搭載されているオーディオシステムなども詳しくご紹介しています。
興味のある方は方は、是非最後までご覧になってみて下さい。
カーオーディオの音質を向上させる方法は?
いくら音質が最高の車といわれても、買い替えの予定がなければそれだけを理由に買い替えるのも難しいですよね。
そこで気になるのが、今あるカーオーディオの音質を向上させる方法です。
車の音質が悪いと感じる原因は?
そもそもカーオーディオの音質が悪いと感じてしまうのはどうしてなのでしょうか?
車内以外で音楽を聴く場合と比べて、音質が低下する原因としては以下のような事が考えられます。
● 車両の軽量化やコスト面などの関係で、もともとの部品の性能がよくない
● ガラスやプラスチックで音が反射して音質が悪くなる
● 車の内装材、シートなどが音を吸収してしまう
● スピーカーの取り付け位置と乗員の耳の位置のズレによって音質が低下する
● 走行音が影響するなど、車内が音を聴く環境として適していない
上記のような原因により、音質が悪いと感じてしまう事が多いカーオーディオですが、音質を向上させる方法もあります。
車の音質を向上させるにはどうすればいい?
ではさっそく、今あるカーオーディオの音質を向上させる方法をご紹介していきます。
スピーカーを交換する
音質向上に、スピーカーの交換はいちばん効果的であるといわれています。
スピーカーには、以下の2タイプがあります。
コアキシャルスピーカー
≪画像引用:Amazon≫
中低音を受け持つ「ウーファー」、高音を受け持つ「ツイーター」が同軸上に存在するスピーカーです。
それらが同軸上に存在していることで音のバランスが良くなります。
また、取り付けが比較的簡単という特徴もあります。
ただ音が存在する位置(以下定位)が下がりがちになってしまうというデメリットがあります。
高音域ほど定位がハッキリしてしまいますが、コアキシャルスピーカーの場合はウーファーとツイーターが一体化しており、それが足元にきてしまうので、足元から音が聞こえてくる感じがどうしてもあります。
セパレートスピーカー
≪画像引用:Amazon≫
上記とは異なり、中低音のウーファー、高音のツイーターが分離しているものがセパレートスピーカーです。
セパレートスピーカーの場合はツイーターが耳もとに近くなるため、定位も上がります。
ただセパレートタイプなのでコアキシャルスピーカーよりは設置が面倒ですし、値段も高めです。
また、コアキシャルとセパレートのどちらが聴き心地が良いかはケースバイケースな部分があります。
コアキシャルのほうが音が耳に向かってくる感じがないので聴き疲れしにくいという人もいますから、まずは試聴されることをおすすめします。
ヘッドユニットを交換する
≪画像引用:Amazon≫
ヘッドユニットは、音源の再生を行う装置のことです。
ボリューム調整など、車内で実際に操作するのはこのヘッドユニットになります。
これを交換するのも、音質向上には効果的です。
インナーバッフルを取り付ける
≪画像引用:Amazon≫
インナーバッフルとは、スピーカーを固定してドアの鉄板に伝わる振動を抑える役割を持つものです。
純正スピーカーですとインナーバッフルとスピーカーが一体化している場合があり、音質向上のために車からスピーカーを取り外すと、それと同時にインナーバッフルも取り外されてしまうことになります。
ですからスピーカーを交換する際には新たにインナーバッフルも取り付けるようにしましょう。
インナーバッフルひとつ取っても、各商品で本質に与える影響は異なります。
パイオニアの商品紹介ページではインナーバッフルの「中域再生力」などが3つ星で評価されています。
これも商品選びの参考になります。
デッドニングをしてみる
≪画像引用:Amazon≫
デッドニングとは、車のドアの鉄板に施す防振処理のことです。
純正カーオーディオのまま音質を向上させたい場合や、音のボリュームを上げたときのビビリ音が気になる場合などに、このデッドニングはおすすめです。
デッドニングは業者に依頼すると高額な工賃を取られますが、デッドニングキットが市販されていますのでDIYも可能です。
サブウーファーを追加してみる
≪画像引用:Pioneer≫
低音は走行音の影響を受けやすく、時に低音のパンチが弱いと感じてしまいます。
サブウーファーを追加することで、迫力のある低音を車内でも楽しむことができるようになります。
パワードサブウーファーですと設置も簡単ですので初心者にもおすすめです。
高音質オーディオシステム搭載!音質が最高の車ランキング
「車でも高音質で音楽を楽しみたいけれど、カーオーディオやDIYには詳しくないし、面倒なのはイヤ。」
もともと音質が最高な車があれば、それを買ってしまったほうが楽といえば楽です。
そこで最後は、音質がいいと評判のおすすめの車種を紹介していきます。
普通車で音質が良いおすすめの車8選!
レクサス IS 【“マークレビンソン”レクサスISプレミアムサウンドシステム搭載】
≪画像引用:レクサス IS≫
レクサスには、米国を代表するオーディオブランド『マークレビンソン』が搭載されています。
もともと、据置機を専門としているマークレビンソン。
しかしレクサスの車の静かさが認められたことで、レクサス車のカーオーディオが搭載されるようになりました。
『“マークレビンソン”レクサスISプレミアムサウンドシステム』では、演奏会場のような臨場感ある音楽再生をコンセプトに、明確な音像と自然な音場の広がりを実現しています。
レクサス LS 【マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンドサウンドシステム搭載】
≪画像引用:レクサス LS≫
レクサスの中でも唯一『マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンドサウンドシステム』を搭載しているのがレクサスLSです。
最上位グレードの「EXECUTIVE」には標準装備されています。
カーオーディオ用に開発された技術「Quantum Logic Immersionサウンドテクノロジー」により、車内とは思えないほどのゆったりとした心地よいサラウンド感が味わえます。
構成されているスピーカーは23個、運転席だけでなく後部座席でも高音質の音楽を楽しむことが出来ます。
トヨタ プリウスPHV 【JBLプレミアムサウンドシステム搭載】
≪画像引用:トヨタ プリウスPHV≫
プリウスPHVは、10のスピーカーをレイアウトした『JBLプレミアムサウンドシステム』のオプション装備が可能です。
スピーカーには、重低音を車内に響かせるドアウーファーも含まれています。
≪画像引用:JBL x トヨタ≫
パワフルで大口径のウーハーとJBL独自のホーンテクノロジーで、ダイナミックで臨場感あふれる音を実現。
各車種のインテリアに合わせて専用で設計されているため、各スピーカーが音楽を存分に楽しむ事ができる最適な位置に設置されています。
トヨタ ベルファイア 【JBLプレミアムサウンドシステム(17スピーカー)搭載】
≪画像引用:トヨタ ベルファイア≫
ベルファイアも、メーカーオプションで『JBLプレミアムサウンドシステム』を選ぶ事が可能、広い室内空間でも最適な音質を確保します。
後席用のルーフスピーカーを含む17のスピーカーを最適にレイアウト、専用のサブウーハーもバッグドアに設定されています。
アルファードでは、グレード「Executive Lounge」と「Executive Lounge S」で、『JBLプレミアムサウンドシステム』が標準装備されています。
日産 フェアレディZ 【BOSEサウンドシステム搭載】
≪画像引用:日産 フェアレディZ≫
フェアレディZのオーディオシステムでは、専用開発された『BOSEサウンドシステム』が選べます。
車内空間を活かしたスピーカーの設置により、自然な音源の再生とダイナミックなサウンドを実現しています。
また、エンジンサウンドをより楽しむためのアクティブサウンドコントロール、アクティブノイズコントロールやBOSEスピーカーシステムはグレード別に設定されています。
マツダ MAZDA3 【マツダ・ハーモニック・アコースティックス搭載】
≪画像引用:マツダ MAZDA3≫
MAZDA3には、理想のカーオーディオを追求して開発された『マツダ・ハーモニック・アコースティックス』を全車に標準装備、メーカーオプションでは、12スピーカーの『BOSEサウンドシステム』を選択することも出来ます。
マツダ・ハーモニック・アコースティックスは8スピーカーから構成され、低音域スピーカーはカウルサイドに、中音域スピーカーはフロントドア上部に設置するなど、スピーカーレイアウトにこだわり、良い音を楽しめる環境を提供しています。
また、「運転席モード」と「全席モード」の2種類の音響空間モードが設定されており、低域や高域のレベル調整や音のバランス調整などの細かい調整も可能です。
≪画像引用:マツダ 公式ブログ≫
トヨタ ランドクルーザー 【JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー)搭載】
≪画像引用:トヨタ ランドクルーザー≫
グレード「ZX」「GR SPORT」には、『JBLプレミアムサウンドシステム(14スピーカー)』がメーカーオプションとなっています。
「VX」「AX」には『10スピーカーサウンドシステム』をオプション装備として設定、インパネやドアにスピーカーを設置、トランクルーム横にはパワフルな低音域を楽しむ事ができるボックスサブウーファーが配置されています。
また、11.6インチのFHDディスプレイ『リアシートエンターテイメントシステム』なども、ランドクルーザーの魅力です。
スバル レガシー アウトバック 【ハーマンカードンサウンドシステム搭載】
≪画像引用:スバル レガシー アウトバック≫
レガシー アウトバックには、音域を忠実に再現する『ハーマンカードンサウンドシステム』がメーカーオプションとなっています。
ドアスピーカーとサブウーファーにより低音の迫力を強化、コンパクトでありながら高音質なユニティスピーカーなどを含む12の専用スピーカ―を最適な位置にレイアウトされています。
また、ハーマン社独自の最新技術である「GreenEdge」テクノロジーを採用することで、音質を向上させるだけでなく、消費電力の低減も実現しています。
低価格で音質も最高!軽自動車なら『N-BOX SLASH』
≪画像引用:N-BOX SLASH≫
軽自動車に限ったことではないのですが、車両本体価格の安い車だとスピーカーにかけられるコストもかなり限られてきます。
このため軽自動車のスピーカーに関しては、基本的に音質にはあまり期待できません。
ですから軽自動車でいい音を楽しもうと思えば、社外品に頼るのが効果的なのです。
しかし、そんな軽自動車の常識を打ち破るような車種があります。それがホンダの「N-BOX SLASH」です。
N-BOX SLASH 【サウンドマッピングシステム搭載】
N-BOX SLASHには、なんと『サウンドマッピングシステム』が搭載されています。
クリアな音質を実現するために、N-BOX SLASHには「17cmバックロードホーン型サブウーファー」「17cmケブラーコーンスピーカー」「12cmケブラーコーンスピーカー」「アルミドームツイーター」「360W MOS-FETパワーアンプ」が計10箇所配置されています。
さらに、ルーフライニングインシュレーターや、サウンドマッピングシステム装備車専用フロントドアホールシールなどの防音材で、音楽を引き立てる工夫も施されています。
軽自動車で、ここまでオーディオシステムにこだわった車種もなかなかないのではないでしょうか。
※残念ながら2020年2月をもって生産終了しているため、中古車での購入しか出来ません。
さて今回は、車で聴く音楽の音質を向上させるための方法や、音質が最高と評判の車について紹介してきました。
今回ご紹介した情報の中で、何か参考にしていただける内容があれば幸いです。