アイサイトver4の違いは?Ver2、3との比較!搭載車は?
2017年夏に新たに登場した「アイサイト・ツーリングアシスト」。
この機能が加わったことで、スバルのアイサイトはさらに進化しました。
さて、そんなアイサイトのverについては以下の様な疑問も出てくるのではないでしょうか。
● 「アイサイトver4とver3の違いって?」
● 「アイサイトver2とver3はどう違うの?」
● 「アイサイトver4の搭載車種は?」
そこで今回は、こうした疑問を解消していただける情報をまとめていきます。
アイサイト搭載車に興味がある方は、是非チェックしてみてくださいね。
スバルアイサイトVer4の特徴と比較まとめ!
スバルのアイサイトver4には、どういった特徴があるのでしょうか?
スバルアイサイトVer4はまだ出てない!?
2017年夏にアイサイトの新機能として登場したのが「アイサイト・ツーリングアシスト」です。
この機能が加わったことで、もしかしたらあなたも、アイサイトは現行のver3からver4にバージョンアップされたと思ったかもしれません。
しかしアイサイト・ツーリングアシストが追加されたアイサイトも、基本性能はver3なので、実際はver4ではないのです。
インターネット上では、「改良版アイサイト」などといわれていますね。
アイサイト・ツーリングアシストの特徴
アイサイト・ツーリングアシストとは、0km/h〜約120km/hの車速域において、アクセル、ブレーキはもちろん、ハンドル操作までも自動アシストしてくれる機能のことです。
これにより、改良版アイサイトの自動運転のレベルは、レベル2相当までに進化しました。
アイサイト・ツーリングアシストの先行車についていく「全車速追従機能付クルーズコントロール」は車間距離の維持に役立つ機能で、減速・停止まで自動で行うことができます。
またハンドル操作の自動アシストによって、「車線中央維持」や「先行車追従操舵」のサポートを受けることができます。
これまでのアイサイトver3にも「アクティブレーンキープ(車線逸脱防止支援システム)」という機能がありましたが、従来型ですと車速は約60km/h〜100km/hまでに限られていました。
それが改良版では、上記のように0km/h〜約120km/hまでの全車速へとバージョンアップ。
さらに改良版には、0km/h〜約60km/hの車速域において先行車を認識しながらの追従走行ができる機能が追加されています。
2017年発売のアイサイトver4(アイサイト・ツーリングアシスト)の搭載車は?
アイサイトver4と勘違いしがちでもある「アイサイト・ツーリングアシスト」の初代搭載車種に選ばれたのが「レヴォーグ」と「WRX S4」です。
これに伴い、両車種はマイナーチェンジを行い新型モデルとなりました。
なお両車種の全グレードには、アイサイト・ツーリングアシストが標準装備となっています。
レヴォーグ
新車価格 283万円〜405万円
WRX S4
新車価格 337万円〜374万円
今後は、こうしたアイサイト・ツーリングアシストの搭載車も順次拡大していくことが予想されます。
アイサイトver4はいつ発売される?
2014年から登場しているアイサイトver3の改良版が2017年夏に出たばかりということを考えると、ver4の登場はまだまだ先のように思えます。
アイサイト・ツーリングアシストが発表された当初は、その新機能が追加されたアイサイトは「ver4になるのではないか」という見方がありましたので、ver4を期待していた人からしてみると改良版アイサイトはややインパクトに欠ける部分があったかもしれません。
ただver4にしなかったのには理由があります。
これまでアイサイトは、ステレオカメラの性能進化などをきっかけにver1、ver2と呼称を変えてきました。
ただ同じver3でも、車種ごとでやや機能に差が生じており、それが「わかりにくい」というクレームを生んでいました。
そこで今後は、verの違いのみならず、機能名を意味するサブネームによっても区別できるようにしたのです。
アイサイト・ツーリングアシストという機能名が広く知られるようになれば、その有無も車選びでは重要になってくるので、こうした区別の仕方はお客側にとってはありがたいかもしれませんね。
アイサイトver2とver3の比較!
2014年6月、アイサイトver3を搭載したレヴォーグが発売されました。
ver2とは、主に以下の様な部分で違いがあります。
- モノクロカメラからカラーカメラに変更。これにより、視認性能がアップした。
- 視野角、射程がver2から40%アップした。
- カラーカメラへの変更で先行車ブレーキランプ視認機能が加わった。
- 50km/h以下であれば、衝突回避、被害の軽減に対応できるようになった。
- アクティブレーンキープ機能が加わった。
- AT誤発進抑制制御機能において、バック方向への対応が可能になった。
このようにバージョンアップのたびに進化を見せてきたスバルのアイサイト。
今後ver4が登場するとなれば、それは基本性能も大幅に進化していることを意味していますから、ユーザーとしてはそこにも期待したいですよね。
ただ、バージョンアップとはいかないまでも、今回のような新機能も十分魅力的です。
実際にアイサイト・ツーリングアシストが機能するとドライバーとしてはどのように感じるのかというのは、やはり気になりますよね。
アイサイト・ツーリングアシスト搭載車に関しては、高速道路もしくは一部イベントに限り試乗を行っていただけます。
さて今回は、アイサイトver4と勘違いしてしまうこともある「アイサイト・ツーリングアシスト」の情報を中心にお届けしてきました。
上記のように、アイサイト・ツーリングアシストが新たに加わったアイサイトver3は、これまでのアイサイトとは別物といえるかもしれません。
ドライブ好きとしては、試してみたくなりますよね。
ただ残念ながら、改良版アイサイトの搭載車は現状レヴォーグとWRX S4の2車種のみとなっています。
これらがお好みでない場合は、次回以降の搭載車に期待していきましょう。