ドイツ車の特徴と魅力は?日本で売れている人気車種トップ10!
「日本の道路を走る輸入車でよく見かけるのは圧倒的にドイツ車である」という方も多いのではないでしょうか。
確かにドイツ車は世界的にも人気ですし、メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、フォルクスワーゲンなど日本でも馴染みあるブランドはたくさんあります。
そんなドイツ車に興味を持っている方は、以下の様な疑問を抱いているようです。
● 「ドイツ車は結構走っているけど、どうして人気があるんだろう?」
● 「ドイツ車って値段が高いけど、それ以外にどういう特徴がある?」
● 「ドイツ車と日本車の違いって?比較した時の違いは?」
● 「日本で売れているドイツ車は?一番売れているのは何?」
もしかするとあなたも同じような疑問を持ち、当ページにご訪問頂いたのではないでしょうか?
そこで今回は『ドイツ車の特徴と魅力は?』と題して、ドイツ車の特徴や魅力などをタップリとご紹介していきたいと思います。
もちろん、特徴や魅力だけではなく日本で売れている人気車種トップ10も掲載していますのでドイツ車にご興味がある方は是非最後までお読み頂ければと思います。
ドイツ車共通の特徴と魅力!日本車との違いは?
自動車産業が盛んなドイツは、日本と同様に高い技術を持っており、その技術と人材を生かして数多くの名車を生み出してきました。
代表的なのはやはりメルセデスベンツでしょうか?『一度は購入して乗ってみたい!』と考えている人も多いことでしょう。
しかし、なぜドイツ車は高い人気を獲得しているのでしょうか?
その理由を探るべく、こちらではドイツ車の特徴や魅力、そして日本車との違いなどを紹介していきます。
ドイツ車共通の特徴と魅力!
さっそくですが、まずはじめにドイツ車共通の特徴や魅力についてご紹介していきたいと思います。
ドイツ車が世界で評価されているのには、それなりの理由があります。
日本車だって負けないくらいの魅力を持っています。しかし、日本車とは違う特徴や魅力があるからこそ人気があるのではないでしょうか?
衝突安全性が高い
ドイツには、アウトバーンという道路があります。アウトバーンとは、ドイツやオーストリアに見られる一部区間を除く速度無制限高速道路で、走行する車は200q/h以上のスピードを出して走ることができます。
それはさておき、そういった道路がある以上は時速200km/h以上での走行も想定して車づくりをしなければなりません。
その200q/h以上という日本では考えられない速度が頑丈なボディを生み、衝突安全性への高評価につながったというわけです。
余談ですが、日本人の感覚だと時速200qでの走行は事故に繋がると連想しますよね。
しかし、不思議なことに本場ドイツでは日本に比べて事故が少ないと言われています。
走行安定性に優れている
アウトバーンで時速200km以上で走行するとなると、当然横風の影響も強く受けます。
ドイツ車は、そんな環境でも安定した走行ができるようなボディに仕上げています。
また速度が上がればカーブでの遠心力も強まりますので、それにも負けないサスペンションなどの足回りもドイツ車には必要になります。
結局、ドイツ車はアウトバーンという特殊な道路があるからこそ誕生した安全性に優れた車といっても過言ではありません。
内装のクオリティが高い
日本にも数多くの高級車はあります。ですが、全体的にコストダウンされている車ばかりで安く感じてしまうパーツも見受けられます。
特にプラスチック感全開の内装はどこかチープさを感じさせますが、ドイツ車ではソフトパッドという素材が多用されているため内装の質感に高級感が漂いますし、お金をかけるべきところにはしっかりお金をかけています。
また内装のデザイン性にも優れた車種が多く、そうしたクオリティの高さも特徴です。
運転の楽しさを重視している
ドイツ車は日本車に比べると、若干ハンドル操作で重みを感じます。
『重いハンドルは辛い!』という人もいると思いますが、運転の楽しさを追求する人や車が好きな人には嬉しい設計です。
もちろん、ドイツ車特有の高級感や重厚感も運転の楽しさを味わえる特徴の一つ、日本車のような無音で快適な空間とは違って、ドイツ車は運転の楽しさを重視しています。
個性的で誰でもわかるボディデザイン
例えば、以下の様なドイツ車の中でもトップレベルの人気を誇るベンツが走っていたら『あっ!ベンツだ』とすぐに分かりますよね。
≪出典:メルセデスベンツ日本≫
※画像左はAクラスセダン、右はCクラスセダン
そのベンツがモデルチェンジしてもすぐベンツだと気づくと思います。
それは何故か?理由は簡単で、モデルチェンジ前のベンツとは若干デザインが異なるものの、基本的なデザインはしっかり残されているからです。
日本車の場合、フルモデルチェンジするとエンブレムを見ないと分からないこともありますが、ドイツ車のほとんどは全体的な雰囲気やフロントグリルを見ただけでメーカーや車種が分かるものばかりです。
ドイツ車の人気の理由は?
前項でご紹介したドイツ車の特徴はそのまま人気の理由にもなりますが、その中でも最後に記載した『ボディデザイン」は一番の人気の理由だと思います。
日本車にもオシャレな車はありますが、ドイツ車はボディデザインの全体的なレベルが高いといえます。
すべてにおいて洗練されたセンスが感じられますし、BMWのキドニーグリル※のようなシンボリックなデザインを大切にしているどこか保守的な点も、クルマ好きの心をくすぐる要因といえるのではないでしょうか。
≪出典:BMW Japan≫
※BMW車のフロントグリルのデザインで1933年以来、ほとんどの車種で採用。キドニーとは腎臓のこと。
このグリルを見ればすぐに『BMW』だってことは気づきますよね。
こういった最新の技術やデザインを追求しながらも良いところは継承していく!こういったドイツ車メーカーの方針も人気の理由と一つと言えるでしょう。
ドイツ車と日本車の違い!
ドイツと日本、お互いに道路状況や環境が異なるのですから、当然車にも多少の違いは出てくると思います。
例えば、その違いの中には、嬉しい違いもあればちょっと困る違いもあります。
そこでドイツ車と日本車の違いについて詳しくまとめてみましたので、どういった違いがあるのかチェックしてみてください。
ドアの厚み、重み
上記のように、ドイツ車は安全性や耐久性を重視しているので使用する鉄板などは厚くボディに重厚感があります。
それを一番感じさせるのが『ドアの厚み』です。
ドイツ車は日本車に比べドアが厚めで頑丈に作られており、開閉の際には重みを感じます。
日本車の場合、快適さを前面に出しているのでドアの開閉で重みを感じるような車種はあまりないのではないでしょうか。
内装の質感
これも上記で触れたのですが、日本車は内装の質感がチープなものが少なくありません。
そこそこ高級感のあるボディを持っている車でも、内装はチープさが漂うなんてこともよくあります。
日本の場合、新車登録から7年程度で下取りや買取に出し乗り換えるケースも多いなか、ドイツでは「直しながら乗る」というスタイルが定着しているため愛車に10年以上乗ることが珍しくありません。
つまり、耐久性が高く長持ちするように作られているのです。『外車はシートが硬い!』って話聞いたことありませんか?
こうした違いが、内装の質感の差につながってくるのではないでしょうか。
エンジン音に対する考え方の違い
BMWなどのドイツ車は、あえて車内にエンジン音が伝わるように作られています。
そのエンジン音によって、運転手が車の状態を知ることができますし、なにより『車に乗っている』という実感を得ることができます。
またエンジン音の違いが感じられるようになると、さらに運転の楽しさが高まります。
一方、日本の市場ではそういった作りの車はあまり好まれませんので、日本のメーカーはそういった車づくりを行うことも少ないです。
故障頻度は日本車より若干高め
ここまでドイツ車の特徴や魅力をご紹介してきましたが、決して良いところばかりという訳ではありません。
例えば、ドイツ車は輸入車の中では故障頻度が低い車だと言われています。
しかし、それでも日本車に比べれば故障頻度が若干高めな傾向にあります。
日本の気候は、実は車にとって過酷なものです。そんな気候にも耐えうるよう車づくりをしてきたからこそ、世界的に『日本車は壊れにくい』という評価を得ることができたのです。
一方ドイツ車は、電気系統やゴム系のパーツがとくに劣化しやすいといわれています。
こうしたパーツは気候の影響を受けやすいのか、ドイツ車の故障でありがちな箇所としてよく挙げられます。
当然、故障が多ければ維持費も膨らんでしまいます。こういった維持費の高さから購入をだ断念する人も少なくありません。
ドイツ車メーカーの一覧と特徴!
メーカー名は知っていたとしても、どの国なのかは意外と知らないという人が多いのではないでしょうか?
ドイツは世界で見ても自動車産業が盛んな国です。あなたの知っているメーカーのほとんどがもしかするとほとんどドイツ車かもしれませんよ。
メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)
ドイツ車を語る以上、このメーカーを外す訳にはいきません。
ドイツ車の中で最も有名と言えるメルセデス・ベンツは高級車の代名詞的存在!
乗用車だけでなくトラックやバスなども手掛けています。車好きな人であれば、ほとんどの人が憧れる自動車メーカーだと思います。
そのメルセデス・ベンツの中で代表的で人気な車種はCクラス、現在も様々なタイプと価格帯が用意されています。
≪出典:メルセデスベンツ日本≫
※画像はCクラスです
価格は450〜1,200万円程度、さすがベンツといった値段になっています。
他にもAクラス、Gクラス、Sクラスなどがありますが、どれも一目でベンツと分かるデザインと特徴なのが嬉しいところです。
アウディ(Audi)
アウディのグリル部分にある4つの輪、これはフォーシルバーリングスと呼ばれるアウディのシンボルです。
このフォーシルバーリングスは『アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー』の4社が統合された時に生まれたもので、今でもこのエンブレムを見れば『アウディ』だとすぐ理解できると思います。
代表的なのはA3やA5シリーズ、シンプルなデザインと快適な走行性能が特徴の車種です。
例えば、A3シリーズの場合、4種類のエンジンから選ぶことも可能価格帯もベンツに比べれば購入しやすい価格となっています。
≪出典:アウディ ジャパン≫
※画像はA3シリーズです
画像の車はA3セダンで300〜500万円くらいで購入できます。
どちらかという『アウディ=セダン』というイメージが強い傾向にありますが、
● スポーツクーペ
● SUV(Qシリーズ)
● 四輪駆動
なども販売している自動車メーカーです。
ちなみに現在、アウディはフォルクスワーゲン傘下となっていますが、メルセデス・ベンツやBMWと同じドイツを代表するメーカーです。
フォルクスワーゲン(Volkswagen)
前項でご紹介したアウディを傘下に持つドイツの自動車メーカーです。
フォルクスワーゲンは、車が高級でなかなか買えなかった時代に『購入しやすい車』をコンセプトに創設された会社でしたが、今ではアウディをはじめ、ランボルギーニやブガッティなど数多くのブランドを持つほどに成長しています。
現在は、日本のみならず世界で人気の大手自動車メーカーで、その中でも特に人気なのが比較的安価なゴルフです。
≪出典:フォルクスワーゲン≫
※画像はゴルフです
実際、価格を見ると200万円からとかなりリーズナブルな設定になっています。
しかもゴルフはカワイイデザインなので男女問わず乗れると思いますし『ドイツ車に乗りたいけど高いからな・・・』と諦めかけている人にとっても手が届く範囲ではないでしょうか?
また、ゴルフ以外にも、
● UP!
● Polo(ポロ)
● The Beetle
といった魅力たっぷりの車も取り扱っています。
もちろん、どの車も頑丈な設計ですし、衝突軽減装置などの安全装備も標準もしくはオプションで付けることが可能です。
比較的安価なのにドイツ車特有の最新技術がギュッと詰まっている!それがフォルクスワーゲンの特徴や魅力です。
BMW
説明が要らないのでは?と思うほど有名なドイツ車メーカーです。
BMWのシンボルはキドニーグリルと呼ばれる独特なグリルにあります。
また、BMWはメルセデス・ベンツを同様に高級車の代名詞的存在、実際にBMWに乗るか、それともベンツに乗るかと迷っている人が多いのではないでしょうか?
≪出典:BMWジャパン≫
※画像は3シリーズです
最近はFF仕様の車が増えてきましたが、BMWは多数のFR車を販売!車作りへのこだわりも感じます。
BMWの中で一番人気と言われているのが、画像で紹介している450万円からの3シリーズ、セダンタイプはもちろんのこと、スポーツタイプなども販売されています。
BMWも種類が豊富で、
● ハイブリットタイプ
● 電気自動車
● SUVタイプ
といった様々な車種を手掛けています。
また、のちほどご紹介しますが、ミニクーパーでお馴染みのミニ(mini)は現在BMWの傘下です。
ポルシェ(Porsche)
スポーツカー、高額といったイメージが定着していポルシェもメルセデス・ベンツなどと同じくドイツ車の一つです。
色々なタイプの車が販売されていますが、価格は600万円台からと非常に高く、中には1,000万円以上のものまであります。
≪出典:ポルシェ ジャパン≫
※画像は911カレラです
代表的なのはやはり『ポルシェ911』です。今ではちょっと珍しいRR仕様、更にヘッドライトは初代ポルシェ911からずっと丸い形を貫いています。
ちなみにRRとは、トランクの位置にエンジンがあり後輪駆動する車の事、後輪の前にエンジンを載せたMRとは異なります。
ミニ(Mini)
『ミニ』はBMWが2001年に作ったブランドです。発売されているミニシリーズはどれもカワイイデザインになっており、男女問わず人気を得ています。
価格も200万円台からなので意外と購入しやすく、街中をドライブしていると頻繁に見かけるようになりました。
≪出典:miniジャパン≫
※画像はMINI 5DOOR
代表的な車種としては、上記MINI5DOORをはじめお馴染みのミニクーパーや4WDとハイブリット(プラグイン)を用意しているミニクロスオーバーなどが挙げられます。
コンパクトでありながらも、レトロ感たっぷりの雰囲気が特徴のドイツ車です。
オペル(Opel)
GMの子会社化したオペルは、現在はグループPSAの傘下となっていますが販売不振などの影響により現在日本での販売から撤退しています。
≪出典:カーセンサー≫
※上記はアストラです
ヤナセが正規ディーラーだったころ、150万円台から購入できる低価格車のヴィータが人気でした。
しかし、今はヴィーダに限らず日本国内でオペル車を見ることは少なく、中古車市場においてもほとんど見かけません。
ダイムラー(Daimler)
そもそもダイムラーとは、はじめにご紹介したメルセデス・ベンツを所有している会社です。
以前は、ダイムラー・ベンツ、ダイムラー・クライスラーという社名でしたが現在は『ダイムラーAG』という社名に変わりました。
なのでダイムラーの代表的な車はメルセデス・ベンツということになります。
ちなみに次にご紹介するスマートも自動車の製造及び販売を行うダイムラーの子会社です。
スマート(Smart)
さきほどご紹介したダイムラーの完全子会社で、自動車のブランド名でもあります。
販売している車は非常にコンパクトなタイプで2人乗りのマイクロカーです。
≪出典:スマート≫
※『フォーフォー』という4人乗りもあります
この車を見たことありませんか?現在日本では、この『フォーツー』という車が260万円くらいから販売されており、メルセデス・ベンツの正規ディーラーで購入することが可能です。
ドイツ車の人気車種ランキング!日本で売れている車は?
日本で一番売れているドイツ車って何だと思いますか?
メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン・・・果たしてどれが売れているのか、ネット上から調べてみました。
ドイツ車人気車種ランキングトップ10!
日本自動車輸入組合が発表した2019年4〜6月期の輸入車モデル別販売台数では上位10車種中8車種がドイツ車という結果になっていました(ちなみに残り2車種はボルボ)
そこで、日本自動車輸入組合のデータからドイツ車のみ抽出し上位10車種を紹介していきます。
1位:BMW ミニ「ミニ」
車種名 | ミニ(MINI)クーパー 5DOOR S |
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販売台数 | 6,251台 ※ミニ全車種対象 |
価格 | 2,710,000円〜 |
総排気量 | 1,998t |
走行燃費 | 16.4q/l(JO08モード) |
≪出典:mini ジャパン≫
進化させる部分と残しておく部分を上手に組み合わせたレトロ風のドイツ車です。
内装は高級感が漂い、環境性能も充実していますが『ミニ』という名称が似合わあないくらい大きい排気量なのが最大の特徴です。
画像は『MINICOOPER S』ですが、他にも『MINI ONE』や『MINI COOPER D』などがあります。
今回はドイツ車のみ抽出していますが、ミニは輸入車全体でも堂々1位に輝いていました。
2位:メルセデス・ベンツ「Cクラス」
車種名 | Cクラス(クーペ) |
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販売台数 | 5,566 台 ※Cクラス全車種対象 |
価格 | 5,750,000円〜 |
総排気量 | 1,595t |
走行燃費 | 14.1q/l(JC08モード) |
≪出典:メルセデスベンツ日本≫
ダイナミックなボディデザインと上質なインテリアが特徴的なメルセデス・ベンツ(Cクラス)が2位にランクイン!
車線変更アシスト、車線逸脱防止、衝突回避機能など最新の支援機能を搭載しつつ、高級感と頑丈なボディを実現しています。
こちらも輸入全体で2位、ドイツ車の人気が高いことを証明した結果になっています。
3位:フォルクスワーゲン 「ゴルフ」
車種名 | ゴルフ |
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販売台数 | 5,133台 ※ゴルフ全車種対象 |
価格 | 2,539,000円〜 |
総排気量 | 1,197t |
走行燃費 | 19.1q/l(JC08モード) |
≪出典:フォルクスワーゲン≫
フォルクスワーゲンの代表的な車種です。各種安全機能を標準で装備しており、エアバックは9つも設置されています。
メルセデス・ベンツやBMWに比べると比較的手にしやすい価格帯かつシンプルなデザインなので乗る人を選ばないといったところが人気の理由です。
4位:アウディ「A3シリーズ」
車種名 | A3シリーズ(セダン) |
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販売台数 | 2,369台 ※A3シリーズ全車種対象 |
価格 | 3,140,000円〜 |
総排気量 | 1,394t |
走行燃費 | 19.5q/l(JC08モード) |
≪出典:アウディジャパン≫
A1〜A8までズラリと揃ったラインナップの中で一番人気なのがちょっと大人の雰囲気を醸し出すA3シリーズです。
ドイツ車ならではの頑丈さと変わらぬデザインが人気の秘密、最新のA3シリーズにはACC(アダプティブクルーズコントロール)という追従型の速度自動制御装置も搭載しています。
また、日本の道路環境に適したサイズで購入しやすい価格設定ですから、ドライブを楽しみたい、街乗りを楽しみたいという人には適したドイツ車です。
5位:BMW 「3 シリーズ」
車種名 | 3シリーズ |
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販売台数 | 2,328台 |
価格 | 5,230,000円〜 |
総排気量 | 1,998t |
走行燃費 | 15.2q/l(7JC08モード) |
≪出典:BMWジャパン≫
BMWで一番人気なのがこのスポーツ&セダンの3シリーズです。ドイツ車の中で5位、輸入車全体で見ても同じく5位にランクインされています。
1,000万円以上の高級車がズラリと揃っているドイツ車の中で500万円台というのは手の届く範囲ではないかと思います。
また、3シリーズにはハンズ・オフ機能(渋滞運転支援機能)も搭載、運転者の状況しだいではハンドルから手を放しても走行することができます。
6位:メルセデス・ベンツ「Aクラス」
車種名 | Aクラス |
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販売台数 | 2,286台 ※Aシリーズ全車種対象 |
価格 | 3,280,000円〜 |
総排気量 | 1,331t |
走行燃費 | 15.0q/l(WLTCモード) |
≪出典:メルセデスベンツ日本≫
メルセデス・ベンツの中で比較的購入しやすい価格設定になっているグレードです。
安いとはいえ、被害軽減ブレーキや緊急回避補助システムなど安全装置はしっかり装備されているところがさすがメルセデスという感じがします。
Aクラスは基本的に2.0?直列4気筒直噴ターボエンジン搭載ですが、ディーゼルタイプも登場しました。
7位:フォルクスワーゲン「ポロ」
車種名 | ポロ |
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販売台数 | 1,854台 ※ポロ全車種対象 |
価格 | 2,119,000円〜 |
総排気量 | 999t |
走行燃費 | 19.1q/l(JC08モード) |
≪出典:フォルクスワーゲン≫
車種名がカワイイことで知られるドイツ車です。フォルクスワーゲンの中ではゴルフの次に人気ある車種となっています。
比較的安価な設定でありながらも最先端の技術を駆使し『予防安全・衝突安全・二次被害防止』機能を搭載、しかも全ての車種にアダプティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備しています。
8位:メルセデス・ベンツ 「Eクラス」
車種名 | Eクラス |
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販売台数 | 1,715台 ※Eクラス全車種対象 |
価格 | 7,150,000円〜 |
総排気量 | 1,991t |
走行燃費 | 14.7q/l(JC08モード) |
≪出典:メルセデスベンツ日本≫
電子制御9速AT、DOHC直列6気筒ターボチャージャー搭載しているのがEクラスです。
世界的なプレミアムセダンとの呼び声もあり、最上級グレードは同車Sクラスレベルに匹敵するとまで言われています。
もちろん、AクラスやCクラスに比べると価格も高めの設定なので購入する時は少し勇気が必要かもしれませんね。
9位:BMW「X1」
車種名 | X1(sDrive18i) |
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販売台数 | 1,599台 ※X1全車種対象 |
価格 | 4,230,000円〜 |
総排気量 | 1,498t |
走行燃費 | 15.7q/l(JC08モード) |
≪出典:BMWジャパン≫
BMWから発売されている4輪駆動のSAV車で7速のトランスミッションを採用しています。
街乗りはもちろんのこと、路面条件の悪いところでもしっかり走行できるようになっています。
セダンやスポーツタイプとは形状が異なりますが、BMWの象徴であるキドニーグリルはしっかり装着されています。
10位:BMW「2シリーズ」
車種名 | 2シリーズ(クーペ) |
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販売台数 | 1,349台 ※2シリーズ全車種対象 |
価格 | 5,180,000円〜 |
総排気量 | 1,998t |
走行燃費 | 15.9q/l(JC08モード) |
≪出典:BMWジャパン≫
8速スポーツATを搭載したスポーツタイプのクーペです。
2シリーズクーペはFR(後輪駆動)となっており、走ることの楽しさを実感することができます。
また、BMWお約束のキドニーグリルも健在で、そのデザインは新しいデザインに変更されました。
2シリーズクーペの最高出力は250kw、ドイツ車に憧れている人、スポーツタイプを好む人にはピッタリのドイツ車だと思います。
さて今回は『ドイツ車の特徴と魅力は?』と題して、ドイツ車の特徴や人気の理由など、魅力あふれるドイツ車について掘り下げた内容をお届けしてきましたが、いかがだったでしょうか?
クルマ好きとしては、やはり一度は興味を持たずにはいられないドイツ車。
その魅力を確かめる究極の方法は実際にドイツ車を買ってみること!ドイツ車=高いといったイメージもありますが、こうやって見ると意外にも購入範囲圏内に入る車種も結構存在します。
車の買い替え予定がおありなら、思い切ってドイツ車も候補に入れてみてはいかがでしょうか?