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新車購入時の残価設定ローンについてのまとめ!

「新車購入時の残価設定ローンまとめ!【※メリット、デメリットは?】」がイメージ出来る画像01

 

新車購入時、支払いの方法としてローンを選択する人がほとんどかと思います。そんな自動車ローンですが、最近では『残価設定ローン』と言う支払い方法が注目されています。

 

残価設定ローンは、新車購入費用を抑える事が出来る上に、毎月のローン支払い額も低く抑えられるので、大きなメリットのように感じてしまいますが実際はどうなのでしょうか?

 

色々と調査して行く中で、実際に新車購入時のローンの組み方について、以下のような悩みを持っている人が多い事が分かりました。

「残価設定ローンでそもそもどういったローンの組み方を言うの?」
「残価設定ローンと普通のローンでは結局どっちが得なの?」
「新車購入時の残価設定自動車ローンのメリットとデメリットって何?」
「残価設定ローンってどうやって返済して行くの?月々は安くなるの?」

もしかするとあなたも上記の様な疑問を抱えて、当記事をご覧頂いているのかもしれませんね。

 

そこで、今回はこの≪新車購入時の残価設定ローン≫についてまとめてみました。基本的なこのローンの知識やメリット、デメリットなどを詳しく紹介していきますので、新車購入時の参考にしてもらえればと思います。


残価設定ローンの基礎知識!

残価設定ローンの基礎知識!

 

自動車メーカーが数年前に大々的にCMで宣伝した事もあり、何となく耳にする事が多くなった”残価設定ローン”。まずは、こちらについての基本的な説明からしていきたいと思います。

そもそも残価設定ローンとは何?

通常新車を購入する際には、車両本体価格をフルローンで支払うか、最初に頭金を入れて残りをローンで支払うかのどちらかになります。

 

例えば200万円の新車を購入する場合は、現金一括だと200万円の支払い、ローンを組む場合は200万円プラスローンの利息分支払う事となります。

 

一方残価設定型ローンの場合は、新車を購入する際に、3〜5年後に手放す事を前提でローンを組みます。

 

もちろん3〜5年後に買い取ることも出来るのですが、要するに200万円の車でも3〜5年後には、下取りに出すと新車購入時の30〜50%ぐらいの価格にはなります。

 

残価設定型ローンは、この30〜50%に当たる金額で3〜5年後に下取りしてもらう前提で車を購入する事になりますので、元々200万円の車ですが、100〜140万円でローンが組めてしまうのです。

 

残価設定型ローンの3〜5年後の購入者の選択

上記で説明したように、基本的には将来的な下取り価格を設定して購入する事になるのですが、この3〜5年のローンが終了した際に購入者は以下の3つから『その後車をどうするか?』を選ぶ事になります。

車を買い替える

 

この場合が、残価設定型ローンと聞いて一番しっくりくるかもしれませんが、当初の予定通り、元々購入した販売店で残価設定で購入した車を返却し、新しい車を買う事になります。

 

通常車を買い替える際は、乗っている車を買い取りに出すか、下取りに出しますが、元々残価設定で購入している場合は、次の車の乗り換えの際には買い取りにも下取りにも出せません。

 

その代わりに、新車で購入した際に下取り額分がローンに含まれていないので、新車購入時には月々のローンの支払いが少なくなるのです。

 

車を返却する

 

3〜5年後にもしかすると車が必要なくなるかもしれません。その場合は、車を返却すれば、最初に残価設定した価格で引き取ってもらえるので費用は基本的にかかりません。

 

要するに最初200万円の車を160万円で残価設定ローンを組んで、このローンの支払いが終われば、残りの40万円で引き取ってもらえる形となるのです。

 

※もちろんこの引き取ってもらった40万円は最初残価設定ローンを組んだ際に差し引かれてローンを組んでいるので、現金で戻ってくる事はありません。

 

残りの残価を払ってそのまま車に乗り続ける

 

この選択が実質一番多くなるかもしれませんが、3〜5年後にローンの支払いが終わった際にも車に愛着が湧いたり、買い替える程の余裕もない場合はそのまま車に乗り続ける事になります。

 

この場合は、例えば200万円の車を160万円の残価設定ローンで購入している場合は、残りの40万円をローン完済時に一括で支払うか、または更にそこから40万円の新たなローンを組んで支払って行く事となります。

 

こうしてみると、新車購入時の費用を安く抑えられるだけでなく、月々のローン返済額も低くなるので、メリットしかないようにも思えます。

 

しかし、実際にはそんな甘い事はありませんので、ここから更に残価設定型ローンについてメリットとデメリットを詳しく説明して行きます。


新車購入時の残価設定ローン、メリットとデメリットは?

新車購入時の残価設定ローン、メリットとデメリットは?

 

では実際に新車購入時の残価設定ローンについてのメリットとデメリットを見て行きたいと思います。

残価設定ローンのメリットとデメリット

メリットに関しては、上記で説明させて頂いたように何となくお分り頂けたかと思いますので、一覧でまとめてご紹介させて頂きます。

メリット

 

新車購入時、月々の支払額が安くなる
3〜5年後車を手放す可能性があるなら、安くで新車に乗れる
3年で手放すなら車検費用を払わなくて良い
初期費用を抑えて新車を乗り替えて行く事が出来る

 

デメリットに関しては少し分かりにくい可能性があるので、それぞれ説明して行きます。

デメリット

 

勝手に他店で売る事が出来ない

 

基本的に残価設定型ローンの場合は、下取りしてもらう事を前提でローンを組んでいるので、ローン返済中に他の車が欲しくなって、車を買い取りに出して新たな車を勝手に購入する事が出来ません。

 

手放す場合はもちろん最初に新車を購入した販売店に行く必要がありますし、3〜5年後ローンが終わっても、そこから残りのローンを払い終わるまでは車の所有権は販売店にあります。

 

その為、3〜5年後の下取り額がかなり低く、買い取りに出せば高く買い取ってもらえる可能性があっても勝手に売る事は出来ません。

 

総支払額が高くなる事もある

 

長く乗る前提であれば、200万の車を残価設定ローンで購入し、3〜5年後に残価分を更にローンを組んで支払うと、総支払額が高くなる可能性もあります。

 

それなら最初から200万の車を7年払いなど長めのオートローンを組んでおく方が、利率や総支払額が安くなる可能性もあります。

 

これは一概には言えませんが、もし残価設定型ローンを組むなら、この辺の計算も細かくする必要があります。

 

走行距離や傷の状態などの制約がある

 

残価設定型ローンは、3〜5年後の下取り額をディーラーや販売店が最初に設定する事となります。

 

この残価額に関しては、それぞれのディーラーや販売店が独自に行い、最初の契約時に『3年後の走行距離○○kmまで』、『車の状態は○○まで』などを元に設定されています。

 

3〜5年後にこの制約以上に過走行になってしまったり、事故で傷が大きかったりした場合最初に決めた残価額よりも価値が下がる場合があります。

 

このケースだと、追い金と言う形で、残価額とは別に支払わなければならない可能性もあります。最近では残価額の保証などを最初に設定している所もあるので、この辺もしっかりと確認する必要があります。

 

自分の車でないような気になる場合も・・・

 

上記のデメリットを見ると分かる通り、ある程度の制限の中で乗る必要が出てきます。

 

購入時には週末にしか車に乗る事がないので残価設定を組んで購入したとしても、環境が変わったり仕事が変わったりで毎日車に乗るようになるかもしれません。

 

そうなった時でも過走行に気をつけないと追い金を払う事になりかねないので、気兼ねなく乗る事は出来ず自分の車でないような気がする可能性もあります。

 

上記のように、初期購入費用が安くなる代わりに、総支払額が高くなったり、様々な制限を抱えて乗り続ける必要がありますので、残価設定ローンを組む際には、これらのメリット、デメリットをしっかりと把握しておくべきです。


残価設定型自動車ローンは得?どんな人に向いているの?

残価設定型自動車ローンは得?どんな人に向いているの?

 

メリット、デメリットについて理解を深めて頂きましたので、最後に『結局残価設定型は得なのか?』、『どんな人に向いているか?』についても考えてみましょう。

結局残価設定型ローンは得なの?

残価設定型ローンは、3〜5年後の自分自身の状況や、車の乗り方によって全く選択肢も異なります。その為、一概に損か得か?と言うのは正直言えません。

 

例えば、今現在現金や貯金もないけど、安定した会社に勤めていて、3〜5年後に年収や月収が上がる見込みがあるなら残価設定はかなりメリットがあります。

 

また、週末のみしか車を使わない場合なども、新車で購入し、全額自分で払うよりは、残価設定ローンにした方がメリットは大きいかもしれません。

 

ただ、最初から長く乗るつもりで月々もある程度の額払って行ける見込みがあるなら、わざわざリスクのある残価設定ローンで購入する必要はありませんので、あなたの現状や将来的な事も考えた上で検討する必要があります。

 

残価設定型ローンと言っても、ディーラーや販売店によっては、内容は全く異なりますので、「自分が購入する車がどういった残価設定型ローンに対応しているか?」と言う点をまずは知って、それから通常のローンとどちらがメリットが大きいか?を比較して決めるのが最も得する購入方法ではないでしょうか。

 

残価設定型ローンはどんな人に向いているか?

では、実際に残価設定型ローンを利用した方が良いのはどんな人か?と言う点を一覧にしてまとめてみましたので、あなたが該当するか?を確認してみてくださいね。

残価設定型ローンが向いている人まとめ!

 

今現在は月の収入が少ないが将来的に上がる見込みがある
あまり車にこだわりがなく、乗るのも週末ぐらい
新しい物が好きで新車が出るたびに3年ぐらいのペースで乗り替えたい
車検を払うのがバカバカしく、車検を払うぐらいなら乗り替えたいと考えている
先の事はわからないが、とにかく今は月の支払いが安い方法で購入したい
将来の収入アップの為に、ある程度高い新車を購入して頑張る糧にしたい
年齢が若く、自分の頑張り次第で将来の昇給が期待出来る

上記に当てはまる数が多ければ多い程、新車購入時は残価設定型ローンを選択した方が良いかと思います。

 

 

 

今回は新車購入時の残価設定型ローンに関して紹介させて頂きましたが、少しは疑問も解消されたでしょうか?

 

取扱店で大きく内容も変わる残価設定ローン、利用するにしてもしっかりと内容や制約を確認してから決断する必要はあります。

 

残価設定ローンは利用する人によっては”良くもなり悪くもなる”ローンの組み方なので、口コミなどを参考にするより、自分自身がメリットとデメリットをしっかりと把握し、責任を持って利用する事をオススメします。