事故車の売却でも高額査定は可能!最高額で売れる買取業者の探し方!
あなたは今の車を購入するのにどれくらいお金を使いましたか?
中古車なら数十万円で購入できることもありますが、新車だと百万円、高い車だと数百万円だと思います。
ある程度、お金をかけたのですから、いざ売却となれば売却額は一番気になるはずです。
特に事故車だった場合は悩みも深刻で以下の様な疑問を持つ人も少なくありません。
● 『そもそも事故車扱いになる基準は?擦り傷程度はどう?』
● 『事故車って査定に大きく響くの?どれくらいの減額になるかな・・・』
● 『事故車でも高額買取できるって本当?どうやって探すの?』
● 『買取できなかった時の対処法は?他に事故車を売る方法ってある?』
あなたも同じように悩み、当ページにご訪問頂いたのではないでしょうか?
確かに『事故車や事故歴がある車は、査定額がかなり落ちる』と言う噂をよく聞きくので不安を感じるのも理解できます。
そこで当ページでは『事故車の売却でも高額査定は可能!』と題して、最高額で売れる買取業者の探し方などを詳しくまとめてみました。
このページのたどり着いたということは、高く売却するのを諦めていない証拠!是非、最後までお読み頂ければと思います。
車の売却で事故車扱いとなる基準は?
愛車を査定してもらった時に『この車は事故車扱いですね』と言われることがあります。
ここで一つ、そもそも事故車とはどのような状態なのかと疑問に感じませんか?
バンパーや内部までグシャグシャになるのも事故ですし、対向車と接触しミラーが割れても事故を起こした車です。
果たして何を基準に事故車扱いにしているのか?まずはここからご説明していきたいと思います。
査定額に影響の出る事故車とは?
車にあまり詳しくない人からすると、一度大きな事故を起こした車に関して事故車と思いこんでしまうケースもあります。
また、その逆で、一度事故を起こしても、その後見た目に分からなければ事故車にはならないと思っている場合もあります。
実際の所はどの辺が基準となっているのでしょうか?
査定額に影響の出る事故車について
事故を起こした車の中にも査定に影響が出るものと出ないものがあります。例えばドアがグシャグシャになった場合、見た目的には事故車だと思います。
しかし、ドアがグシャグシャというだけでは査定に影響が出る事故車になるとは限りません。
結論を申し上げれば、査定に影響が出るか出ないかを決めるのは『修復歴』です。
修復歴とは、車を形成する重要な骨格部分を修復もしくは交換したことを意味する言葉でこのような車を事故車、または修理歴車と呼びます。
では、具体的にどういったパーツを対象(基準)としているのかというと、
≪出典:日本自動車査定協会東京都支所≫
あまり聞いたことない部位だと思いますが基本的に上記部分に関しては、車両の骨格部分にあたり、フレームやシャーシーなど、車の強度に影響する部分だと言われています。
逆に言うと、事故を起こしたとしても、上記の部分に損傷などがなく、修理、交換を行っていない場合は事故車(修復歴車)にはならず、買取査定額への影響も限定的です。
ちなみに修復歴の定義や基準に関しては、JAAI 一般財団法人日本自動車査定協会にて定めています。
≪出典:JAAI 一般財団法人日本自動車査定協会≫
修復歴ありとなる例
事故を起こして車に損傷があるからといって、その全てが『修復歴あり』に該当する訳ではないということは理解頂けたかと思います。
では実際にどういった事故や損傷が修復歴にあたるのか?を詳しく説明していきたいと思います。
車同士の正面衝突
正面衝突によりバンパーが破壊され更にクロスメンバーが損傷してしまうと車の安全性や強度に問題が出てくるので、キレイに修復できたとしても修復歴車となります。
ちなみにクロスメンバーとは車の強度を上げる為に必要な部位です。
修復歴は、修理費用や部品の数、そして見た目といったことで判断するものではないということを覚えておきましょう。
側面からの衝突
側面から急に車が衝突した場合、フロントやリアのドアが破壊されてしまいます。
もし、ドアのみなら修復歴なしですが、ピラーやフロアの損傷が見られ修復した時は修復歴あり(事故車)扱いです。
また、ドアの修理といっても一部の部品交換で済む時もあれば、サイドドア全交換になる時もあると思います。
もし、ピラーやフロアの修復と同時にサイドドアの全交換も発生すればかなり高額な修理費用になってしまうかもしれません。
後方からの追突
後方から追突された時、トランクフロア、ストップランプ、バンパーの交換及び修復を行っていれば修復歴ありです。
ただ、ストップランプやバンパーの交換や修復が発生したからではありません。
修復歴に該当するのはあくまで『トランクフロア』などの骨格部分だけです。
横転(単独事故等)
例えば『路肩に乗り上げた』、『車との衝突を回避した』ことが原因で横転した時は全体的に傷やヘコミが出来てしまいます。
この時、フレームやクロスメンバーといった車の骨格部分が損傷し修復した場合も修復歴ありです。
修復歴なしとなる例
『事故=修復歴あり』は間違った認識です。軽微な事故だとほとんどの場合は修復歴なしのはず、あなたが心配している愛車もじつは修復歴なしに該当しているかもしれませんよ。
バンパーなどのへこみや破損
前項でご説明した各ドア、各バンパー、テールランプなどの修復及び交換は修復歴には該当しません。
ですから、
● 追突事故
● 正面衝突
● 対向車との接触事故
● 単独事故
どのような事故でも骨格部分の修復をしていなければ修復歴なしです。
ほとんどの事故の場合、居眠り運転などによる激しい衝突でなければこういったパーツの交換で済むと思います。
サイドミラーの全交換
対向車との接触、壁などの障害物との接触によってミラーが傷ついたり、壊れて全交換になる事もあると思います。
サイドミラーの全交換は片方だけで約3万円、車種によってはそれ以上の金額になることもあります。
しかもサイドミラーが壊れた状態で走行すると、最悪の場合、整備不良と判断されることもありますが、だからといって修復歴ありにはなりません。
擦ったような傷
ガードレール、壁、対向車などと接触してドアなどに傷が入ることがあると思います。
こういった傷はワンタッチ1〜1.5万円くらいですが、傷があまりにも広範囲だと修理費も高額です。
しかし、バンパーなどと同様に車の骨格部分に関する修正や交換ではない為、修復歴ありにはなりません。
エンジンの載せ替え
エンジンが故障して載せ替えた時には50万円〜100万円程度の修理費用が発生してしまいます。
事故を起こした訳ではありませんが、車の心臓部に関する大きな修理なので『修復歴あり』になってもおかしくないと思います。
しかし、エンジンは車の骨格部分とは異なります。したがってエンジンの修復や載せ替えは修復歴ありにはなりません。
他にも、
● ブレーキ系統の修理や交換
● 電気系統の修理や交換
● 燃料タンクの交換
といった車にとって致命的な故障はありますが、こちらも考え方は同じで修復歴に関わるケースには該当しません。
修復歴(事故車)に関するあなたの認識は間違っていませんか?
バンパーなどの交換をしたからといって『この車は修復歴あり(事故車)です』と言えば、査定時に大損するので正しい知識は大切です。
また、ここまでお読みいただいて間違いなく修復歴あり(事故車)に該当するなら、査定時の減額は覚悟しておく必要があるかもしれませんね。
事故車だと査定でどれくらい減額される?
『事故車だから買取査定はあまり期待できないかな・・・』と考えていませんか?確かに一般的な中古車買取業者ならその通りです。
事故車の需要自体が少ないので査定で大きく減額してくる可能性は否定できません。
修復歴なしと比較した場合の減額
たとえ事故車をキレイに修復しても、『修復歴あり』は買い求める人にとってマイナスイメージになってしまいます。
人気車種の場合、国内や海外に多少の需要があるかもしれません。
しかし、国内に関しては一般的に修復歴ありは敬遠しがちですから『修復歴なし』と『修復歴あり』では、当然ながら査定金額に差が出てきます。
その差は、車の人気度や車種によって大きく違いますが、だいたい20〜50万円くらいと考えておくと良いでしょう。
車種ごとのマイナス査定金額の相場
先ほど修復歴があると査定額に20〜50万円くらいの差が生じるとご説明しましたが、次は各車種の買取相場と比較してみたいと思います。
車種/メーカー名 | 買取査定相場 | 買取査定相場(修復歴あり) |
---|---|---|
プリウス(トヨタ) | 〜200万円 | 150〜180万円 |
セレナ(日産) | 〜300万円 | 250〜280万円 |
N−box(ホンダ) | 〜150万円 | 100〜130万円 |
タント(ダイハツ) | 〜150万円 | 100〜130万円 |
アルファード(トヨタ) | 〜600万円 | 550〜580万円 |
ワゴンR(スズキ) | 〜100万円 | 50〜80万円 |
ジムニー(スズキ) | 〜180万円 | 130〜160万円 |
ヴォクシー(トヨタ) | 〜270万円 | 220〜250万円 |
ステップワゴン(ホンダ) | 〜240万円 | 190〜220万円 |
エクストレイル(日産) | 〜230万円 | 180〜220万円 |
※買取相場は年式や走行距離などで大きく変わります。
上記は中古車市場でも人気のある車種です。
買取査定相場は年式などを加味していないので単なる目安になりますが、買取査定相場最高額をサンプルに計算すると『修復歴あり』は右の金額になります。
かなり安く叩かれてしまいますよね!しかし、中古車買取業者においても『売れない車』を高額で買い取る訳にはいきませんから、当然の結果と言えます。
高く売りたいからといって査定時の嘘はNG!
修復歴ありだと査定額にかなりの影響が出てきますので『キレイに修復できているし申告しなくても良いのでは?』と考える人もいるかもしれません。
しかし、修復歴に関する嘘の申告は絶対にNGです。もし嘘の申告をしてバレた時は減額されるかもしれませんし、それ以上にあなたの信用はガタ落ちです。
また、査定するのはその道のプロ!ボディの微かな歪みやネジの取り外し後から修復歴を判断していきます。
お互い気持ちよく売買を成立させる為にも、修復歴の有無に関する嘘だけは絶対に止めましょう。
事故車でも高額で売却できる買取業者の探し方!
あなたの乗っている愛車が、前項で紹介した条件を満たす”事故車”だと判断出来たとすると、普通に距離数や年式で買取りを受けるよりも確実に査定額が下がってしまいます。
特に直接買取業者に依頼すれば、競合するところもない為、かなり安く叩かれてしまう可能性が高いでしょう。
もしあなたが、少しでも次の車の購入資金や生活費の足しにしたいと考えるなら、複数の買取業者を競合できる中古車買取一括査定の利用がベストかもしれません。
中古買取一括査定のタイプ
中古車買取一括査定サービスを利用すると、少なくても2〜3社、多い地域やサービスなら7〜10社程から見積もりに来てもらう事が出来ます。
しかし、事故車の買取に関しては、基本的に以下3つのタイプに分かれると言われています。
● 事故車は基本的に買い取らないタイプ
● 事故車も買い取ってくれるがそれほど高い査定が出ないタイプ
● 事故車の買取が得意なタイプ
問題なのは選んだ中古車買取一括査定サービスが事故車に強いサービスかどうかです。
もし事故車を得意としていなければ『一括査定』に参加している買取業者も事故車に対応していないところばかりの可能性があるので売却がなかなか成立しないことも考えられます。
しかし、事故車に対応している買取業者が一括査定サイトに多数参加していれば話は大きく変わります。
例えば大手のガリバーなんかは、自社での事故車、事故歴車(修復歴あり)販売には消極的ですがオークションを通じて海外に売ることができるのでコンディション次第で事故車の買取りに応じてくれます。
こういった買取業者ばかり集まった一括査定サイトなら高額査定も期待できると思いませんか?
だからこそ、事故車買取を得意とした中古車一括査定サイトを探す必要があるのです。
事故車の買取が得意な買取一括査定は?
事故車で検索するといくつかの事故車に対応したサイトが表示されると思いますが、その中で今回ご紹介するのは『カービュー』です。
カービューは、買取が得意だけではなく利用者数が既に450万人を突破した老舗買取りサイトでもありますし、下の画像に記載してあるように水没車やグシャグシャの車、そしてボロボロの車でも査定してくれます。
≪出典:カービュー≫
車関連の情報サイトなどでも有名なので”カービューと言う名前は聞いた事がある”と言う人も多いのではないかと思います。
提携している加盟店はビッグモーターを含む200社以上、参加業者が多いほど査定は有利なのは言うまでもありませんよね。
事故車に関しては買取りを行っていない大手企業も多いですが、カービューは事故車の買取にも力を入れているので、こちらなら安心して査定に出す事が出来ます。
買取一括査定でも売却できない場合の対処法!
事故車を得意としたカービューのような中古車買取一括査定を利用しても『絶対高く売却できる』とは断言できません。
しかも、車のコンディションによっては高額どころか買取りに応じてくれないといったケースも考えられます。
どこも買い取ってくれないのであれば最終手段は廃車と考えがちですが、自分で行うと代行費用やレッカー代などがかかってしまうので出来る限り避けたいところです。
売却できない場合は廃車
車が売却できないのであれば、一般的には廃車(永久抹消登録)を選択することになると思います。
特に、
● 年式が古い
● 走行距離が10万kmを超えている
● 修復歴がある
● 事故や故障により自走できない状態になっている
● 修理費用が年々増えている、もしくは故障が多い
という車だったら、査定額に期待できないので尚更廃車を選択するはずです。ただし、冒頭で申し上げたように廃車にもお金が必要です。
例えばレッカーを使えば1万円前後、業者に依頼すれば手続き代行費用まで取られてしまうでしょう。
お金がもったいないからといって自分で行えば、唯一手続き可能な運輸支局は土日祝が休み!会社を休まないと手続きを進めることができません。
全ての手を尽くしてもダメなら廃車は選択肢に入ってくると思います。ですが、中古車買取一括査定サイトがダメでもまだ選択肢は残されています。
廃車でも車の買取をしてくれる!
前項で申し上げましたが、廃車でも車の買取りに応じてくれる業者は存在します。
年式が古い、走行距離が10qを軽く超えている、車検が切れた、自走できない(事故や災害などで)、どのような状態でも無料査定で買取可能と言われています。
廃車買取.com
もし、事故車を得意とした中古車一括査定で値段が付かなかったら廃車買取.comがオススメです。
動かない不動車や事故車など、通常はスクラップ業者への解体費用や様々な手続きがかかる廃車ですが、 廃車買取.comであれば、どんな状態の車でも0円以上の買取を保証してくれます。
≪出典:廃車買取.com≫
廃車買取.comでは、どんな車でも0円以上の買い取り保証があり、面倒な廃車の手続きが一切不要の便利なサービスです。
印鑑や車検証を用意するだけで、手続きなどもすべて無料で代行してくれるので、とりあえず乗っていない車や事故車があるなら、一度問い合わせてみても良いかと思います。
前項で紹介した一括査定のカービュー とは違い、電話連絡も1社からのみなので、個人情報が複数社にしられないのも
廃車買取.comのオススメポイントです。
動かない車でも廃車費用が無料!
次にご紹介するのは、全く動かない不動車や、事故したまま廃車にしようとそのままにしている車など、引き取り費用や、手続き代行費用まで無料でやってくれる『廃車ラボ』です。
≪出典:廃車ラボ≫
廃車ラボは基本的に廃車予定の車や、廃車寸前の車でも全て無料で引き取って処理してくれます。
更に、普通の中古車販売店などに引き取ってもらうと、廃車費用と相殺されてしまい返ってこない可能性のある自動車税・重量税・自賠責保険も対象であれば還付してもらえます。
なぜ廃車しか方法のない車が買取りできるのか?それは買い取り後に、
● 部品単位で売る
● 修理して販売する
を上手に選択しているからです。
車のフロント部分がグシャグシャでもその他の部位はまだ使えるといったケースは少なくありません。
このように使えるところは使うといった着眼点の違いが廃車買取を商いとして成立させています。
もちろん、部品単位で売るや修理して売るは日本国内だけではなく海外も対象です。特に日本車は海外で人気があり、多少古くても買い手が付くと言われています。
どこに頼んでも買い取りしてもらえない時の最終手段として廃車ラボは要チェックです。
今回は『事故車の売却でも高額査定は可能!』と題して詳しくまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
事故車の買取りに関しては、中古車一括査定サービスを利用したり、特定の業者に依頼する事で、数万円〜数十万円の高額査定になる可能性もあります。
何も知らないと、車の買い替え時に「下取りでも値段が付きませんので、引き取りなら出来ます。」と言われて、無料で引き渡してしまうかもしれません。
後で後悔しない様に、是非今回紹介したような方法で、事故車や廃車寸前の車でもお得に売却できる中古車一括査定業者や廃車買取業者を見つけ出してください。