車の名義変更時に良くある疑問と回答まとめ!
車の名義変更時に良くある疑問と回答一覧!
車の名義変更時に良く聞く、運輸支局と陸運局ってどう違うの?
車の名義変更時に色々なホームページをチェックすると、用紙を貰う場所として、陸運局や陸運支局と書かれています。
これらの違いについて疑問に思う人も少なくないようですが、基本的には呼ぶ名称が違うだけで、陸運局も陸運支局も同じものと考えても大丈夫です。
お住まいの地域に陸運局と陸運支局の2つがある事はまずありませんので、どちらか管轄の陸運局に行けば、名義変更に必要な書類は貰う事が出来ます。
ちなみに、書類の種類によっては、陸運局や陸運支局ではなく、地域の市町村役場や警察署の場合もあるので、詳しくは『車の名義変更に必要な書類まとめ!【※どこで書類は貰えるの?】』で説明していますので、参考にしてください。
旧所有者が亡くなっている場合も、通常の名義変更の方法で手続き出来るの?
旧所有者が亡くなっている場合は、まず旧所有者から、親族への遺産相続手続きが必要となります。
その遺産相続手続きに必要な書類として、名義変更に必要な書類プラス、戸籍謄本と遺産分割協議書が必要になる場合があります。
ただ、このケースの場合、状況に応じては必要でない場合もあるので、管轄の陸運局に問い合わせる事をオススメします。
ちなみに、戸籍謄本が必要な場合は、旧所有者の本籍地の市町村役場で貰う必要があり、遺産分割協議書に関しては、自身で作成するか、国土交通省のホームページからダウンロードする必要があります。
また、旧所有者が結婚している場合は、戸籍謄本ではなく、結婚後から亡くなった時までの原戸籍が必要となるケースもあるので、いずれにしても、現在の状況を管轄の陸運局に伝えて、必要な書類を確認してください。
名義変更の順序としては何からするのが良いですか?
基本的に名義変更の順序としては、インターネットからダウンロードできる書類をまずは揃えて記入していきます。
その後、役所などに行って旧所有者と新所有者の印鑑証明を取得し、警察署で車庫証明を取得します。
名義変更に必要な書類と車庫証明が揃った段階で陸運局に行き、必要な書類を記入し提出すればその日のうちに名義変更の手続きは完了します。
名義変更をするにあたって、どれぐらいの費用が必要ですか?
車の名義変更に関しては、ナンバープレートを変更するかしないか?希望のナンバープレートにするか?等によっても変わってきますが、自分でやると手数料や登録料などを含めて5000円前後で出来ます。
しかし、たくさんの書類が必要となるので、時間がない人などは車屋やさんに代行を依頼する事になります。この場合は、代行費用として15,000円〜35,000円程かかります。(※登録料など含む)
車庫証明も代行するか?ナンバープレートをどうするか?どこに代行をお願いするか?によっても価格は大きく異なるので、あくまで目安程度にしておいてください。
名義変更をするにあたって、どれぐらいの日数がかかりますか?
基本的に名義変更に関しては、書類が揃っていればその日中に出来ます。
ですので、”名義変更に必要な書類を何日で集められるか?”によって、必要な日数が変わってきます。
ただ、どれだけ最短で手続きをしても、名義変更に必要な書類の一つである、車庫証明の発行には4〜7日程かかりますので、最短でも1週間〜10日ぐらいは見ておく必要があります。
名義変更時、ナンバープレートは自動で変わりますか?
名義変更時、他府県から車を譲り受ける場合などは、名義変更の手続きの際、陸運局より自動でナンバープレートが発行されます。
もし、希望のナンバープレートを利用したい場合は、陸運局で名義変更する前の段階で、申し込んでおく必要があります。
申し込みの方法に関しては『車買い替え時の希望ナンバー申請まとめ!【※手続きや費用、日数は?】』で詳しく説明していますので、ご参考下さい。
車を譲り受ける場合、自動車税と自動車取得税は払わないといけない?
自動車税に関しては、同年5月末までに、4月から翌3月までの分を一括で支払っているはずなので、もし車を譲り受ける場合は、翌年の4月分から自動車税を支払う事になります。
また自動車取得税に関しては、新車購入時の価格などから譲り受ける車の時価を算出し、その算出額が50万円以上の場合支払わなければいけません。
ただ、よほど新しい車でない限り、基本的には自動車取得税は払わなくていいので、新しい車や高級車を譲り受ける場合は、一度お住まいの都道府県のホームページから、自動車税の問いあわせ先を検索し、電話で聞いてみるとすぐにわかります。
尚、問い合わせる際には車検証が必要となるので、準備して置いてくださいね。