車を下取りに出すときのガソリンの量まとめ!
新車の購入時や車の買い替え時に、今現在乗っている車を下取りに出す人も多いのではないでしょうか。
ただ、初めて下取りに出すときは分からない事がいっぱい・・・・。
特にディーラーや中古車販売店に引き渡す時のガソリンの量については、疑問に思う人が特に多いようです。
● 「車を下取りに出すんだけど渡す際のガソリンは満タンにしておくべき?」
● 「ディーラーに下取りに出すときのガソリンの量はどれぐらいにするのが常識?」
● 「下取り査定前にはガソリンは入れておいた方がいいのでしょうか?」
● 「ガソリンを入れてからあまり乗ってないんだけど、査定にプラスにはならないの?」
購入した後の関係なども考慮し、最低限のマナーは確保したいと考える人も多く、もしかするとあなたも上記のような悩みをお持ちかもしれませんね。
と言う訳で、車を下取りに出す予定があり、上記のような事で悩まれているなら、是非当記事をチェックして頂けると解決するのではないかと思います。
では、早速上記の疑問について、分かりやすく丁寧に一つずつ解説していきますので、知識を深めて不安を解消してくださいね!
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「車下取り」時のガソリン残量と引き渡しのマナー
下取りに出す際にガソリンがカラカラの状態だと何となく相手に失礼な気がする・・・。
このように考える人も少なくありませんし、日本人特有の考え方と言えるかもしれません。
では、実際に下取りや買い取りに出すときのガソリンの量はどれぐらいにしておくべきなのでしょうか?
基本的に販売店、ディーラーに運べるガソリン量でOK!
初めて車を下取りに出す人からすると、”入れておいた方が失礼がない”と考える人が多いですが、実は、ディーラーや販売店によっては、営業マンやスタッフから「下取り前にガソリンは出来るだけ抜いて来て下さいね」と言われる場合もあります。
と言うのも、下手にガソリンが入っていても、買い替える車や乗り換える車にそのガソリンを移し替える事が出来ないので、上記のように言われる場合があります。
そう考えても、基本的にディーラーや買取店まで運べるガソリン量程でOKです。
ちなみに、自分でガソリンを抜いて新しく購入した車に移し替えるのも基本的には素人で出来る事ではありません。
ですので、もし「下取り前にガソリンを満タンにしてしまい、その後ほとんど乗る機会がない!」と言う人は、一度近くのガソリンスタンドで抜いてもらうように相談してみてください。中には対応してくれるスタンドもあるようです。
給油ランプ(エンプティランプ)がついた状態で車はどれぐらい走る?
前述の通り、基本的に、下取りに出す前のガソリン量は販売店に運ぶ量ぐらいでOKなのですが、そうすると気になるのが「エンプティランプがついた状態でどれぐらい走るのか?」と言う点です。
ランプがついてから走る距離は、燃費や車の種類によっては違いますが、一般的に50km〜100kmぐらいと言われています。
とは言え、下取りに出す前にガス欠を起こしてしまうのは避けたいので、出来れば、エンプティランプがついてから、30kmぐらいを目安にしておく方がいいのではないでしょうか。
例えば下取りに出す日が決まっているのであれば、その1週間〜2週間ほど前にガソリンを入れておき、エンプティランプ(給油ランプ)がついた時に距離を確認しておいて、30km以上走らない状態でディーラーや買取店に持っていけば入っているガソリンも無駄になりませんし、ガソリン量も問題ありません。
車を下取りに出す時の知っておきたいマナー
車を下取りに出す前の準備として、洗車したり車内を掃除したりする人も多いのではないでしょうか。
しかし、どれくらいまで車内を綺麗にしておけばいいのか?それによって査定に影響する事はあるのか?は気になるところです。
下取り前に掃除はしておくべき?
下取りされた車は、基本的に専門の業者によって綺麗に掃除されます。
どれだけ綺麗に掃除したとしても、どっちみちもう一度掃除する訳ですから、出来る範囲の掃除をしておけば問題ないでしょう。
ただ、下取り査定前であれば少しばかり査定に影響する場合もあるかもしれません。
綺麗に清掃されている車の方が査定士の心象が良いのは確かですよね。あまりに汚い車で査定士の心象が悪いと、査定の際の減点対象になってしまう可能性もあります。
ですから査定前は、少しの査定額ダウンを避けるためにも、最低限の掃除はしておく必要があると言えます。
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車内の荷物(私物)を取り出しておく
車内の収納スペースや車のトランクの中に荷物が入っている場合は、下取りに出す前にすべて取り出して片付けておきましょう。
積み忘れている物はないかしっかりと確認し、収納スペースやトランクの中も、最低限きれいにしておく事がベストです。
下取りに出すギリギリまで使用している物もあるかもしれませんが、当日になってバタバタしない為にも、出来るだけ使用しない私物から順に片付けておく方が良いでしょう。
部品やオプションなどの扱い
ディーラーの下取りでは、メーカーの純正部品である方が査定額アップの可能性が高くなります。
部品が社外品である場合、反対にマイナス査定になってしまう傾向にあります。
なので、社外品の部品を取り付けていたり改造したりしている場合は、元々付いていた純正品があるのであれば付け替えるか、下取りに出す時に一緒に渡した方が良いでしょう。
ガソリン分を下取りや買取査定にプラスには出来ないの?
よく新車購入時、納車のオプションサービスとしてガソリン満タンを要求する人も多いようですが、逆に下取りする車のガソリン量が結構残っている場合は査定にプラスになるのでしょうか?
下取りや買取時のガソリン量は査定に関係がない!
前述の通り、基本的に下取りに出す際も買い取り査定に出す際もガソリン量はほとんど入っていなくてもOKです。
ここからもわかる通り、ガソリン量が満タンであろうが、カラカラの状態であろうが基本的に査定量にプラスされる事はありません。
尚、廃車寸前のボロボロの車の場合、ガソリンは一緒に廃棄される事が多いようです。
結局下取り前にガソリンを入れて行っても、残っているガソリンが廃棄されるのであればあまり意味がありませんね。
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新車購入後、納車時のガソリンの量ってどれぐらい?
下取りに出す前にどれくらいガソリンを入れておけばいいのか?も気になりますが、新車が納車される時にガソリンはどれくらい入っているものなのか?も気になる所です。
車という高い買い物をしたのですから、ガソリン満タンのサービスくらいしてくれるのでは?と思ってしまいますよね。
しかし、新車の納車時に入っているガソリンの量は、およそ10リットルくらいが一般的のようです。
ガソリンはディーラーの売り物ではないのでサービスをする事は難しく、基本的に新車納車時にガソリンを満タンにしてくれている事はありません。
ちなみに、納車時のガソリン満タンサービスも、ほとんどの販売店や営業所などで、昔から営業マン個人の自腹で出している傾向が強かったようです。
現代ではこのサービスを聞いてもらえない場合も多いようなので、出来れば「納車時のガソリン満タンサービスは要求しないので、その分5,000円値引きして!」と言う方が聞いてくれる可能性が高いかもしれません。
※ちなみに中古車納車時のガソリンの量は?
中古車の納車時にも、通常ガソリンの量は5リットル〜10リットル程度が目安のようです。
中古車販売店でもガソリンは取り扱っている物ではないので、基本的にサービス出来る物ではありません。
中にはサービスで満タンにしてもらえる事もあるかもしれませんが、やはり販売担当者が自腹を切ってサービスしている場合が多いようです。
また、販売担当者がお客様の車を運転してガソリンスタンドまで走行するとなると、途中で事故などを起こしてしまった場合に大きなトラブルにもなりかねません。
そういった面から考えても、納車時にガソリンを満タンにするというサービスはしないというのが一般的なようです。
下取りに出す車のガソリンは購入した車へ入れ替え可能?
下取り前に、下取りに出す車にガソリンがたくさん残っている場合、もったいないので新しい車に入れ替たいと考える人もいるかと思います。
下取り車のガソリンを購入した車に移し替える事はできるのか?また、入れすぎた場合にガソリンを抜く事はできるのか?についてまとめてみました。
基本は下取り車から購入した新車、中古車への移し替えは不可!
ディーラーに「下取り車のガソリンを購入した車に入れ替えてほしい!」と言ってもまず断られます。
ガソリンの再利用は危険を伴うものでもあり、別の車に使用するとエンジンの故障につながる可能性もあります。
もちろん、簡単に自分で移し替えが出来るものでもありません。
ガソリンは引火しやすくガソリン自体を取り扱う事も危険ですし、ガソリンを抜く際に燃料タンク内の汚れや不純物も吸引してしまったり、塗装剥げの原因になったりと、車のトラブルを招く恐れもあります。
ですから、ガソリンの移し替えは基本的に不可能だと思っておいた方が良いでしょう。
入れ過ぎたガソリンは自分で抜く事は出来る?
自分でガソリンを抜く事は可能ですが、先程も説明したとおり、ガソリンを取り扱う事には危険が伴うという事を忘れてはいけません。
どうしても自分でガソリンを抜き取りたいという場合の方法としては、ポンプで抜き取る方法があります。
灯油ポンプで燃料を吸い出す事を想像するかと思いますが、灯油ポンプではホースの長さが足りません。
カーショップや通販で緊急時用の給油ポンプが販売されていますので、そちらを購入し使用するのが望ましいでしょう。
≪出典:モノタロウ≫
しかし、最近の車はガソリンの盗難防止やいたずら防止のために、タンク本体までホースが入らない構造になっている物もありますので、確認しておく必要があります。
このようにガソリンを自分で抜くためには、ホースを購入するための費用もかかりますし、何よりガソリンを取り扱う事は大変危険です。
こういった事を考えると、やはりガソリンを抜く場合は、ガソリンスタンドや自動車専門店に依頼する方が安心です。
ガソリンスタンドに持って行けば抜いてくれるの?
危険物取扱者の資格者のいるガソリンスタンドや自動車専門店に行けば、ガソリンの抜き取りをしてもらえる場合もあります。
しかし、お店によってはガソリンを抜き取る為の抜き取り手数料がかかりますし、ガソリンを保管するためのガソリン携行缶を用意しなくてはいけません。
ガソリン携行缶は10リットルサイズのものでおよそ2,000円〜3,000円程かかります。
≪出典:楽天市場≫
こうしてみると、ガソリンの携行缶と抜き取り料で結構な費用になると思いませんか?
もったいないからとガソリンを抜くはずが、結局はガソリンを入れる料金と変わらないという事になります。
なので、ディーラーや買取店から「ガソリンを抜いて来て下さい!」と言われない限りは、無駄にしたくないという理由で、わざわざガソリンを抜いて下取りに出すことはあまりおすすめ出来ません。
今回は、下取りに出す際のガソリンの量について詳しくお伝えしてきました。
下取り車のガソリンの量は、基本的にディーラーや買取店まで運べるくらいのガソリン量があれば問題ありません。
ガソリンの量が査定に影響する事はまったくありませんので、ガソリンの量を気にするくらいなら、多少なりとも査定に影響があるかもしれない、洗車や車内清掃を頑張る方がいいかもしれませんね。
車を綺麗な状態にしておく事が、下取り車を引き渡す時の最低限のマナーではないでしょうか。
※こちらの記事を読むと査定のポイントが良く分かります!
⇒参考記事:「車下取り時のチェック項目は?【※査定額アップの秘訣とポイント!】」