下取り価格の高い車ランキング!リセールバリューの高い車は?
車の買い替えをする上で、次の車選びはとっても悩むところですよね。
車選びは人によって様々ですが、年数がたっても下取り価格が高い車を選ぶと、次に買い替える際の負担が少なくてお得です。
そのため、購入する車選びをしている人の中には、以下の様な事を考えている人が多いようです。
● 「5年後に下取り価格が高い車を知りたいな・・・」
● 「リセールバリューが高い車って何があるかな?」
● 「外車(輸入車)でリセールバリューが高い車はなんだろう」
このような方のために、当記事では国産車・外車別に、下取り価格(リセールバリュー)が高い車をランキング形式でまとめました。
タイプ別(SUV、ミニバン、軽自動車、コンパクトカー、スポーツカー)のリセールバリューが高い車も紹介しています。
次に購入する車選びの参考に是非活用してください。
下取り価格に影響するリセールバリューとは?
車を購入する時には、次に車を買い替える時の事なんて考えないという人も多いでしょう。
しかし、出来る限り車にかかる費用を抑えたい、お得な車の買い替えをしたいという人は、リセールバリューを考えた上で車を選ぶ事が大切です。
そんな車選びの際に大切なリセールバリューについて、詳しく説明させて頂きます。
リセールバリューとは?
リセールバリューという言葉を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。
リセールバリューとは、「リセール⇒再び売る」「バリュー⇒価値」という意味で、一度購入したものを販売する際の再販価値の事を言います。
≪出典:Wikiペディア≫
3年後に車を手放す場合に、その車が新車価格の40%〜60%程度で売却できる価値があるだろうという予想です。
リセールバリューの違いによる車売却時の価格
新車購入価格 | リセールバリューが40%の車 | リセールバリューが50%の車 | リセールバリューが60%の車 |
---|---|---|---|
200万円 | 80万円 | 100万円 | 120万円 |
300万円 | 120万円 | 150万円 | 180万円 |
上記の表のように、リセールバリューの違いによって、車売却の際の価格に大きく差が出てきます。
リセールバリュー40%〜60%が一般的とされていますので、40%以下だとリセールバリューが低い車、60%以上だとリセールバリューが高い車と言えます。
リセールバリューが高い車の特徴
車を短いスパンで買い替える人にとっては、特に重要なポイントであるリセールバリュー。
リセールバリューが高い車はどのように選べばいいのか?リセールバリューの高い車の特徴について、分かりやすく表にまとめてみました。
リセールバリューが高い車の特徴と理由
特徴 | 理由 |
---|---|
海外で需要のある車 |
日本車は性能も良く壊れにくい事から、海外での評価が高く人気があります。 |
モデルチェンジしたばかりの車種 |
モデルチェンジしたての車種は、性能や装備・外装なども改善されている事と、当分モデルチェンジが無いためリセールバリューが高くなる傾向にあります。 |
ロングセラーモデルの車種 |
昔からずっと生産されているという事は、それだけ人気が続いているからと言えます。 |
家族需要のある車 | ファミリー向けのミニバンなど、内装や装備が充実している事から中古車でも購入する人が多く、中古車の値段も下がりにくくなっています。 |
生産数の少ない希少車 |
人気があるにも関わらず生産数の少ない車種はリセールバリューが高くなります。 |
軽自動車 | 軽自動車は車体価格の安さと燃費の良さ、更に最近では内装・装備も優れていてる物が多く、中古車でも人気があります。 |
ボディーカラーが白・黒・シルバー | 白・黒・シルバーの3色のボディーカラーは、車種や年式に関係なく人気があり、派手なボディーカラーに比べてリセールバリューは高めです。 |
上記の表を見ると、リセールバリューの高い車の特徴が、何となくお分かり頂けたのではないでしょうか。
人気のある車は中古車でもすぐに売れるので、在庫を抱えるリスクも少なく、しっかりと利益を得る事が出来るので高く買い取れるという訳です。
つまりリセールバリューが高い車というのは、中古車で需要がある車という事ですね。
リセールバリューが低い車の特徴
もうお分かりかと思いますが、リセールバリューの低い車は中古車での需要が少ない車です。
人気の無い車は、長期在庫になるというリスクもあり、売れなければ買取業者の損失も大きくなる可能性もあるため、買取価格はどうしても低くなってしまいます。
では、リセールバリューの低い車の特徴について見てみましょう。
リセールバリューが低い車の特徴と理由
特徴 | 理由 |
---|---|
大量生産された車種 | 新車の時には人気があり、大量生産された車種の型落ちモデルだと、在庫が余ってしまうため、リセールバリューが低くなってしまう傾向にあります。 |
モデルチェンジで古いタイプになった車 |
モデルチェンジした車種が人気が出るのと同時に、タイプが古くなった車は人気が落ちていきます。 |
輸入車 | 輸入車は日本車に比べて基本的に信頼性も低く、部品の入手が困難・修理代金が高くつくなどの理由から、リセールバリューは低い傾向にあります。 |
知名度が低い車種 | 知名度が低いという事は、その車を欲しがる人も少ないという事なので、買取価格も低くなってしまいます。 |
修復歴のある車 | 事故などで修復歴のある車は、当然下取り価格が低くなってしまいます。 |
派手なボディーカラー | 人気のボディーカラーが白・黒・シルバーなので、派手なボディーカラーは中古車でも一般的に人気が低い傾向にあります。 |
上記の表のような特徴がある車は、リセールバリューが低くなる可能性がありますので、車を購入する際はこういった事も頭に入れて選ぶようにしましょう。
リセールバリューが高い国産車ランキング
車の買い替えの際に、リセールバリューの高い車を購入すれば、また次の車の買い替えの時の購入資金に充てる事が出来ます。
トータル的に車にかかる費用も抑える事が出来るので、車を購入する際は下取り価格ができるだけ高い車を選びたいものです。
まずは、リセールバリューが高い国産車について、車情報サイトのデータを参考にランキング形式でまとめてみました。
1位:トヨタヴェルファイア2.5 ZGエディション
≪出典:TOYOTA≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 79.7% |
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リセールバリューが高い理由 |
中古車市場でも圧倒的な人気があり、新車価格が300万円超と高い事もあり、中古で購入しようとする人も多く、リセールバリューは安定している。 |
車の特徴 |
・アルファードの兄弟車となるフラッグシップミニバンの2代目。 |
2位:トヨタエスティマ2.4 アエラス
≪出典:TOYOTA≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 77.3% |
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リセールバリューが高い理由 |
・中古車市場でアルファード・ヴェルファイアに次いで、他のミニバンを寄せ付けない強さがある。 |
車の特徴 |
・ハコ型のミニバンが主流となるなか、“天才タマゴ”という初代モデルから引き継いだワンモーションフォルムを守り通し、独特の存在感を発揮し続けているミニバン。 |
3位:トヨタ ヴォクシー2.0 ZS
≪出典:TOYOTA≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 74.5% |
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リセールバリューが高い理由 |
・ファミリーカーとしても人気が高く、幅広い年齢層に需要がある。 |
車の特徴 |
・広々とした空間が魅力的な次世代スペースミニバン。 |
4位:ホンダヴェゼル ハイブリッドX
≪出典:HONDA≫
残価率 | 73.7% |
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リセールバリューが高い理由 |
・SUVなのにコンパクトで乗りやすく、燃費も良い事から中古車市場でも人気が高い。 |
車の特徴 |
・ミニバンの使いやすさとクーペのパーソナル感にSUVの力強さと安心感を融合したクロスオーバーSUV。 |
5位:スバルフォレスター2.0 XT
≪出典:価格.com≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 73.5% |
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リセールバリューが高い理由 |
・フォレスターは海外でも人気が高いため、中古車相場は値上がり傾向にある。 |
車の特徴 |
・SUV車の中では全高が低く安定した走りと、ステーションワゴンのようなスタイリッシュなフォルムが人気。 |
※上記で記載している残価率は、車情報サイトのデータを参考に2018年式の車の残価率を表しています。
年式によっても残価率は変わってきますし、中古車市場の価格相場にも変動がありますので、上記のランキングも変わってくる場合もあります。
リセールバリューが高い外車ランキング
外車は国産車に比べて値落ちが激しいものもあり、国産車を購入する時よりもリセールバリューを考えて選ぶ人も多いようです。
外車は価格の高いものが多いため、次の車の買い替えの事を考えると、リセールバリューが高い車を選ぶ事も重要なポイントではないでしょうか。
値落ちのしない外車はあるのか?中古車市場で人気のある外車はどれか?
続いては、リセールバリューが高い外車のランキングを見てみましょう。
1位:ボルボ XC60
≪出典:VOLVO≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 83.5% |
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リセールバリューが高い理由 |
・10年落ちでも査定評価がつくほど、中高年を中心に人気が高い。 |
車の特徴 |
・日本で始めて完全自動停止ブレーキが採用され、従来から高い評価を受けていたボルボの安全性をさらに向上させた。 |
2位:メルセデスベンツ Cクラス
≪出典:ヤナセ公式≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 72.7% |
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リセールバリューが高い理由 |
・ドイツ御三家とも呼ばれるプレミアムブランドで新車・中古車ともに高い人気を維持していて高額買取が期待できる。 |
車の特徴 |
・歩行者の飛び出し検知機能を加えた自動ブレーキや、渋滞追従機能付きのクルーズコントロールなど先進安全運転支援デバイスが充実している。 |
3位:BMW X1xドライブ
≪出典:BMW≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | 72.7% |
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リセールバリューが高い理由 | ・人気の高いコンパクトSUVで、BMWの中でも最も高い人気がある。 |
車の特徴 |
・最先端の排出ガス処理技術によって、環境に優しい走りを実現。 |
ポルシェ911
≪出典:ポルシェ公式≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | ー |
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リセールバリューが高い理由 |
・スポーツカーブランドの中でも圧倒的な知名度と人気があり、リセールバリューが下がりにくい。 |
車の特徴 |
・エンジンを車の一番後部に配置して後輪駆動を行うRR方式により、パワフルで速い走行が可能なスポーツカー。 |
ジープ ラングラーアンリミテッド
≪出典:Jeep≫
リセールバリューが高い理由と特徴
残価率 | ー |
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リセールバリューが高い理由 |
・本格SUVモデルを販売するジープはリセールバリューが落ちにくいブランドとして認知されています。 |
車の特徴 |
・多彩なセーフティ&セキュリティシステムを搭載し、高張力スチール製の強固なボディで安全性能に優れている。 |
※こちらも、上記の車情報サイトを参考に、2018年式の車の残価率でランキング付けさせて頂きましたが、外車の残価率に関してデータが少なかったので上位3位までしか記載できませんでした。
なので、はっきりとした残価率が記載できませんでしたが、リセールバリューが高い外車として有名な、ポルシェ911とジープ ラングラーアンリミテッドをご紹介させて頂きました。
タイプ別のリセールバリューが高い車
車を選ぶ際には、メーカーや車種以外にも車のボディタイプの種類で選ぶという人も多いのではないでしょうか。
もちろん好みもありますが、家族の人数や使用目的に合わせて選ぶ必要もあります。
そこで次は、ボディタイプ別に分けて、リセールバリューの高い車を紹介していきたいと思います。
SUV
SUVタイプの車種は、外見の格好良さと実用性にも優れているため、幅広い年齢層に人気があり値落ちしにくいと言われています。
特に、本格的に悪路を走ることを考慮して設計されたクロスカントリー系SUVが人気が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。
トヨタ ランドクルーザープラド
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 353万円〜536万円 |
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中古車価格帯 | 169万円〜638万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・国内のみならず海外でも高い評価を得ている。 |
スバル フォレスター
≪出典:SUBARU≫
新車価格帯 | 280万円〜309万円 |
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中古車価格帯 | 268万円〜379万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・優れた走破性と実用性を兼ね備えた本格SUVとして人気が高く需要が安定している。 |
マツダ CX-5
≪出典:MAZDA≫
新車価格帯 | 257万円〜388万円 |
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中古車価格帯 | 199万円〜410万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・スペックの高い走行性能に加え、安全で信頼のある走りを実現するための機能や装備が充実していて、中古車市場でも非常に人気が高い。 |
ミニバン
大勢で乗れて荷物を運ぶときにも便利なミニバンは、ファミリー層に人気があり中古車でも需要があります。
特に、両側にスライドドアを備え付けているミニバンは人気が高いようです。
トヨタ ノアSi
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 250万円〜325万円 |
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中古車価格帯 | 4万円〜391万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・年代が比較的高めの層に人気だが、ファミリー層が好むオプションも高評価。 |
日産 セレナ
≪出典:NISSAN≫
新車価格帯 | 216万円〜353万円 |
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中古車価格帯 | 9万円〜258万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・多彩なシートアレンジや、ハンズフリーオートスライドドアの装備など、ファミリーカーとして人気。 |
トヨタ シエンタ
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 177万円〜231万円 |
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中古車価格帯 | 79万円〜279万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・トヨタ最小のコンパクトクラスにも関わらず7人もの乗車が可能で、女性やシニア層を中心に大人気の車種。 |
軽自動車
軽自動車は国内の新車販売台数の約4割を占めていて、国内での需要が高い事が分かります。
軽自動車の中でも、燃費が良く車内空間が広いトールワゴンは人気があり、中古車でも安定した需要があります。
また趣味性の高いモデルも、値下がりしないと言われています。
スズキ ジムニー
≪出典:SUZUKI≫
新車価格帯 | 145万円〜184万円 |
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中古車価格帯 | 149万円〜298万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・趣味性が高く競合車種も少ないためリセールバリューも高くなる。 |
ホンダ N-BOX
≪出典:HONDA≫
新車価格帯 | 138万円〜197万円 |
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中古車価格帯 | 82万円〜198万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・軽自動車市場で大人気のN-BOXは、新車だけでなく中古車も非常に良く売れている。 |
スズキ スペーシア
≪出典:SUZUKI≫
新車価格帯 | 126万円〜162万円 |
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中古車価格帯 | 19万円〜182万円 |
リセールバリューが高い理由 | ・広くて便利、軽くて低燃費の軽ハイトワゴンは中古車でも人気が高く、スペーシアは特にファミリー層やシニア層に強い人気がある。 |
コンパクトカー
コンパクトカーは日常の足としての使いやすさと、乗りやすさから中古車でも購入する人が多くいます。
中でも、ハイブリットカーや装備が充実しているグレードのものは、リセールバリューが良い傾向にあります。
トヨタ プリウス
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 251万円〜347万円 |
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中古車価格帯 | 4万円〜540万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・巷で人気のハイブリッドカーは高値で買い取ってもらえる傾向がある。 |
ホンダ フィット
≪出典:HONDA≫
新車価格帯 | 142万円〜208万円 |
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中古車価格帯 | 39万円〜238万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・セカンドカーや日常の足として中古車で購入する人が多い。 |
トヨタ アクア
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 178万円〜253万円 |
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中古車価格帯 | 24万円〜249万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・コンパクトクラスのハイブリッドカーとして、新車・中古車ともに安定した人気がある。 |
スポーツカー
性能が良く美しいデザインのスポーツカーは、国内外に多数の愛好家がいます。
特に国産のスポーツカーは海外で人気が高く、過走行の車でも高値が付く場合もあります。
また、生産台数の少ない希少車種のスポーツカーだと、新車よりも高い値段で取引される場合もあるほどです。
トヨタ 86
≪出典:TOYOTA≫
新車価格帯 | 262万円〜342万円 |
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中古車価格帯 | 48万円〜1000万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・新車、中古車ともに安定した人気があり、供給も需要も一定数あってバランスがとれているため、リセールバリューが低くなりにくい。 |
マツダ ロードスター
≪出典:MAZDA≫
新車価格帯 | 193万円〜269万円 |
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中古車価格帯 | 5万円〜318万円 |
リセールバリューが高い理由 | ・中古車市場における流通台数が限られているため、中古車として希少性がある。 |
日産 GT-R プレミアムエディション
≪出典:NISSAN≫
新車価格帯 | 1063万円〜1870万円 |
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中古車価格帯 | 188万円〜1855万円 |
リセールバリューが高い理由 |
・日本製のスポーツカーの中でも海外での評価が高く人気がある。 |
車を選ぶ時は、価格や乗りやすさ、メーカーや車種など、人によって選ぶ基準は色々あると思いますが、次に買い替える際の負担を減らす為にも、リセールバリュについて考える事も大切です。
中古車市場では、年式が古かったり走行距離が多いものでも、驚くほどの値段が付く事もあります。
リセールバリューの高い車を選ぶ事で、車にかかる費用を大幅に抑える事も出来るのです。
短いスパンで車の買い替えをお考えの方は特に、こういったリセールバリューの高い車を選ぶのが得策です。
お得な車の買い替えが出来るよう、是非今回の記事を参考にして頂ければと思います。