キャンピングカーの購入相場!新車や中古車、軽の費用相場まとめ
アウトドア趣味の幅をさらに広げてくれるキャンピングカー。
そのダイナミックな見た目や機能性に富んだ車内設備には、憧れる方も多いですよね。
しかし、やはりキャンピングカーというとどうしても購入費用は高いイメージが強いので、なかなか購入に踏み切れないことも少なくありません。
そんなキャンピングカーの費用や種類については、以下の様な疑問が出てくることもあります。
● 「キャンピングカーの購入費用の相場って?」
● 「キャンピングカーは種類ごとで購入費用も変わってくる?」
● 「軽のキャンピングカーもあるみたいだけど、購入費用はどれくらい?」
そこで今回は、こうしたキャンピングカーの購入費用の相場などについて情報をお届けしていきます。
購入に興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
キャンピングカーの種類と購入相場まとめ!
こちらでは、キャンピングカーの種類ごとに購入費用の相場を紹介していきます。
キャンピングカーの主な種類まとめ!キャブコンバージョンって何?
バンコンバージョン(バンコン)
バンコンバージョンは、トヨタ ハイエースや日産 キャラバンといったバンもしくはワゴンを改造したキャンピングカーのことをいいます。
バンサイズなので狭い道路も少なくない日本では操作性が良く、日常生活でも使いやすいという特徴あがります。
ただその分室内空間は限られているため、より広々としたキャンピングカーを求める場合は不向きです。
キャブコンバージョン(キャブコン)
トラックの車台スペースを居住空間へと改装したのが、キャブコンバージョンといわれるキャンピングカーです。
バンコンとは異なり居住空間は別ユニットですので、所有者の独創性を盛り込んだ車づくりが可能です。
キャブコンバージョンであれば室内空間が広く車内でも立てるほどですが、車幅・車高ともに大きくなるため操作には注意が必要になります。
バスコンバージョン(バスコン)
バスコンバージョンは、マイクロバスなどのバスを改造したキャンピングカーです。
バスコンには、座席部分をあまりいじらずにキャンピングカーとするものもありますし、運転席部分だけをそのままにして後は居住空間へと大幅に改装したものもあります。
後者のほうが費用が高くなりますが、その分キャンピングカーとしての快適性や利便性は高いです。
またマイクロバスのバスコンであれば比較的小回りが利きますので、そうしたメリットもあります。
キャンピングトレーラー
アメリカのドラマなどでたまに見かけるトレーラーも、キャンピングカーの一種です。
トレーラータイプの場合は、乗用車などに牽引されないと自走できないのが一般的です。
牽引車を必要とするのは一見デメリットに思えるかもしれませんが、目的地ではトレーラーを引き離し、牽引車だけで移動することができると言うメリットにもなります。
軽キャンピングカー
軽キャンピングカーは、文字通り軽ワゴンや軽トラックをキャンピングカーへと改造したものになります。
軽自動車をベースとしているため、キャンピングカーとしては比較的価格を低く抑えることができます。
軽キャンピングカーには軽バンコンもあれば軽キャブコンもあり、広いスペースを取れるのは後者になります。
新車のキャンピングカーの費用相場と人気の車まとめ!
キャブコンバージョン、バンコンバージョン
相場 300万円〜1,000万円程度
キャブコンバージョンの人気ベース車
トヨタ カムロード、トヨタ ハイエーススーパーロング、ニッサン バネットトラック
バンコンバージョンの人気ベース車
トヨタ ハイエース、日産 キャラバン、三菱 デリカD:5
バスコンバージョン
相場 約850万円〜(大型の場合は約1,000万円〜)
バスコンバージョンの人気ベース車
トヨタ コースター、日産 シビリアン、三菱ふそう ローザ
キャンピングトレーラー
相場 約140万円〜(軽でも牽引可能な小型車であれば比較的車両価格が安価)
キャンピングトレーラーの人気車種
カラド C161L、バンショップミカミ コロ、インディアナRV、エメロード376 Vエディションシェルター
軽キャンピングカー
相場 100万円台〜300万円程度
軽キャンピングカーの人気ベース車(人気車種)
ダイハツ ウェイク、ダイハツ バロッコ、Transform Camper かるキャン
キャンピングカーは中古車だといくらくらい?注意点は?
中古車のキャンピングカーでも、新車と同様キャンピングカーの種類によって相場は変わってきます。
また車内設備の内容やスペックによっては、中古車といえど1,000万円以上する場合もありますので相場の把握はむずかしくなります。
ただ中古車であれば、車内設備の揃ったキャブコンを300万円以下で購入するといったことも可能ですし、軽キャンピングカーの中古車であれば100万円前後でも販売されている場合があります。
具体的な価格を知るためには、中古車情報サイトで実際に検索されることをオススメします。
カーセンサーなどのサイトでは、キャンピングカーの中古車価格も検索することができます。
中古キャンピングカー購入時にチェックしておきたいポイント
- トイレやボイラー、エアコンなどの車内設備
- 網戸やドアが問題なく開け閉めできるか
- 過走行車でないか?(目安:5年落ち5万km前後なら一般的には過走行車ではない)
中古車とはいえ、キャンピングカーを買うとなればそれなりに大きな買い物になりますので上記のような箇所は細かくチェックして選んでいくことが大切です。
たとえ安く買えたとしてもメンテナンス代が高くつけば意味がありませんので、メンテナンスの可能性がある箇所はとくに注意して見ていく必要があります。
さて今回は、気になるキャンピングカーの購入費用の相場や人気のベース車など、キャンピングカーの購入に関わる情報をたっぷりとお届けしてきました。
価格的にもキャンピングカーは、一般的な車を購入するよりも頭を悩ませるかもしれません。
しかし「少なくとも1,000万円はする」というイメージは間違っています。
キャンピングカーの種類によってはそれが当てはまる場合もあるのですが、一般社団法人日本RV協会による「キャンピングカー白書2016」では500万円台のキャンピングカーがいちばん売れているという結果が出ています。
こうした実態を知れば、キャンピングカーを今までより身近な存在に感じることができるのではないでしょうか。