貯金が無くても今すぐ車が買えます!その方法や注意点をまとめました。
車両本体価格はもちろん、維持費も高い車の購入に関しては、貯金なしだと手が出ないような気がしてしまいます。
ですが、実際は貯金なしでも車を買う事は出来ますし、比較的月々の維持費も安く抑えることは可能です。
● 「貯金なしでも車が欲しい!」
● 「お金がないけど今すぐ車が必要」
● 「頭金がなくローンが組めない」
● 「貯金ゼロだけど新車が欲しい」
当記事では、上記の様な悩みを解決すべく分かりやすくまとめてみました。
【一番現実的!】月1万円台〜新車が買えるカーリース
「貯金なしだけど・・・どうしても車は欲しい!」という人は結構多いと思います。
こういった貯金なしの人にとって一番現実的なのは「カーリース」と呼ばれるサービスです。
このサービスを利用すれば月1万円台からの新車購入も可能、貯金がなくても新車に乗ることができます。
カーリースの基本的な仕組みと特徴
カーリースとは、簡単にご説明すればリース会社所有の車を月々の使用料金を支払って乗れるシステムです。
では、実際にカーサービスとはどんなサービスなのかをご紹介していきたいと思います。
特に新車はディーラーに行って交渉しながら購入するものというイメージがありますよね。しかし、カーリースでも同じように新車に乗ることが可能です。
カーリースも企業によって違う!
カーリースは、主にリース会社とディーラー系リースの2種類あります。
毎月の定額払いで新車に乗れるといった点は同じですが、選べる車の種類や数が若干違います。
例えばカーリース会社の場合、リース会社が車を購入するのであなたの希望する車を提供することが可能です。
しかし、ディーラー系カーリースだと自社で用意できる車(例:日産フィナンシャルサービスなら日産車のみ)だけというデメリットもあります。
もちろん、全てのディーラー系カーリースがこういったデメリットを抱えているとは言いませんが、車選びから始めたいという人には選べる範囲が広い方が良いと思います。
今人気!月の維持費も込みで1万円台で新車が買える
カーリース会社の提供するプランの中には、なんと月々1万円台から新車が買えるものが存在します。
しかも車両本体のみで1万円台ではありません。例えば以下のように各維持費用やメンテナンス費用が含まれています。
車の維持費用 |
---|
車検費用、自賠責保険、自動車税、重量税等 |
※各カーリース業者で内容は異なります
各種メンテナンス費用 |
---|
エンジンオイル交換、ブレーキオイル交換、ウォッシャー液補充、オイルフィルター交換、エアコンフィルター交換、クーラント液補充等 |
※各カーリース業者で内容は異なります
ご紹介している内容はあくまで一例であり、「コミコミプラン」、「メンテナンスプラン」など様々な名称で各社提供しています。
もちろん、内容は各カーリース業者で大きく異なりますので、各公式サイトで比較してみると良いかもしれませんね。
車を買うと維持費やメンテナンス費用は欠かせません。
でも、カーリースを利用すれば維持費やメンテナンス費用も含めて1万円台で新車を買うことができますので、貯金なしで新車を購入するなら一番現実的な方法だと思います。
カーリースのデメリットと注意点まとめ
前項でご紹介したディーラー系リースには、選べる車が少ないといったデメリットがありました。
しかし、ディーラー系リースだけでなく一般的なリース会社にもデメリットや注意点は存在します。
例えば、
【全損事故の時は中途解約になる】
全損事故にあった時は中途解約になってしまいます。更に中途解約になった際は残っているリース料や残価などを清算しなければいけません。
万が一、全損事故になった時は契約の清算や新しい車の購入を同時期に進めることになるので金銭的な負担が増大してしまうでしょう。
【残価設定が大きいことがある】
カーリースの中には、予め残価と呼ばれる一定額を差し引き毎月の支払いを安くしているサービスもあります。
この場合、確かに毎月の支払いは安くなるのですが据え置きした金額(残価)はほとんどが契約者負担です。
残価があまりにも高額だと家計に大きく響くこともあるので注意が必要です。
【走行距離に制限がある】
カーリースで車を購入した場合、一般的には走行距離を月間1,000qもしくは1,500km以内に設定します。
契約すれば自由に乗れる反面、走行距離に制限があるので注意が必要です。
更にカーリース業者の中には、走行距離を短くすることで月々の料金を格安にしているところもあります。
走行距離が超過してしまうと契約満了時に超過分を請求されるかもしれないので契約する際には内容をしっかり確認するようにしましょう。
このように万能に見えるカーリースにもデメリットがあります。ですがよく見ると自分で購入した時と同じような問題ではないでしょうか?
例えば、任意保険内容によっては全損事故を起こしローンが残ってしまうケースもありますし、過走行になればたとえ年式が新しくても売却時の査定額が下がってしまいます。
どんなサービスにもデメリットはつきものです。デメリット部分を踏まえた上で「私にはカーリースがベスト!」と決めて利用するなら問題ないと思います。
月1万円台で新車が買えて維持費も安いオススメのサービス
さてご紹介してきたカーリースはいかがだったでしょうか?デメリット部分もありますが、メリットもたくさんあるので興味を持たれたかもしれませんね。
そこで、月1万円台で新車が買えて尚且つ維持費も安いオススメのカーリースを2つご紹介したいと思います。
まず一つ目は「おトクにマイカー定額カルモくん」です。基本的には国産全車リース契約可能なので車選びからという人には最適なサービスだと思います。
≪出典:おトクにマイカー定額カルモくん≫
また、おトクにマイカー定額カルモくんのリースは車両本体価格と自賠責保険料、更に自動車税などの各種税金を含めたリース料金になっているので定期的にかかる維持費を心配する必要がありません。
しかもボーナス払い不要もあり月1万円からとかなり格安料金で新車を手に入れることができます。
そして最もオススメしたいのが、充実した各種メンテナンスをパックした「ゴールドプラン」と「シルバープラン」です。
≪出典:おトクにマイカー定額カルモくん≫
ゴールドは車検をはじめ、商品交換など必要な費用が全てコミコミ、シルバーはゴールドプランの一部適用外というだけで基本的なメンテナンスは網羅しています。
車選びや料金シミュレーションなどは、ネットからできるので空いた時間にシミュレーションして利便性を感じるようであれば検討しても良いかもしれませんね。
リースなのに車がもらえる!?オリックスカーリース
≪出典:オリックスカーリース≫
1984年にサービスを開始したオリックスカーリースの「マイカーリース」は1984年にサービスを開始しました。
年々サービスも進化しており、現在は「いまのりくん」をはじめ充実した様々なサービスを提供しています。
最も特筆すべきは、「いまのりナイン・いまのりセブン」等のプラン満了時の選択肢の一つになっている「車をもらえる」です。
例えば9年契約の「いまのりナイン」で新車購入した場合、7年経過すると乗り換え(新車)と返却の2つから選ぶことができます。
≪出典:オリックスカーリース≫
しかし、あと2年乗り契約満了となる9年に達したら「もらえる」が加わり選択肢が3つに増えるのです。
もちろん、おトクにマイカー定額カルモくんと同じくボーナス払い不要で1万円台からリース契約することができます。
1万円台で新車を買いたい人、車に愛着を感じやすい人、そして大手カーリースがいいなと思う人にはオススメのカーリースです。
【ない事もない?】マイカーローンや銀行ローンを利用して車を買う
貯金がなくてもマイカーローンや銀行ローンを組むことは可能です。
そもそもこういったローン商品は、勤続年数や収入額に対する借入状況、そして返済状況が重要になってくるので、貯金なしでも基本的には大丈夫ですが、リスクやデメリットを理解した上で利用するようにしましょう。
貯金がない為フルローンになる!リスクとデメリットを理解
冒頭で申し上げた通り、マイカーローンや銀行ローンでも新車を買うことは可能ですが、カーリース同様にリスクやデメリットを無視する訳にはいきません。
特に貯金がないからという理由で使うフルローンはリスクを伴う事もあるので注意が必要です。
金利が高くなる
「貯金なし=頭金なし」の場合、確実にフルローンになり高い金利を取られてしまいます。
金利は1.5〜4.0%くらいなので一般的には低金利と言えますが、
● 新車の購入価格が高い
● ローン期間が長い
といくら低金利だったとしても金利分は家計に響いてしまいます。
例えば150万円を金利4%で6年払いにすると、
総額150万円の新車を買った場合
返済総額 | 1,689,645円 |
---|---|
利息総額(年率4.0%の場合) | 189,645円 |
月々の返済額(ボーナス払いなし) | 23,467円 |
※元利均等で計算
※実際の計算とは異なる場合があります
このように金利だけで189,645円です。しかも毎月の返済額は23,467円と到底1万円台のローンにはなりません。
仮に6年(72回払い)で月々1万円台にするなら130万円以下の車を選ばないと不可能です。
高い車や新車は買えない可能性がある
前項の金利計算から考えれば、月1万円台で買える新車は130万円以下になってしまいます。
130万円以下で買える新車・・・かなり厳しいと思いますし、買える車もかなり限定されるでしょう。
つまり、フルローンを組んだ場合、高い車はもちろんのこと新車も難しい可能性があります。
頭金がないと審査に通らない可能性が高い
頭金がないとお金を貸す側としては「収入は安定しているのだろうか?」、「返済は滞らないだろうか?」と色々な不安を感じてしまいます。
そしてローンを組む金額が高ければ高いほど、その不安も大きくなるものです。
審査を通過できるかは、実際にローン審査を受けてみないと分かりません。ですが、万が一審査が通らなかった場合、車購入を急いでいる人には致命的です。
ローン審査は新車見積もりの段階でも受けることができます。審査通過に不安を感じる人は少し早めに申し込むと良いかもしれません。
将来的にローンが重なるリスクもある
無事にローン契約を結べたとしても、その返済期間があまり長すぎるとローンが重なってしまうリスクも出てきます。
例えば、6年でローンを組めたとします。ローンが終了する前に事故や故障になり買い替えが必要になったらどうなるでしょうか?
保険などで残りのローン全てを補填できれば問題ありませんが、出来なかった場合は新しい車のローンと重なってしまいます。
ローン年数を増やせば毎月の返済は確かに楽になります。
しかし、こういったリスクを考えると慎重に検討する必要はあると思います。
ローンを組むならどこが良い?銀行とマイカーローンの違い
まず銀行ですが、ローン契約する際に「口座開設」を前提条件にしているところが多く、口座を持っていない場合はネットで完結できるWEB完結などが利用できません。
≪出典:三菱UFJ銀行≫
それに対して、損保ジャパン株式会社などのマイカーローンは「あなたの口座に振り込む」なので口座開設の手間は無くなりますし、いつでもWEB完結できるところがほとんどです。
利便性などを考えると口座なしでもWEB完結できるマイカーローンでローンを組む方が良いかもしれませんね。
ちなみに、今ご紹介した損保ジャパン株式会社のローン商品は
「ジャパンダ・ネットマイカーローン」という名称で金利は※1.95〜2.85%(年率)、借入期間は最大で10年です。
※に該当した場合で、フレッシャーズ優遇(-0.05%)、またはバイク割引(-0.05%)対象の場合は年1.90%
公式サイト内には返済金額シミュレーションも実装されているので月々1万円台のローンを組めるか確かめる事もできます。
※無料でシミュレーションができる!金利が安いマイカーローンはコチラ♪
【非現実的?】車を買うお金や頭金を借りる
マイカーローンや銀行ローンは、金利が低いので長期借入するには最適な商品だと思います。
しかし、特に銀行ローンの場合、雇用形態や収入によっては必ずしも審査を通過できるとは限りません。
「親や友人からお金を借りる」、「消費者金融からお金を借りる」など手っ取り早くお金を借りる方法は他にもあるのですが・・・現実的かどうかには少し疑問を感じてしまいます。
オススメはしない!親や友人にお金を借りて車を買う
一番身近な方法として親や友人にお金を借りて車を買うという方法があります。
親や友人の場合、相談しやすいと思いますしほとんど口約束程度で、
● 利息を取られない
● 返済期限がない
といったメリットがあります。
しかし、万が一返済が滞ったり返済不可になった時は大問題です。
たとえ親や友人だったとしても『お金』の貸し借りの場合はトラブルになる危険性も出てきますし、相手が友人なら今まで築き上げた信頼関係と共に大切な友人も失ってしまうかもしれません。
数万円程度のすぐ返済できる金額なら良いかもしれませんが、貯金なしとはいえ、数十万円、数百万円という大金を親や友人から借りることはあまりオススメできない方法です。
頭金だけなら検討するのもアリ?キャッシングの利用
「車購入するのにキャッシング!?」とビックリしたかもしれませんが、キャッシングは、融資までのスピードが速いので上手に使えば心強い味方になってくれることもあります。
特に貯金なしなら頭金すら準備できないのでキャッシングも検討している価値はあるかもしれません。
消費者金融でとりあえず頭金を用意する
アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなどが代表的な消費者金融のキャッシングの利用も検討する余地があると思います。
各消費者金融の中には、ネット申込OKや即日融資可能などといったスピード融資をしているところも多く、下記画像のアコムのように30日間利息なしといった消費者金融もあります。
≪出典:アコム≫
しかも消費者金融であれば用途は自由!車の頭金にしても何ら問題はありません。
「いますぐお金を用意したい!」という人や「25日後にボーナス入るんだけど今はお金がない」のといった一時的な短期借入なら消費者金融のキャッシングはお得な方法と言えるかもしれませんね。
ただし、借りることばかり考えてはいけません。必ずあなたの収入と支出を確認し返済できることを確認してから借り入れするようにしてください。
銀行キャッシング
頭金を準備したいなら銀行キャッシング(カードローン)も検討してみてはいかがでしょうか?
例えば三菱UFJ銀行が提供しているバンクイックや三井住友銀行カードローン、そしてみずほ銀行カードローンなどが有名、更には楽天銀行カードローンといったネット銀行もキャッシングを取り扱っています。
≪出典:バンクイック≫
ただ、消費者金融と異なる部分も多いので、あなたの置かれている状況に適しているのかどうかを見極める必要があります。
下の表は同じ三菱UFJフィナンシャルグループのキャッシング商品を比較したものです。
バンクイック | アコム | |
---|---|---|
提供元 | 三菱UFJ銀行 | アコム株式会社 |
金利(実質年率) | 1.8〜14.6% | 3.0〜18.0% |
利用限度額 | 10万円〜500万円 | 1万円〜800万円 |
即日融資 | × | 〇 |
金利なしサービスの有無 | × | 〇※最大30日間 |
※アコムは三菱UFJフィナンシャルグループに属しています。
※「即日融資」及び「金利なし」は条件を満たしていることが前提です。
同じグループなのにアコムに比べると金利が低く設定されていますよね。銀行キャッシングの最大の特徴は金利の低さです。
一方で消費者金融と違いほとんどの金融機関で「即日融資」には対応していない、無利息期間がないというデメリットもあります。
銀行系キャッシングには無利息期間がないので、借入れして30日以内に返済できる人は消費者金融、30日以内に返せない人は金利の安い銀行キャッシングが向いているかもしれませんね。
クレジットカードのキャッシング枠
クレジットカードには買い物で使う「ショッピング枠」と一定の金額をキャッシングできる「キャッシング枠」が設けられています。
通常は、ショッピング枠で買い物などをすると思いますが、直接お金を借りたい人はキャッシング枠が非常に便利です。
数十万円程度の頭金であれば一括で借り入れできますし、万が一足りなかったとしてもキャッシング枠は増額させることができます。
今現在、クレジットカードをお持ちの場合は、キャッシング枠がどう設定されているのか確認してみてください。
消費者金融、銀行キャッシング、クレジットカードのキャッシング枠なら頭金を用意することは可能です。
しかし、かなり短期間で返済しなければ金利が発生し、新車のローンと並行して払い続けることになる危険性も出てきます。
こういった無駄な金利支払いを考えると、やはり貯金なしの状態なら頭金不要で毎月定額のカーリースが無難で安心ではないでしょうか?
今回は「貯金なしでも車が欲しい!」と思った時に使える方法について詳しくまとめてみました。
一般的には頭金を貯めてローンを組むという方法を取る人は多いと思いますが、調べてみると他にも様々な方法が残されています。
あなたは車を自分のもの(名義)にしたい派ですか?それとも乗れれば名義などは気にしない派ですか?
こういった事も買えるか買えないかを左右してしまうのかもしれませんね。
あなただって一日でも早く車を手に入れたいはずです。貯金なしでも購入可能な方法で念願の新車をゲットしてください。
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