動かない車の廃車まとめ!車検切れや事故車の引き取りは可能?
車と言うのは乗っている時は本当に便利なものですが、勤務先が変わった為に使わなくなったり、使用していた家族が車を置いて出て行ってしまった場合などは、早めに処分しなければ余計な費用がかかってしまいます。
特に置きっぱなしにしていたが為にエンジンがかからなくなった様な、いわゆる”動かない車”の処分に関して困っている人も少なくないようです。
ネット上の掲示板サイトやFAQサイトなどを見てみると、以下の様な書き込みも多く見つかります。
● 「事故をして直していない車でも廃車にしてくれる業者ってありますか?」
● 「車検も切れて動かせない様な車ってどうやって処分すればいいのですか?」
● 「長年使ってなくて動かない車を廃車にしたいのですが、買い取ってくれる所ってありますか?」
● 「動かない”不動車”を高く買い取ってくれる専門業者とかって知らないですか?」
あなたも同じような悩みを持ち、当ページにご訪問頂いたのではないでしょうか?上記の様に『動かない車の廃車』に関して特に悩んでいる人も多い様なので、今回はこちらに関してまとめてみました。
もし今現在あなたも動かない車を所有していて、廃車にしようか迷っていると言う事なら、是非最後までチェックしていただければと思います。
動かない車の廃車や引き取りは無料でしてもらえる?
ネット上のサイトの中には、廃車を自分ですれば費用がほとんどかからないと言っているところもありますが実際には、
● 手続きや書類に関する費用
● スクラップ(解体)費用
● レッカー代(動かない車や遠方の場合)
と書類等の費用だけにとどまらず、自分で廃車することになればスクラップ代やレッカー代は別途かかるのが現状です。
このように処分費用がかかることを考えれば自分で動かない車を廃車するより無料で廃車してくれる業者を見つけた方がよいかもしれません。
動かない車を廃車にする手順と費用!
動かない車を廃車する為には、まず自分で廃車するか?それとも業者に頼んで廃車するのかをはじめに決めないといけません。
仮に自分で廃車するのであれば、
簡単にご説明するとこのような流れで進めていきます。一方、ディーラーや中古車販売店などの業者に依頼するなら『必要書類を揃える』以外は全て業者が代行しくれるので廃車手続きは非常に簡単です。
ただし、どちらの方法を用いたとしても廃車する際は各種書類入手時や運輸支局での手続きなどに費用がかかりますし、廃車する車は動かないので業者によっては数万円くらいの『レッカー代』や『スクラップ代』が別途必要になってきます。
※車の廃車に関わる必要書類や手続きをもっと詳しく知りたい方はこちら♪
参考ページ⇒車の廃車に必要なものや書類は?【※廃車手続きの流れと方法】
廃車や引き取りは廃車専門業者なら無料!
動かない不動車に関しては、前項でご紹介したように廃車にするにも費用がかかる場合があります。
もう一度分かりやすく表でまとめてみると、
● レッカー車を手配する料金
● 各種書類の発行費用
● 動かない車を動かす為の人件費(レッカー業者依頼の場合のみ)
● 運輸支局にて抹消登録手続きをする人件費(代行業者依頼の場合のみ)
このように様々な費用が発生してきます。
この費用は各業者バラバラで1〜2万円で済むところもあればレッカーやスクラップが高くつき5万円くらいになってしまうこともあります。
そんな動かない車(不動車)でも、廃車専門業者ならレッカー代を含め全て無料(自分の入手する書類を除く)、以下の様な状況であれば査定額がつき高く買い取ってくれる場合があります。
● 車検が残っている
● 自動車税を支払ったばかり
● その場で修理すれば動かせる車(バッテリー関係etc)
● 修理可能で希少価値の高い車
もちろん上記の様な状態でなく、車検切れや事故車、ボロボロの不動車でも廃車専門業者や不動車の買取が得意な業者であれば、買取は十分可能です。
普通に廃車にすればレッカー代だけでも1〜3万円支払わなければならない可能性もあるので、動かない車の処分についてはやはり廃車や引き取りを無料で引き受けてくれる専門業者に頼むのがオススメです。
廃車や引き取りでオススメの廃車専門業者!
前項で紹介した様に、業者によっては動かない車でも無料で廃車にしてくれたり、買い取ってくれる場合もあります。
そんなオススメの業者に関して今回はまとめて紹介させて頂きます。特に最初に出てくる 廃車ラボに関しては、管理人も廃車の際に利用し、他の車買取店が0〜1万円だった所、7万円近くで売れたのでオススメです。
管理人も廃車依頼の経験ありなのでオススメ!
廃車ラボ
廃車専門業者名 | |
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対応エリア | 日本全国 |
申し込み方法 | 電話、メール、FAX |
主なサービスや特徴 |
・査定、引取り(レッカー代)、廃車手続きは全て無料 |
冒頭で申し上げた管理人も利用したことのある廃車専門業者です。動かない車の場合に一番気になるレッカー代は完全無料でしかも全国に対応しています。
また、車検あり、納税済みは査定アップの対象になりますから、自腹で廃車するしか方法ないかな・・・と諦めかけている人には絶対オススメです。
先ほども申し上げた通り、管理人はこの業者を利用し7万円近くで売却しています。
買取業者は0〜1万円、廃車専門業者は7万円近く、また次車を購入することを考えればかなり大きな差だと思います。
365日対応OKの廃車買取業者!
廃車買取.com
廃車専門業者名 | |
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対応エリア | 日本全国 |
申し込み方法 | 公式サイトフォーム |
主なサービスや特徴 |
・査定、手続き、車の引取り(レッカー代)は無料 |
0円買取保証、手続き代行無料、無料引取(レッカー)と三拍子揃った廃車専門業者です。365日年中無休で全国に対応していますから、忙しい人には非常に利用しやすい廃車専門業者と言えるでしょう。
また車の引取りと書類確認が終了すれば原則2日以内に買取金はあなた名義の銀行口座に振り込まれます。
『次に購入する車が納車されるまでに空白ができたら困る』と考えている人にはこういった早い対応の廃車買取.comがオススメです。
0円以上の買取保証が魅力!廃車ドットコム
廃車専門業者名 | 廃車ドットコム |
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対応エリア | 日本全国(栃木、山梨など一部の地域を除く) |
申し込み方法 | 公式サイトのメールフォーム |
主なサービスや特徴 |
・買取実績10万台以上 |
廃車ラボと同じく動かなく査定がつかなかった車でも買い取ってくれる実績豊富な廃車専門業者です。もちろん、レッカー代は無料、税金の返還にも対応、そして0円以上の買取保証もあります。
また、対応エリアは山梨や栃木など一部の地域を除く全国OK、レッカー移動が必要な動かない車を所有している人には向いています。
全国対応&レッカー無料!廃車買取カーネクスト
廃車専門業者名 | 廃車買取カーネクスト![]() |
---|---|
対応エリア | 日本全国 |
申し込み方法 | 電話、公式サイト専用フォーム |
主なサービスや特徴 |
・査定、書類作成、レッカー代無料 |
顧客満足度95%を誇る業界トップクラスの廃車専門業者です。申し込みは電話もしくはメールから可能で、レッカー移動や手続きなど全て無料で廃車することができます。
更に車の引き取りは最短当日、土日祝日でもOK(一部地域を除く)、契約し引き取った車は修理後に中古車として国内販売か海外に輸出、中古車として売れない場合もパーツごとに分解して販売していきます。
車検切れで動かせない車を処分する方法!
当然のことですが車検切れでは公道を走ることができません。だからといって動かない車をそのまま放置というわけにはいきませんよね。
そこで、車検切れで動かせない車を処分する方法について詳しくまとめてみました。
車検切れで動かせない車を処分するには?
自分で処分する、業者に依頼する、車検切れで動かない車を処分するにはこのように2種類の方法があります。
まず自分で処分する方法ですが、スクラップを行い、その後運輸支局にて永久抹消登録の手続きを完了させれば動かせない車を処分することができます。
ただし、自分で処分となるスクラップ費用が必要になってきますし、運輸支局の難しい手続きも自分で対応しなければいけません。
こう考えると、
● 廃車手続き(抹消登録)
● スクラップ(再販の時もある)
などを全て引き受けてくれる専門業者に車を預けて処分したもらった方が一番手間がかからないと思います。
車検切れの動かない車には廃車専門業者がベスト
処分(廃車)することが決まっているのなら、無理に自分で廃車しようとせず廃車に特化した専門業者に依頼するのがベストではないでしょうか?
自分で車検切れの車を処分するには、手続きを含め色々と動かなければなりません。頻繁に廃車しているのなら別ですが、ほとんどの人は行ったことがないはずです。
一方、廃車専門業者であれば、前項でご紹介した動かない車の手続きを含めたすべてに精通していますし、廃車に関する手続きなどが全て無料で車の状態によっては買取になったり税金の還付を受け取ることもできます。
もし廃車専門業者を利用したとして問題があるとすれば『車検が切れているのでどうやって車を持ち込むのか』という点だと思います。
廃車専門業者まで運転するには?
『自分で運転して業者に持ち込む』と考える人もいると思いますが、車検が切れているにも関わらず『廃車専門業者はすぐそこだから!』といって公道を走らせることは絶対ダメです。
もしも、車検切れの車で公道を運転した場合には以下の様な大きな罰則が科せられます。
無車検車走行の罰則 |
・30日間の免許停止処分 |
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無車検と無保険車走行 |
・90日間の免許停止 |
しかも表に掲載していますが、自賠責(自動車損害賠償保険)も同時に切れていたら更に重い罰則が待っていますから間違っても車検切れや自賠責切れで走行しないようにしてください。
動かない車は車検と自賠責が同時に切れていることが多い!
自賠責は車検時に車検を代行してくれる業者が一緒に更新手続き行うのが一般的です。
つまり、車検が切れてそのままであれば自賠責も同時に期限が切れてている可能性は高く、公道を走行した際は『無車検+無保険車走行』という思い罰則なることが多いと思います。
こうなると『車検切れの車を走行させる手段なし』と思うかもしれませんが、じつは仮ナンバーを取得して走行するという手段が残されています。
仮ナンバーの交付と申請方法
車検が切れた車を走行させる為には、以下の書類や手数料などを用意してお住いの地域にある行政庁(市役所など)の窓口に行き仮ナンバーの交付を申請します。
申請窓口及び場所 | 最寄りの市区町村役場や出張所 |
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申請可能日 | 当日もしくは前日(休日などの場合はその前日) |
受付時間 |
8:45〜5:15(休祝日や年末年始を除く) |
必要書類等 | 運転免許証、自賠責保険証、印鑑(申請者のもの)、手数料(750円)、車を確認できる書類(車検証など)、自動車臨時運行許可申請書(申請窓口で取得) |
返納期間 | 許可期間末日から5日以内 |
返納時持参するもの | 仮ナンバー、許可証 |
申請場所や書類をご紹介していますが、各地域で内容は多少異なると思ってください。
申請し審査が終わればすぐ以下の様なナンバープレートが交付されるので、交付されたものを通常のナンバープレートが付く場所にしっかり固定してください。
※実際の仮ナンバープレートとは若干異なります。
『つけるのが面倒だから!』といって車内のフロントガラス付近に置いている人も見かけますが、本来この方法は違法行為にあたるので避けるようにしましょう。
また、仮ナンバーには有効期限があり満了から五日以内に許可証と共に申請窓口へ返却しなければいけませんので、必ず期間内に動かせない車を廃車専門業者に持ち込み返却するようにしてください。
もちろん、5日以内に返納不可能な状況だとこの方法は使用することができませんし、ギリギリ間に合うかなといった状況は事故に繋がってしまう可能性があるのであまり余裕がない時はレッカーなどを手配した方が安心だと思います。
仮ナンバーの種類について
仮ナンバーには赤枠のついたものがあります。これは『回送運行ナンバー』と呼ばれるもので車の回送を行う専門業者が使用するもの一般的には『赤ナンバー』という名称で知られているものです。
※実物のものとは若干異なります。
基本的に一般の人は取得できませんので、先にご紹介した『赤い斜め線』の入った仮ナンバーのみ覚えておいてください。
廃車専門業者に引き取ってもらうには?
自分で廃車専門業者に乗り入れるのは手間とお金(手数料やガソリン代など)がかかります。ですから、動かない車を処分する際は、直接廃車専門業者に引き取ってもらうことを考えておきましょう。
廃車専門業者であれば前項でご説明した通り、引き取りやレッカー代が無料なので対応エリアに入っていれば自分で廃車するより断然お得だと思います。
ただし、業者は引き取る際、あなたの車の状態に合わせた積載車や道具を事前に用意してくるはずです。
もし廃車専門業者に車を引き取ってもらいたいのであれば査定や引取りを申し込む際に『車検が切れて動かせない』と事前に伝えておましょう。
事故で動かない車を処分する方法!
事故をすると莫大な修理費用がかかる事も多く、修理して乗り続けるか?新しい車(中古車)を新たに購入するか?は迷ってしまいます。
もし新しい車を購入するのであれば、事故をしたボロボロの車(動かない車)は廃車(スクラップ)と考えるのが一般的です。
事故で動かない車を処分するには?
事故をして動かないボロボロの車の場合は、仮ナンバーを取得して自分で運転する事が出来ないので、どう処分すればいいのか?誰に頼めばいいのか?と悩む人は多いはずです。
結論から申し上げると事故車の状態にもよりますが、レッカーで移動しスクラップ工場で解体、その後運輸支局で永久抹消登録(廃車)というのが事故で動かない車の一般的な処分方法です。
そして、処分方法は大きく分けると以下のように2つあります。
● 自分で廃車する
● 専門業者に事故車を引き取ってもらう
ただどちらにしても運ぶ際に運転できないのでレッカーは必要になってきます。
もし、自分で廃車するならレッカーの手配から立会いなど全て自分で処理ということになるので相当時間に余裕がある人でなければ難しいと思います。
一方、専門業者であればレッカー手配や手続き全てを無料で代行してくれますし、時間の有無もあまり気にする必要がないので事故車を処分するならこちらの方がオススメです。
※事故車の廃車についてもっと詳しく知りたい方はこちら♪
参考ページ⇒事故車を廃車にするには?【※その方法と費用おすすめの業者など!】
動かない車は処分しなくても買取業者に売却できることも!
『動かない車=廃車』と考えるのはごく普通のことだと思いますし、ほとんどの人が同じように考えているはずです。
しかし、たとえ廃車しか方法がないと思われる動かない車も当ページでご紹介してきたような廃車専門業者や買取業者に買取りしてもらえるチャンスはあるのです。
動かない車を買取業者で売却してもらうには?
車が動かなくなったとしても『せっかくお金を払って買ったのだから少しでも高く売りたい!』という人もいるでしょう。
このような方は廃車専門業者を最終手段として、先に不動車、事故車に特化した買取業者などへの依頼も検討してはどうでしょうか?
こういった業者であれば、車検切れ、バッテリー切れ、事故車でも買い取ってくれるチャンスはありますし、車検切れやバッテリー切れ程度であれば査定額に響くことなく買取価格が提示されるケースも少なくありません。
また、買取業者の中には複数の買取業者に査定を依頼できる買取一括査定もあります。
こちらを利用すれば各社異なった金額を提示してくるのでより高い売却も期待できそうです。
このように廃車という選択は最終手段として考え、まずは売却する方向性で考えても良いかもしれませんね。
※動かない車の売却についてもっと詳しく知りたい方はこちら♪
参考ページ⇒車の売却、動かない車でも売れる?【車検切れの車の売り方!】
今回は『動かない車の廃車』をテーマに車検切れや事故車の引き取りについてご紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
ここまでお読みいただいたのであれば色々な廃車や処分方法があることに気づかれたと思います。
今、あなたの自宅にある車がどういった状態なのかが分からない以上、『これがベストな方法です』とこの場で申し上げることはできません。
しかし、『動かない車=自分で廃車処分』と決めつけず、廃車買取や買取業者を利用すれば思わぬ金額で売れることはあると思います。
廃車もやり方によっては費用がかかる場合もあれば、還付される場合もありますので、しっかりと事前に問い合わせて、後で後悔しない様に廃車にしてくださいね。
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