車の買い替え時期と税金の関係まとめ!

「車の買い替え時期と税金の関係!【※タイミングで損や得はある?】」がイメージ出来る画像03

 

車関係に詳しくない人にとっては、車の保険や税金に関してはわかりにくいものです。買い替えの時期に購入の為の諸経費などを調べてみても正直理解はしにくいかもしれません。

 

もしかするとあなたも下記のような悩みをお持ちではないでしょうか?

「車の買い替え(乗り替え)の際、得をするタイミングとか時期ってある?」
「自動車の税の税金の支払いに関して良く分からない・・・車の購入時期と関係ある?」
「車を購入する時期は、3月はやめといた方がいいって聞いたけど本当?」
「車の買い替えの際、税金関係で注意する事は?」

 

実際に上記のような悩みを持っている人は多いようですので、当記事ではこの≪車の買い替え時期と税金の関係≫についてくわしくまとめてみました。もしあなたも一つでも疑問に思うような事があれば、是非一度目を通しておいて下さいね。

 


車の買い替え時期、何月に購入するのが得?タイミングは?

「車の買い替え時期、何月に購入するのが得?タイミングは?」がイメージ出来る画像01

 

では、実際に車の買い替え時期と税金の関係について説明して行きますが、まずその前に税金の支払いに関しても簡単に理解しておいた方がいいかもしれません。

自動車税に関する基本知識

なぜ自動車税の支払い期限はこんなに短いの?

 

ご存知の方は読み飛ばして頂いて結構ですが、基本的に自動車税の支払いは、毎年4月〜翌年3月までの分を一括で支払う事となります。支払う月で言うと、請求書が自宅に送られてくるのが、毎年だいたい5月頃になり、支払い期限が5月末に設定されている事がほとんどです。

 

ちなみにこの自動車税の支払い、5月10日以降に送られてくるのに、支払い期限が5月末までと比較的短く感じてしまいます。ただ、4月1日時点での自動車保有者に送付されますので、個人個人に請求書を作成し、郵送されるまで1ヶ月近くかかってしまう訳です。

 

自動車税の納付が遅れても遅延金がかからない理由

 

尚、5月末までに支払わないと、通常は支払い期限の翌日から遅延金を上乗せして支払わなければいけなくなります。しかし、「納付期限を過ぎていたけど遅延金がかからなかった」と言う人も結構います。

 

この理由として、基本的に自動車税の支払いは100円未満は切り捨てて支払う事となっています。その為、遅延金が発生しても100円未満となっている事がほとんどで、切り捨てられているから遅延金がかからないのです。

 

自動車税の額は車によって違うの?

 

自動車税の額に関しては、車の排気量によって支払う金額が変わってきます。基本的には下記のとおりとなります。軽自動車は年間で一律7200円となりますので、下記一覧表には含まれません。(※2015年4月1日から軽自動車は増税となります。7200円⇒10800円)

総排気量 年税額(自家用車)
1,000cc以下

29,500円

1,000cc超1,500cc以下

34,500円

1,500cc超2,000cc以下

39,500円

2,000cc超2,500cc以下

45,000円

2,500cc超3,000cc以下

51,000円

3,000cc超3,500cc以下

58,000円

3,500cc超4,000cc以下

66,500円

4,000cc超4,500cc以下

76,500円

4,500cc超6,000cc以下

88,000円

6,000cc超

111,000円

 

基本の自動車税はこの金額になります。しかし中には「あれっ!?私の支払っている税金額がない!?」と思う人もいるかもしれません。実際に私は、「2,000ccの車に乗っているのに何故支払額が43,400円なの?39,500円じゃないの?」と以前に思った事があります(汗)

 

しかしよく納税書を見ると『当該自動車の税額は、。グリーン化税制により約10%高くなっています。』と書かれています。これは、古い車に課せられる重税で、グリーン化税と呼ばれます。名前を読むと何となく想像出来ますが、要するに最近のエコカーに比べると環境的によくないからですね。尚、最近のエコカーの場合は、重税ではなく減税される場合もあります。(エコカー減税)

 

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自動車税の支払いと還付について

車の買い替え、購入する月によって損や得はある?

 

自動車税を5月に一括で支払う為、月によっては損や得があるように感じてしまいます。しかし購入する月がいつであろうと、自動車税の支払いに損得は関係してきません。基本的に4月1日の時点で車を所有している人に向けて自動車税が送付されますが、6月や7月に購入しても残りの未経過分の自動車税を購入店に支払う事になります。

 

尚、下取りや買い取りに出す場合はその逆となり、「車の下取りと自動車税の関係まとめ!」で説明した通り、基本的には自動車税の還付金も査定額に含まれているので売却者には戻ってきません。

 

ですので、あまりに買取額や下取額が安いと感じた場合は『還付される自動車税も査定額に含まれてこの値段ですか?』と一度聞いてみても良いかもしれませんね。(※手続き費用と相殺される場合もあります)

 

買い替え時期は3月末は避けた方がいい?

 

上記で説明した通り基本的に損得はありませんが、買い替えのタイミングが3月末だと少し面倒なことになる可能性もあります。と言うのも、基本的に自動車税は4月1日時点の所有者に請求書が送付されると言う事はお伝えした通りですが、3月に買い替えをした場合、手続きが遅れてしまい4月をまたいでしまう場合があります。

 

この場合は3月に車を買い替えた為、以前の車の自動車税の納付書と新たに購入した車の納付書の両方が届く可能性があります。もし買い替え時期が3月中になるようなら、購入前にディーラーや販売店に確認しておく事が必要となります。

 

 

車買い替えの時期と税金の関係についてご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?自動車税の事に関して今一つ分かっていなかった人も、少しは理解出来たのではないかと思います。

 

前述の通り、基本的にはそれほど買い替えのタイミングによって損得はありませんが、3月末などの購入は手続きが面倒になる可能性もあるので、事前に購入店にしっかりと確認してくださいね。最後までご覧頂きありがとうございました。

 

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