車買い替え時の保険代理店の変更まとめ! 解約や乗り換えの方法は?
車を買い替えるといろいろな手続きが発生しますが、その一つには任意保険に関する手続きも含まれています。
さて、そんな保険に対しては以下の様な疑問が出てくることもあります。
● 「車の買い替えで必要な保険の手続きは、代理店で代行してもらえる?」
● 「保険代理店を変更することってできる?」
● 「代理店型保険のメリット・デメリットって?」
今回は、こうした保険に関する疑問を解消していただける情報をまとめていきます。
車の買い替えを予定されている方や保険の見直しに興味がある方は、是非チェックしてみてくださいね。
自動車買い替え時の保険代理店変更に関するお役立ち情報まとめ!
こちらでは、車買い替え時の保険手続きや保険代理店の変更方法などについて説明していきます。
車を買い替えたら車両入替の手続きを
買い替えた車でも、それまでの保険を引き続き使用したい場合は「車両入替(契約車両の変更)」の手続きをする必要があります。
これを行わないと、買い替えた車は任意保険が入っていない状態ですので、もしものことがあっても保険金は出ません。
車両入替の手続きに必要なもの
車の買い替えにあたり車両入替の手続きをする場合、以下の情報や書類が必要になります。
- 納車日
- 車検証
- 以前の車と新しい車の積算距離計(オドメーター)の数値
ダイレクト型自動車保険ですと、Webサイトでこの手続きをすることも可能です。
一方、代理店型自動車保険を契約している場合は代理店の担当者にご連絡ください。
なお、条件によっては車両入替ができない場合がありますので注意が必要です。
自動車保険の契約が3年でまだ継続中でも保険会社変更は可能なの?
一般的に自動車保険というと1年契約のイメージが強いですが、代理店型自動車保険の中には2年契約や3年契約などの長期契約プランを用意している保険会社もあります。
そういった長期契約の自動車保険は、途中解約も可能です。
ですがその場合、保険始期日(開始日)でないと保険の乗り換えができません。
例えば5月5日が3年契約の保険始期日であれば、2年目の同日もしくは3年目の同日でないと乗り換えができないということです。
また、中途解約でも違約金は発生しないのですが、中途解約をすると等級が据え置かれることになるので等級の進みが遅くなってしまいます。
車買い替え時に保険代理店を変更することはできる?
前々から保険代理店の担当者の対応が気に食わず、代理店を変更していたい場合、車買い替えのタイミングでそれを実行したいと思うこともあるのではないでしょうか。
その場合、保険期間の途中で代理店を変更する必要が出てくることもあります。
保険期間中であっても、代理店に相談し、変更について承諾を得られれば変更をすることができます。
しかし保険会社の中には、保険期間中の代理店の変更を認めていない場合もあります。
またディーラーで保険に加入をした場合、車の買い替えによってそのディーラーに用がなくなるということもあります。
そうしますと、保険更新などでそのディーラーに来店するたびに少し気まずい思いをすることになります。
これに関しても、上記と同様に保険期間中であってもディーラー(代理店)の変更が可能な場合があります。
ただディーラーにとっては保険の契約ひとつも大切なことなので、とくに保険期間中に変更の申し出をすると引き止めに遭ってしまうかもしれません。
自動車保険の乗り換え方
上記にもあったように、自動車保険は満期日をもって乗り換えるのがおすすめです。
自動車保険の手続きは各社保険始期日の3ヶ月前から行えることが多いので、乗り換え手続きもその時期から開始していくことになります。
ダイレクト型自動車保険であれば、乗り換え先のWebページの案内に従って手続きを進めていけば問題ありません。
電話でそれを行なう場合は、最初に乗り換え先の保険会社に対してその旨を伝えておきましょう。
乗り換え元の契約に関しては、ダイレクト型自動車保険ですと更新をしない限り自動的に契約終了となるため、乗り換え先での契約をしておけばとくに連絡等は不要です。
ただ、自動継続特約があるためそれをつけている場合は乗り換え元に対しても連絡が必要になってきます。
なお、代理店型自動車保険に関しては、まずは乗り換え元の保険会社に対して電話連絡をすることになります。その後、案内にしたがって手続きをしていきましょう。
こうした乗り換えの手続きには、以下の3点を用意する必要があります。
- 現在加入している自動車保険の保険証券
- 車検証
- 運転免許証
手続き前にこれら書類の有無を確認しておくとスムーズです。
自動車買い替え時に要検討!代理店型とダイレクト型の比較
保険期間中の保険の乗り換えは等級進行の遅れなどから推奨されていませんが、ちょうど買い替えと満期のタイミングが重なりそうなら、車の買い替えは保険の見直しの良いタイミングといえます。
そこでこちらでは、代理店型自動車保険とネットのダイレクト型自動車保険のメリット・デメリットについて紹介していきます。
代理店型自動車保険のメリット・デメリット
メリット
- 申し込み等の手続きを担当者がほぼ代行してくれる。
- 代理店によっては生命保険等も取り扱っているため、それらをまとめて契約することも可能。
- 対面形式で相談をしながら保険内容を検討することができる。
- 事故の際、場合によっては担当者が現場へかけつけてくれる。
デメリット
- 代理店手数料がかかっているので、ネットのダイレクト型自動車保険に比べるとやや保険料が高めな傾向にある。
- 最近はダイレクト型自動車保険に並ぶほどロードサービスの内容が充実している保険会社も出てきたが、基本的にロードサービスの内容は標準的なものである。
ダイレクト型自動車保険のメリット・デメリット
メリット
- 代理店手数料がかからないので、代理店型自動車保険よりもやや保険料が安い傾向にある。
- Webサイトなどから気軽に契約することができる。対面形式が煩わしい人におすすめ。
- ロードサービスの内容が充実している。
- Webや電話を通じて複数の見積もりを取得できるので、保険の見直しや比較も簡単に行える。
デメリット
- 若い世代の場合は、ダイレクト型自動車保険のほうが逆に保険料が高くなる可能性もある。
- 自分自身で対応や手続きをしなければならないことが多い。とくに事故時はそれが大きなデメリットになりえる。
- 補償内容などについてある程度知識が必要になってくる。
このように、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険には、それぞれ異なるメリット・デメリットがあります。
自動車保険について比較的詳しいほうで、事故の際でも自分自身である程度対応ができるという場合は、ダイレクト型自動車保険が向いています。
一方、「自動車保険については知識がなく、担当者から直接提案を受けて契約内容を決めていったほうが安心できる。」「事故時などにおける面倒な対応はなるべく担当者におまかせしたい。」という場合は、代理店型自動車保険が向いています。
代理店型かダイレクト型かで迷った場合は、是非参考になさってくださいね。
さて今回は、車買い替え時の「保険」について、代理店の変更や長期契約の場合の途中解約といった、幅広い情報をお届けしてきました。
その中で何かお役立ていただける情報があれば幸いです。