初心者必見 中古車の購入相場と決め方、選び方まとめ!
「免許を取って初めての車だから、中古車を選ぼうと思う」
「新車はやっぱり高い。状態の良いお得な中古車はないものだろうか?」
こうした理由から、中古車を選ぶケースはとても多くあります。
ですが初めて中古車を買うときには不安もつきもので、以下の様な疑問もたくさん出てくるものです。
● 「どういう基準で中古車を選んでいけばいいんだろう?」
● 「走行距離は何万km未満がいい?」
● 「今の中古車の相場って?買い時っていつ?」
そこで今回は、初心者にとってはとくに悩みがちな中古車選びのポイントやオススメの買い時など、中古車を選ぶ前にチェックしておきたい情報をまとめていきます。
よろしければ、是非参考になさってくださいね。
初めての中古車購入、選ぶ基準の決め方は?
中古車といっても、購入するとなればそれなりにまとまったお金が必要になります。
だからこそ、中古車購入で失敗しないための選び方のポイントは、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
中古車購入時に最初に決めておきたい項目
中古車を購入することになった際には、まず「予算」と「車種」の2点を決めておきましょう。
予算がハッキリしないことには車選びを進めていくことができません。
もしローンを利用するのであれば、それも踏まえたうえで予算を考えていきましょう。
また、希望の車種もある程度絞り込んでおかないと中古車を選ぶ作業により多くの時間がかかってしまいますので、こちらもあらかじめ決めておくといいですね。
中古車選びで決め手となる「走行距離」
走行距離は車の寿命につながってきますから、中古車選びでは重要なポイントです。
中古車の走行距離では「5万km」がひとつの分かれ目になります。
5万kmを上回るか下回るかで消費者に与える印象が変わってくるので、走行距離が5万kmを上回ると、そこから一段階価格帯が安くなります。
ただ、走行距離だけが車の状態を左右するわけではありません。
例えば定期点検を行っている5万kmの車と、1回もエンジンオイルの交換をしていない4万kmの車では、前者のほうが車の状態が良い可能性があります。
定期点検が行われてきた車はオーナーの扱い方も丁寧だった可能性がありますし、一方で後者のような車はオーナーから雑に扱われてきたかもしれません。
ですから走行距離が5万kmオーバーというだけが安さの理由であれば、それはお買い得な中古車であるといえます。
また、当然のことながら走行距離が10万kmを超えてくると、価格帯はさらに下がります。
10万kmというと車の寿命がすでに終わりつつあるというイメージもあるかもしれませんが、車の性能は常に進歩を続けていますので、今の時代の車であれば10万km走っただけで故障するというのは考えにくくなっています。
ですから予算をあまり多く取れない場合は、10万kmオーバーの中古車にも注目してみてください。
希望条件には優先順位をつける
グレードや装備、色、走行距離といった希望条件がある場合は、それらに優先順位をつけておきましょう。
そうしないと予算オーバーしやすくなってしまいますので、あらかじめ優先順位をつけておくと中古車選びを進めやすくなります。
中古車の購入相場は?買い時や諸経費はどれぐらいかかる?
こちらでは、人気車種の中古車市場での平均価格や買い時、諸経費について紹介しています。
人気車種の中古車市場での平均価格 byカーセンサー
以下のデータはすべて、2017年9月28日時点のものです。
スズキ ワゴンR
- ボディタイプ指定なし
- 地域指定なし
- 平均価格58.3万円
- 平均走行距離57066.3Km
- 平均年式H21年(2009年)
ダイハツ ムーヴ
- ボディタイプ指定なし
- 地域指定なし
- 平均価格57.8万円
- 平均走行距離58979.9Km
- 平均年式H21年(2009年)
ホンダ フィット
- ボディタイプ指定なし
- 地域指定なし
- 平均価格84.7万円
- 平均走行距離43508.7Km
- 平均年式H23年(2011年)
中古車の購入相場よりも気になる!?買い時
中古車の買い時は、ずばり中古車の需要が下がっている時期です。
年間の中では、いくつか中古車の需要が伸び、市場に出回る数が増える時期があります。
中でも2月・3月は、就職に伴い初めて車を買う学生などの存在で中古車の需要が高まります。
需要が高い時期は多少価格が高くなっても買い手がつく時期ですので、安く買いたいときには買い時とはいえません。
ですがその時期を過ぎると中古車全体の価格が下がるため、その時期である「4月中旬〜5月くらい」が中古車の買い時であるといえます。
また、夏のボーナスと冬のボーナスの時期は新車の需要が伸びる反面、中古車の需要は下がります。
このためその時期も、中古車をお得に買いたいときにはオススメのタイミングです。
中古車購入時に注意したい諸経費について!
中古車を購入する際には、車両価格以外にも以下の様な諸経費が発生します。
中古車購入時にかかる法定費用一覧(※法定費用のため値引きは基本的には不可能。)
- 自動車税
- 自動車重量税
- 自動車取得税
- 自賠責保険料
- 消費税
※法定費用につきましては、以下のページをご覧ください。
中古車購入時にかかる手数料一覧(※手数料によっては値引きも可能。)
登録費用
印紙代込みで15,000円〜30,000円程度が相場となります。
なお、登録費用に関しては基本的に値引きは難しくなります。
車庫証明費用
10,000円〜20,000円程度が相場ですが、比較的値引きしやすいのが特徴です。
また車庫証明の手続きはそれほど難しくないため、自分で行えば費用をカットすることもできます。
下取り費用
5,000円〜15,000円程度が相場で、販売店によっては値引きが可能です。
ちなみに下取りで値段がつく場合は、この費用が発生しないことも多いです。
納車費用
5,000円〜15,000円程度が相場ですが、比較的値引きがしやすい手数料です。
ちなみに、購入した中古車を自分で取りに行けば、この費用は発生しません。
リサイクル料金
10,000円〜20,000円程度が相場です。値引きは基本的に難しくなります。
さて今回は、中古車選びの決め方や購入相場の情報、買い時など、初心者必見というような内容をお届けしてきました。
こうした情報を参考にしていただきながら、是非納得のいく買い物を成功させてくださいね。