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走行距離が10万キロを超えた車でも、買取の対象になります。
国内の中古車としては値段が下がりやすい一方、輸出や部品という売り先があるため、どこに査定を頼むかで結果が変わります。

通勤で使っている車が10万キロを超えました。過走行車は値段が付かないと聞きますが、15万キロまで乗ったらもう売れないのでしょうか。

10万キロを超えて売れた例は、知恵袋にも複数あります。距離そのものより、どの売り先に出すかと、整備の記録を示せるかで差が出ます。
📌 この記事でわかること
● 10万キロが「節目」とされてきた理由
● 知恵袋にある10万キロ・15万キロ・20万キロ超の売却例
● 過走行車が輸出や部品として買われる仕組み
● 査定で照合される走行距離の記録
● 買取店と廃車買取の使い分け
10万キロ超えの車に値段は付くのか

10万キロは昔からの目安で、今の車の寿命を示す数字ではありません。ただし中古車を探す人が距離で絞り込むため、査定には影響します。
目安の由来と、実際に売った人の投稿を順に見ます。
10万キロが節目とされる理由
10万キロが節目とされるのは、以前は車の寿命の目安とされ、交換が必要な部品もこの距離に集まっているためです。
トヨタ自動車は中古車購入ガイドで、現在は適切なメンテナンスがあれば10万km以上も安全に走行できると言われていると説明しています。
同じガイドでは、10万kmを超えた車の整備例としてタイミングベルトの交換を挙げています。
トヨタのよくある質問では、タイミングベルトは走行距離10万kmごとに定期交換、タイミングチェーンは定期交換不要とされています。
10万キロを超えると買取価格が大きく下がるのかを尋ねた質問です。95,000kmと97,000kmではほぼ変わらないが、99,000kmと110,000kmでは1割~2割変わることもあるという回答がベストアンサーになっていました(2024年11月の投稿)。
10万キロを超えると査定が急に下がる理由を尋ねた質問です。10万キロ超の中古車を避ける買い手が多いことと、昔はタイミングベルトの交換時期とされていたことが理由に挙がり、整備していれば通過点にすぎないという回答もありました(2023年6月の投稿)。
📎 参考: トヨタ自動車 – 中古車購入ガイド:走行距離
10万キロ・15万キロ超えの車を売った人の口コミ
知恵袋には、15万キロや20万キロを超えた車が売れたという投稿が複数あります。
15万キロ超でも10万円以上で売れた例を尋ねた質問です。9年・16万kmのカローラフィールダーを20万円で下取りに出したという回答の一方、12年・13万kmのコンパクトカーは値段が付かず解体業者に3万5千円で引き取ってもらったという回答もありました(2025年2月の投稿)。
20万キロを超えた車が、ある店では0円、別の買取店では18万円と言われたという質問です。古い車には部品取りや海外輸出の需要があるという回答が付き、6年落ち・22万kmのハイブリッド車が24万円で売れたという回答もありました(2024年8月の投稿)。
2009年式・15万5千kmで傷や不具合のあるミニバンを、中古車店に売るか鉄くずとして売るかという質問です。下取りはほぼ0円だが、廃車買取なら費用なしで5万円程度になるのではという回答が付いていました(2024年3月の投稿)。
2014年式・約18万kmのミニバンは買い取ってもらえるかという質問です。買取は可能で15万円以上になるのではという回答が付き、解体に出した場合の目安は約8万円と書かれていました(2023年1月の投稿)。
金額はいずれも投稿者や回答者の見立てで、車種と時期によって変わります。
同じ車に0円と18万円が付いた例があるとおり、1社の査定だけで判断しないでください。
車を売る・乗り換える予定がある方へ
査定サービスは、連絡が来る社数(1社~最大30社)と仕組みがそれぞれ違います。申し込む前に違いを確認しておくと安心です。
過走行車はどこへ行くのか:輸出と部品という販路

国内で買い手が付きにくい距離でも、海外や部品の市場では評価の物差しが違います。値段が付く理由を知っておくと、0円と言われたときに次の手を打てます。
統計と、廃車買取業者の公式の説明を確認します。
輸出:2025年の輸出抹消登録は約164万台
国内で登録されていた車は、毎年まとまった台数が登録を抹消して海外へ輸出されています。
日本自動車販売協会連合会の統計では、2025年の登録車の輸出抹消登録台数は1,640,727台で、前年の102.2%でした。
廃車買取のカーネクストは、走行距離が多い車について、海外需要やパーツの価値により買取できるケースが多いと答えています。
走行距離は一般的には査定に影響するが、海外需要などで高値が付くケースもあるという説明です。
17万km走ったSUVに、ディーラーで合計90万円の下取り額が示されたという質問です。頑丈だと信頼されている車種は17万kmでも輸出の需要があるという回答が複数付いていました(2024年12月の投稿)。
部品・資源:中古車として売れなくても価値が残る
中古車として売れない車でも、部品や資源としての価値で値段が付きます。
カーネクストは、買取価格は車種・年式・走行距離・状態に加え、中古車・海外・パーツ需要など複数の市場をもとに決まると説明しています。
高く買い取られやすい車として公式サイトが挙げているのは、スポーツカー・ディーゼル車・商用車です。
中古車市場や海外市場で需要が高いことが理由とされています。
過走行車の査定で見られる点と売り先の選び方

走行距離は減らせませんが、記録をそろえることと売り先を選ぶことは今からでもできます。メーターの数字はごまかせない仕組みになっています。
走行距離の記録、整備の記録、売り先の順に整理します。
走行距離は車検証とオークションの記録で照合される
走行距離は、車検のたびに車検証へ記録されています。
国土交通省の案内によると、車検証には検査の際に確認した走行距離の値が記載されます。
2017年1月からは、メーターの交換などで値が小さくなった場合に「走行距離記録最大値」も記載されるようになりました。
メーターを交換したことがある車は、査定のときにその事実と時期を伝えてください。
オートオークションに出品された車の走行距離も、日本オートオークション協議会の「走行メーター管理システム」に蓄積されています。
自動車公正取引協議会は、蓄積されたデータと比べて距離に異常が無いかを確認する仕組みだと説明しています。
点検整備記録簿をそろえる:過走行車ほど整備の記録が材料になる
10万キロを超えた車は、どんな整備をしてきたかを示せる記録が査定の材料になります。
トヨタ自動車の中古車購入ガイドは、10万km以上の車を買う人に、整備記録の有無を購入前に確認するよう勧めています。
点検整備記録簿は、点検の結果と整備の概要を記録して車に備えておく書類です。
国土交通省は、保存期間(自家用乗用車は2年)を過ぎても可能な限り長く保存し、車の「生涯記録簿」として活用することが望ましいとしています。
● 点検整備記録簿(12か月点検・車検のたびの記録)
● タイミングベルトなど、距離に応じて交換した部品の記録や明細
● 取扱説明書・スペアキーなどの付属品
📎 参考: 国土交通省 – 点検整備の種類
どこに売るか:買取店と廃車買取の使い分け
10万キロ超の車は、まだ中古車として走れるなら買取店、値段が付かないと言われたら廃車買取、という順で査定を頼みます。
| 売り先 | 向いている車 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 買取店・一括査定 | 不具合が無く、中古車として走れる車 | 契約後の減額の条件、キャンセルの期限 |
| 廃車買取 | 0円と言われた車、不具合や傷が多い車、車検が切れた車 | 引き取り費用、キャンセル時の手数料 |
買取店を比べるときのサービスごとの違いは、車の買取一括査定の比較の記事にまとめています。
廃車買取のカーネクストは、査定が電話かオンラインで完了し、引き取りと手続きの代行に追加費用がかからないと案内しています。
受付は8:00~22:00・年中無休で、振り込みは手続きの完了後1~2週間程度です。
⚠️ 注意
カーネクストでは、成約後にキャンセルすると契約解除手数料(30,000円)がかかる場合があります。契約後に減額を求められて困ったときは、JPUCの車売却消費者相談室(0120-93-4595・平日9:00~17:00)に相談できます。
📎 参考: カーネクスト公式 – 車買取の流れ
まとめ:10万キロ超えの車は売り先を変えて査定を取る
10万キロを超えた車は、国内向けの査定で値段が付かなくても、輸出や部品という売り先で値段が付くことがあります。
● 10万キロは昔からの目安。トヨタは整備があれば10万km以上も走行できると言われていると説明している
● 2025年の輸出抹消登録は1,640,727台。国内で使われた車に海外という売り先がある
● 走行距離は車検証とオークションの記録で照合される
● 点検整備記録簿と部品交換の記録をそろえて査定に出す
● 0円と言われたら、廃車買取など別の売り先にも査定を頼む
査定は1社で終わらせず、買取店で値段が付かなければ廃車買取にも声をかけ、金額と条件を比べてから決めてください。
📚 参考文献・出典
・トヨタ自動車 よくあるご質問 – タイミングベルト、タイミングチェーンの交換時期
・カーネクスト公式 – 走行距離が多いと査定額は下がりますか?
・カーネクスト公式 – 廃車でも高く買い取ってもらえる車はどんな車ですか?
※ 本記事は上記の公式・公的な公表情報(2026年10月8日確認)をもとに作成しています。条件や数値は変わることがあるため、依頼の前に各窓口・公式サイトで確認してください。
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