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10年落ちの車でも、買取店や廃車買取業者に売ることはできます。
値段が付くかどうかは車種と状態で変わり、13年を超えると自動車税と重量税が上がるため、手放す時期は税金の節目も見て決めます。

乗っている車がもうすぐ10年落ちになります。ディーラーの下取りでは値段が付かないと聞きますが、本当に売れないのでしょうか。

年式だけで売れなくなるわけではありません。売り先によって見る点が違うので、税金が上がる時期と、下取り・買取・廃車買取の違いを順に整理します。
📌 この記事でわかること
● 10年落ちの車が「寿命」とは言えない理由
● 知恵袋にある10年落ち・13年落ちの査定額の実例
● 13年を超えると自動車税と重量税がいくら上がるか
● 重課が始まる時期の数え方(自動車税と重量税で違う)
● 下取り・買取・廃車買取のどれに出すかの考え方
10年落ちの車に値段は付くのか:統計と口コミ

10年は区切りとして語られがちですが、統計で見ると乗用車はもっと長く使われています。口コミの金額は車種と走行距離で大きく違う点に気をつけてください。
公表されている統計と、Yahoo!知恵袋の投稿を順に見ます。
10年落ちは寿命ではない:乗用車の平均使用年数は13.35年
10年落ちの車は、統計のうえではまだ使われている途中の年式です。
自動車検査登録情報協会によると、2025年3月末時点の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.35年でした。
平均使用年数は、初度登録から抹消登録までの平均年数を指します。
10年前の2015年と比べると0.97年長くなっています。
廃車買取のカーネクストは、公式のよくある質問で「年式が10年以上前の古い車」も買取できると答えています。
理由として、中古車としての需要が低くても海外市場などで価値がある場合を挙げています。
10年落ち・13年落ちの車を売った人の口コミ
知恵袋では、同じ車でも査定先によって金額が数倍違ったという投稿が見つかります。
13年落ち・9万kmの軽自動車を4社で査定した人の投稿です。販売店の下取りが3万~8万円、買取専門店が5万円、一括査定の1社が10万円で、10万円で売却したと書かれていました(2023年10月の投稿)。
10年落ち前後・走行約4万kmのプリウスを買取店に出すといくらになるかという質問です。回答は20万~45万円程度という見立てが中心で、ディーラーでは10年か10万km超で0円と言われたことがあるという回答もありました(2023年7月の投稿)。
13年目・15万kmの車を買い替えるか車検に通すかという質問です。回答者は別の車の実例として、ディーラーの査定が2万円だった車に買取業者が40万円台を付けたと書き、ディーラー以外も比べるよう勧めていました(2026年5月の投稿)。
いずれも個人の投稿で、車種・状態・時期が違えば金額は変わります。
共通しているのは、1社の金額だけで決めていない点です。
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13年を超えると上がる税金:自動車税と重量税

10年落ちの車を持ち続けると、次に来る節目は13年です。上がる金額は年に数千円から1万円台なので、税金だけで急いで手放す必要はありません。
自動車税、重量税、手放すときの税金の扱いの順に確認します。
自動車税は13年超でおおむね15%上がる
ガソリン車とLPG車は、4月1日時点で初回新規登録から13年を超えていると、自動車税がおおむね15%高くなります。
ディーゼル車は11年超が対象です。
| 総排気量(自家用乗用車) | 13年以内 | 13年超(重課) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1リットル以下 | 29,500円 | 33,900円 | 4,400円 |
| 1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 | 39,600円 | 5,100円 |
| 1.5リットル超~2リットル以下 | 39,500円 | 45,400円 | 5,900円 |
| 2リットル超~2.5リットル以下 | 45,000円 | 51,700円 | 6,700円 |
| 軽自動車(四輪・乗用・自家用) | 7,200円 | 12,900円 | 5,700円 |
表の「13年以内」は、2019年9月30日までに初回新規登録を受けた車の年税額です。
軽自動車は、2015年3月31日までに最初の新規検査を受けた車の税額を載せています。
2026年度分で重課になるガソリン車は、初度登録年月が2013年3月までの車です。
電気自動車や、ガソリンを燃料とするハイブリッド車などは重課の対象外です。
📎 参考: 東京都主税局 – 自動車税
重量税は13年と18年の2段階で上がる
車検のときに納める自動車重量税は、13年経過と18年経過の2段階で上がります。
国土交通省の税額表(2026年5月1日から)では、自家用乗用車の2年分は次のとおりです。
| 車両重量 | 13年未満 | 13年経過 | 18年経過 |
|---|---|---|---|
| 0.5トン以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
| ~1トン | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
| ~1.5トン | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
| ~2トン | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
| ~2.5トン | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
| 軽自動車 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
表はエコカー減税の対象外の車の税額です。
燃費基準の達成状況によっては13年を過ぎてもこの区分にならない車があるため、実際の額は車検の見積書で確認してください。
登録車は、初度登録年月から12年10か月以後に車検証の交付を受けると「13年経過」の扱いになります。
軽自動車は、初度検査の年から13年を経過した年の11月以後に受ける車検からです。
2011年7月に新車登録した車の増税がいつからかを尋ねた質問です。自動車税は翌年度から、重量税は今回の車検から割増になるという回答が付き、排気量2.5リットル以下・重量1.5トン以下の例で年に約1.15万円の増額という試算もありました(2024年4月の投稿)。
13年目の車検前に売るときの自動車税の扱い
年度の途中で買取に出しても、自動車税の未経過分が還付金として戻ることはほとんどありません。
JPUC(日本自動車購入協会)は、未経過分は買取金額に含めて提示されることが多いと説明しています。
廃車(抹消登録)にする場合は、未経過分が月割で還付されます。
軽自動車には、廃車にしても還付の制度がありません。
● 今年度分の未経過分は買取金額に含まれているか、別に戻るのか
● 4月1日をまたぐ場合、来年度の納付書が届いたら誰が負担するのか
● 説明された内容が契約書に書かれているか
11万km走った車の13年目の車検に約20万円かかると言われ、新車に買い替えるか迷っているという質問です。次の車検の見積もりも20万円になったら乗り換えを考えればよいという回答と、損得で見れば買い替えという回答に分かれていました(2022年10月の投稿)。
10年落ちの車は下取り・買取・廃車買取のどれに出すか

売り先は1つに絞らず、手間の少ない順に声をかけて金額を比べるのが現実的です。値段が付かないと言われた車にも、別の出し先があります。
3つの売り先を、向いている車と確認することで並べます。
| 売り先 | 向いている場合 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| ディーラーの下取り | 乗り換えと同時に手放したい。手続きを1か所で済ませたい | 下取り額と新車の値引きが別々に示されているか |
| 買取店・一括査定 | まだ中古車として走れる。金額を比べたい | 契約後の減額やキャンセルの条件 |
| 廃車買取 | 下取りや買取で値段が付かないと言われた。車検が切れている | 引き取り費用、キャンセル時の手数料、還付金の扱い |
下取り:手間は少ないが、金額は買取と比べてから決める
下取りは、車の購入と売却の手続きが販売店だけで済むのが利点です。
ただし前の章の口コミのとおり、同じ車でも下取りと買取で金額が数万円違った例があります。
下取りの金額を聞いたら、その場で決めずに買取の金額と並べてください。
見積書では、下取り額と新車の値引きが分けて書かれているかを見ます。
買取店・一括査定:年式が古い車ほど複数社で比べる
年式が古い車は、査定先によって金額の開きが出ます。
前の章の口コミでは、13年落ちの軽自動車に1万円から10万円までの査定額が付いていました。
1社ずつ回る時間が無い場合は、一括査定で複数社の金額をまとめて取る方法があります。
電話の多さや査定の方式はサービスごとに違います。
違いは車の買取一括査定の比較の記事で整理しています。
⚠️ 注意
金額に同意する前に、契約後の減額の条件とキャンセルの期限を契約書で確認してください。口頭の説明だけで決めず、書面に残っている内容で判断します。
廃車買取:値段が付かないと言われた車の出し先(カーネクストの例)
下取りや買取で値段が付かないと言われた車は、廃車買取業者に査定を頼めます。
カーネクストは、中古車として販売できない車でも、部品・資源・海外需要といった複数の販路があるため買い取れると説明しています。
| 項目 | 公式サイトの記載(2026年10月8日確認) |
|---|---|
| 査定 | 電話かオンラインで完了。訪問査定は行っていない |
| 引き取り | 自宅・駐車場・修理工場など希望の場所へ。車検切れの車もレッカー費用無料 |
| 手続き | 名義変更や抹消登録を代行。追加費用はかからない |
| 振り込み | 必要書類の確認と手続きの完了後、1~2週間程度 |
| 受付 | 電話は8:00~22:00・年中無休 |
⚠️ 注意
成約後にキャンセルすると、契約解除手数料(30,000円)がかかる場合があります。金額に同意するのは、他社の査定額と比べてからにしてください。
📎 参考: カーネクスト公式 – 車買取の流れ
まとめ:10年落ちの車は売り先を比べ、13年の節目の前に判断する
10年落ちの車は、年式だけで売れなくなるわけではなく、売り先を比べることで金額が変わります。
● 乗用車の平均使用年数は13.35年。10年落ちはまだ使われている途中の年式
● ガソリン車の自動車税は13年超でおおむね15%上がる(2リットル以下で年5,900円の増額)
● 重量税は13年経過と18年経過の2段階で上がる(1.5トン以下で2年24,600円→34,200円)
● 買取に出した場合、自動車税の未経過分は買取金額に含まれることが多い
● 値段が付かないと言われた車は、廃車買取に査定を頼める
下取りの金額をその場で決めず、買取と廃車買取の金額を並べてから、13年目の車検の前に結論を出してください。
📚 参考文献・出典
・カーネクスト公式 – 年式が10年以上前の古い車でも買い取ってもらえますか?
※ 本記事は上記の公式・公的な公表情報(2026年10月8日確認)をもとに作成しています。税額や条件は変わることがあるため、手続きの前に各窓口・公式サイトで確認してください。
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