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試乗車の購入って本当にお得?メリット、デメリットを理解して不安を解消!

試乗車として使われた車は、走行距離が短くても中古車として販売されます。
新しい年式と装備の良さが魅力の一方、色や装備は選べず、不特定の人が運転した車である点を理解して選ぶ必要があります。

ディーラーの試乗車だった車が安く出ていると聞きました。新車とほとんど変わらないなら買いたいのですが、落とし穴はありませんか。

試乗車は「未使用車」ではなく中古車です。走行距離・修復歴・点検整備・保証の4つの表示を確かめ、同じ車種の新車と総額で比べてから決めましょう。
📌 この記事でわかること
● 試乗車・展示車・登録済未使用車の違い
● メーカー公式サイトが挙げている試乗車のメリット
● 買う前に知っておきたいデメリット
● 現車と表示で確認するポイント
● 試乗車を探す3つの方法
そもそも「試乗車」とは?


言葉が似ていても、試乗車・展示車・未使用車は扱いが違います。広告の表示ルールを知っておくと、車の素性を見分けやすくなります。
試乗車は、購入を検討している人が実際に運転して確かめるために、販売店が用意している車です。
日産の公式中古車検索サイトは、「展示試乗車」を、販売店で展示や試乗に使用されていた車両と説明しています。
試乗車と展示車の違いは?
違いは、運転できるかどうかです。Honda公式のFAQは、展示車は運転できないがシートに座って室内を確かめられる車、試乗車は実際に運転できる車と説明しています。
中古車として売られるときの呼び方には、自動車公正取引協議会のルールがあります。
| 呼び方 | 意味・ルール |
|---|---|
| 登録(届出)済未使用車 | 初度登録(届出)された車両で、使用又は運行に供されていない中古車 |
| 試乗車・代車に使った車 | 走行距離に関係なく「登録(届出)済未使用車」と表示できない |
| 走行距離が100kmを超える車 | 使用されたと考えられるため「登録(届出)済未使用車」と表示しない |
| 「新古車」「新車同様」「新品」 | 中古車でないかのように誤認させる表示として使わない |
試乗に使われた車は、どれだけ走行距離が短くても「未使用車」ではなく、通常の中古車として扱われます。
試乗車の特徴は?どこで買えるの?
試乗車は、ナンバーを付けて公道を走っていた車で、メーカー系の販売店や中古車検索サイトで買えます。
日産は、展示試乗車の特徴として、最新のモデルで最新技術のオプションが付いている傾向があることを挙げています。
探せる場所は次のとおりです。
● メーカー公式の中古車検索サイト(日産は「展示試乗車特集」を掲載)
● 販売店の店頭や公式サイトのお知らせ
● グーネット・カーセンサーなどの中古車検索サイト
走行距離や使用期間に決まった基準は無いため、1台ずつ表示を確認してください。
試乗車を購入する3つのメリット


メリットは価格・管理・装備の3つです。日産が公式サイトで挙げている理由と重なるので、その説明をもとに見ていきます。
新車との金額の差は車種と状態で変わるため、1台ずつ総額で比べるのが前提です。
1.最新モデルの新車を安く購入出来る
試乗車は中古車なので、同じ予算でより新しい年式や装備の充実した車を選べます。
日産は、展示試乗車を選ぶ理由の1つに、この価格面の利点を挙げています。
在庫車なので納車が早い点もメリットです。日産は、新車は人気の車種で納車まで1年以上かかることもあると説明しています。
自動車公正取引協議会は、登録済未使用車の広告について、新車の価格と比べて得だと見せる表示は不当な二重価格表示のおそれがあるとしています。
試乗車も中古車なので、新車とは別の商品として比べてください。
2.一定の品質と信頼性のある車だから安心
販売会社が管理してきた車である点が安心材料です。
日産は、展示試乗車は販売会社が管理し、メンテナンスと清掃を行っていると説明しています。
メーカー系の認定中古車として売られる場合は、保証も付きます。
| メーカー | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 日産 | プレミアム認定中古車は最長4年間の保証を付けられる |
| トヨタ | 認定中古車は1年間・走行距離無制限のロングラン保証。全国約4,500か所で保証修理を受けられる |
保証の期間は販売店で違う場合があります。試乗車がどの保証の対象になるかは、車ごとに確認してください。
📎 参考: トヨタ公式 – トヨタ認定中古車の魅力
3.オプション付きやグレードが高い車が多い
試乗車は、装備や機能を体験してもらうための車なので、オプションが付いていることが多くなります。
日産も、最新技術を搭載したオプションが装着されている傾向があるとしています。
ただし、付いている装備は車ごとに違います。欲しい安全装備やナビが付いているかを、装備の一覧で確かめてください。
📎 参考: 日産公式中古車検索サイト – 展示試乗車特集
試乗車を購入する2つのデメリット


デメリットは、使われてきた車であることと、仕様を選べないことの2つです。どちらも現車と表示を見れば事前に確かめられます。
安さだけで決めず、自分の条件に合うかを先に整理しておきましょう。
1.未使用車ではないので状態が良いとは限らない
試乗車は、不特定の人が運転してきた中古車です。走行距離が短くても、傷や汚れが無いとは限りません。
自動車公正取引協議会が、試乗車に使った車を「登録(届出)済未使用車」と表示できないとしているのも、実際に使用された車だからです。
走行距離は車ごとに違うため、表示されている数字を必ず確認してください。
2.ボディーカラーやオプションが選べない
試乗車は店にある現車を買うため、色・グレード・メーカーオプションを選べません。
希望の条件に合う車が出るとは限らず、探す地域を広げると取り寄せの費用がかかることもあります。
色や装備にこだわりがある人は、新車の見積もりも取って比べてください。
知っておきたい試乗車購入時の注意点と確認ポイント


確認するのは、価格と現車の2つです。中古車の広告に必ず書かれている表示事項が、そのままチェックリストになります。
ここでは、価格の比べ方と、現車で見るところを整理します。
中古車として考えると試乗車は高い?値引きは出来る?

試乗車は年式の新しい車が中心なので、年式の進んだ中古車と比べると価格は高くなります。
値引きの幅について、メーカーや販売会社が公表している基準はありません。
比べるときは、車両本体の価格ではなく支払いの総額を並べます。
● 同じ車種・グレードの新車の見積もり(値引き後の総額)
● 同じ年式・走行距離の中古車の支払総額
● ローンを使う場合は、新車と中古車それぞれの金利と支払いの総額
● 付いているオプションを新車で付けた場合の金額
自動車公正取引協議会は、登録済未使用車の広告について、点検やオイル交換のパックの購入が条件なら、その価格を販売価格に含めて表示するよう求めています。
試乗車でも、条件になっている費用が総額に入っているかを確かめてください。
ボディや内装に傷や汚れがあるケースも!試乗車は必ず自分の目で確認しよう!

販売店が管理していた車でも、現車の確認は欠かせません。
自動車公正取引協議会が中古車の広告に求めている表示事項を、最初に確かめてください。
| 確認する表示 | 見るところ |
|---|---|
| 走行距離数 | メーターの数字と広告の表示が合っているか |
| 修復歴の有無 | 「修復歴なし」の表示と、車両の状態を示す書類 |
| 定期点検整備の実施状況 | 納車時に点検整備をするか、費用は価格に含まれるか |
| 保証の有無 | メーカー保証を継承するか、販売店の保証か、期間と範囲 |
あわせて、外装の傷、内装の汚れやにおい、タイヤの減りを自分の目で見てください。
試乗ができる場合は、発進・ブレーキ・ハンドル操作で違和感が無いかも確かめます。
試乗車をお得に購入する3つの方法!


試乗車は台数が限られるので、探す場所を1つに絞らないのがコツです。販売店・検索サイト・提案サービスの3つを順に紹介します。
どの方法でも、最後は現車と表示事項の確認が必要です。
1.ディーラーに通って試乗車の情報をもらう!

販売店に、試乗車を中古車として販売する予定があるかを直接聞く方法です。
Honda公式のFAQによると、販売店は展示車や試乗車を最寄りの店まで取り寄せてくれることもあります。
今どの店にどの車種の試乗車があるかは、Hondaの公式サイトの「展示・試乗車検索」で調べられます。
販売の時期や価格は店が決めるため、必ず買えるとは限りません。希望の車種と予算を伝えておくと、連絡をもらいやすくなります。
2.中古車検索サイトで試乗車を探す!

中古車検索サイトでは、車両の状態を「展示・試乗車」に絞って探せます。
グーネットとカーセンサーの両方に、この絞り込みの項目があります(2026年10月6日確認)。
グーネット

グーネットでの探し方は次のとおりです。画面のデザインは変わることがあります。
ステップ1.メーカーを選択する

ステップ2.希望の車種を選択する

ステップ3.地域を選択する

ステップ4.「もっと詳細な条件で絞り込む」をクリックする

ステップ5.車両条件の所で「展示・試乗車」にチェック

ステップ6.一番下の欄にある「この条件で検索」をクリック

ステップ7.該当する車が表示される

グーネットには「未使用車(ナンバ取得済)」の項目もあり、試乗車とは別に探せます。

カーセンサーにも「展示・試乗車」と「登録(届出)済未使用車」の絞り込みがあります。
車種と地域を絞ると該当する台数は少なくなるので、地域を広げるか、車種の条件をゆるめて探してください。
📎 参考: グーネット – 中古車検索
📎 参考: カーセンサー – 「試乗車」の中古車を探す
3.ズバット車販売を利用して試乗車を探してもらう!

ズバット車販売は、希望の条件を入力すると、車探しの担当者が合う中古車を提案してくれる無料のサービスです。運営はウェブクルーです。
公式サイトには、修復歴車・メーター改ざん車・水害車は販売しないと書かれています。
車の取り寄せには陸送費用が別にかかり、商談中の車など取り寄せの対象外になる場合もあります。
試乗車に絞って探せるかどうかは、公式サイトに記載がありません。申し込むときに、試乗車を希望していることを伝えて確認してください。
どの方法で見つけた車でも、契約の前に、走行距離・修復歴・点検整備・保証の4つを書面で確認してください。
📎 参考: ズバット 車販売 公式 – 中古車お探しサービス
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