業者に車の傷の修理を依頼したい!料金の相場やかかる時間!
車の傷は自分で補修することも可能ですが、自分で補修するのが手間な場合や、傷をきれいに修理したい場合は、プロの修理業者に依頼するのが一番です。
ですが、業者に依頼しようと考えた時に、まずは修理料金のことが気になるのではないでしょうか。
実際に車の傷の修理を業者に依頼したいと考えている人の中には、以下の様な悩みを抱えている人が多いようです。
● 「修理費用や期間はどの程度かかるのだろう?」
● 「どこの修理屋さんが安いのかよくわからないな・・・」
● 「修理の見積もりを出してもらったけど妥当な金額なのかな」
このような方のために、当記事では業者に傷の修理を依頼した場合の費用と期間の目安を車の部位や傷の種類ごとに紹介しています。
修理代ができるだけ安く済む業者の情報も紹介しています。傷の修理を依頼する際の参考に是非活用してください。
※※関連ページ一覧
【※修理方法の動画付き!】車の傷は小さいものであれば自分で修理(DIY補修)することができます。当記事では傷の部位(バンパー、ボディ、ドア、マフラー、アルミホイール)や傷(ひっかき傷、こすり傷)別に自分で修理する方法を分かりやすい動画で紹介しています。
【※修理方法の動画付き!】車の凹み(へこみ)は自分で修理(DIY補修)することができます。当記事ではバンパーやボディ、ドアなどのへこみを自分で直す5つの方法を動画で紹介しています。
【※修理を業者に依頼したい方必見!】事故や故障した車の修理を考えた時に、修理代がどれくらいになるか気になりますよね。当記事ではパーツ別(ドア、バンパー、ボンネット、トランク、エアコン、エンジン、ブレーキ、エンジンオイル、ライト、窓ガラス、マフラー、タイヤ)の修理費用の目安を紹介しています。
車の傷の修理費用と期間の目安!
長い間車に乗っていると、大事に扱っているつもりでもちょっとした不注意で引っかき傷や擦り傷はついてしまうものです。
また、いくら自分で注意していてもいたずらや飛び石などで傷付けられてしまう場合もありますよね。
大切な愛車に傷が付くと早く修理して直したいと考える人は多いと思います。
しかし、修理となると気になるのが修理費用や期間ではないでしょうか?
そこで今回は、傷の部位や傷の種類別の修理費用と期間の目安についてまとめてみました。
ドア
ドアの傷の修理費用は、安い場合でだいたい1000円程度〜高い場合は100,000円程度が目安です。
傷の種類(線傷や擦り傷)や傷の範囲、傷の深さによって金額は大きく違ってきます。
塗装が少し剥がれた程度の小さい線傷や、ごく浅い擦り傷程度ならカー用品店などに売っているタッチペンや研磨剤のコンパウンド、スプレーなどで補修する事も可能です。
そのような場合だと補修用品の価格1,000円程度で済むでしょう。
しかし、傷の程度がひどくドアごと交換しなければならない場合などは100,000円以上の費用も覚悟しないといけません。
傷の種類や範囲による修理工程の違いで変わるドアの修理料金について、目安となる金額と修理期間を以下の表にまとめてみました。
傷の種類と大きさ | 修理工程 | 修理料金 | 修理期間 |
---|---|---|---|
浅い線傷・擦り傷 |
研磨・塗装 | 無料〜30,000円程度 | 数時間〜1日 |
線傷・擦り傷 |
板金・塗装 | 15,000円〜50,000円程度 | 3日〜1週間 |
深い線傷・擦り傷 | 板金・塗装 | 30,000円〜100,000円程度 | 5日〜2週間 |
広範囲の深い傷 | ドア交換 | 100,000円〜150,000円以上 | 1週間以上 |
ドアにはフロントドアとリアドアの2種類があり、金額や修理期間にも多少の違いはあるようです。
傷の程度によりかなりの差はありますが、ドアの修理にかかる費用はおよそ35,000円以上、修理にかかる日数は3日以上が相場のようです。
ホイール
ホイールの修理にかかる費用は、安い場合でだいたい5,000円程度〜高い場合は50,000円程度が目安です。
アルミパテやホイールペイントなど(5,000円以内)を購入して自分で修理する事も可能ですが、傷がひどい場合や仕上がりの綺麗さを考えると、やはり修理業者などに依頼するのが望ましいでしょう。
ホイールを路肩の縁石などで擦ってしまった場合に出来る傷、いわゆるガリ傷やカケなどの修理には傷の補修を行った後に再塗装するという方法が一般的です。
ホイールの修理では、塗装が必要な場合は表面加工の違いにより、価格と期間に大きく差が出てくるようです。
表面加工 | 料金 | 修理期間 |
---|---|---|
ダイヤモンドカット | 25,000円〜40,000円程度 | 10日〜20日 |
シルバー塗装 | 10,000円〜18,000円程度 | 3日 |
ハイパー塗装 | 18,000円〜25,000円程度 | 10日 |
アルマイトホイール | 15,000円〜35,000円程度 | 5日 |
ポリッシュホイール | 12,000円〜28,000円程度 | 7日 |
このように、ホイールの修理は傷の大きさより表面加工の違いが価格の違いになるようですね。
ホイールの修理にかかる費用は1本当たりおよそ10,000円〜25,000円、修理にかかる日数は3日〜1週間程度が相場のようです。
バンパー
バンパーの修理にかかる費用は、安い場合でだいたい5,000円程度〜高い場合は200,000円程度が目安です。
バンパーの修理もドアやホイールと同様に小さな傷の場合は自分で補修する事も可能で、5,000円程度の材料費で行う事ができます。
修理工場に依頼した場合のおおよその金額は以下のようになります。
傷の大きさ | 修理工程 | 修理料金 | 修理期間 |
---|---|---|---|
浅く小さい傷 |
部分的な板金・塗装 | 20,000円〜40,000円 | 数時間〜1日 |
深く大きい傷 |
全体塗装 | 30,000円〜70,000円 | 数時間〜3日 |
補修できないほどの広範囲の傷 | 交換 | 50,000円〜100,000円 | 2日〜3日 |
バンパーにはフロントバンパーとリアバンパーの2種類あり、リアバンパーの方が少し値段が高くなるようです。
また修理の際に、バンパーを脱着して行うかそのまま行うかによっても値段が変わってきます。
バンパー脱着を行う場合は脱着料として別途3,000円〜100,000円ほどの費用がかかります。
脱着した場合の料金も含め、バンパーの修理にかかる費用はおよそ30,000円〜60,000円、修理にかかる日数は1日〜3日が相場のようです。
フロントガラス
フロントガラスの修理にかかる費用は、安い場合でだいたい2,000円程度〜高い場合は100,000円程度が目安です。
数ミリ程度のごく小さな傷の場合、市販の修理キットで自分で補修する事も可能です。
そのような場合には修理キットの価格の2,000円程度で済みますが、一般的にフロントガラスの修理は交換になる事が多いようです。
ディーラーでの修理の場合には基本的に新品の純正ガラスとの交換になるため、費用も高くなる傾向にあるようですが、修理工場などの場合は小さなヒビやカケ程度なら補修で済む場合もあります。
傷の大きさ | 修理工程 | 修理料金 | 修理期間 |
---|---|---|---|
500円玉サイズ |
リペア | 10,000円〜20,000円 | 数時間〜1日 |
500円玉サイズ以上 |
交換 | 50,000円〜100,000円 | 数時間〜1日 |
補修であっても交換であってもあまり修理期間はかからないようですね。
フロントガラスの修理にかかる費用は補修だとおよそ10,000円以上、交換では50,000円以上、修理にかかる日数は1日以内が相場のようです。
フロントガラスのヒビはすぐに進行するので、補修可能な程度の傷なら早めに修理を依頼する事が重要です。
またフロントガラスは安全に運転する為に大切なものなので、傷がひどい場合は値段が少し高くついても早めの交換をオススメします。
ボンネット
ボンネットの修理にかかる費用は、安い場合でだいたい5,000円程度〜高い場合は60,000円程度が目安です。
ボンネットの修理を自分でする場合は材料費の5,000円程度の費用で行う事が出来ます。
しかし、ボンネットは車の最も目立つ部分でもあります。やはりプロの修理業者に依頼してちゃんと修理してもらう方がいいですよね。
修理業者に依頼した場合の目安となる修理料金は以下の通りです。
傷の種類と大きさ | 修理工程 | 修理料金 | 修理期間 |
---|---|---|---|
小さい線傷 |
研磨・塗装 | 30,000円〜50,000円 | 1日〜3日 |
大きい線傷 |
板金・塗装 | 40,000円〜70,000円 | 1日〜3日 |
補修できないほどの傷 | 交換 | 60,000円〜100,000円 | 3日〜1週間 |
ボンネットの修理にかかる費用はおよそ40,000円〜60,000円、修理にかかる日数は1日〜3日が相場のようです。
ごく小さい飛び石傷だと数千円のタッチアップペンで補修する事も可能です。
しかし、自分では小さい傷だと思っていても内部まで損傷していたりサビが広がっていく可能性もありますので、修理業者に持って行きしっかりと傷の程度を見てもらう事も大切です。
サイドミラー
サイドミラーの修理にかかる費用は、安い場合でだいたい2,000円程度〜高い場合は30,000円程度が目安です。
少し擦れてしまっただけの浅い傷や小さい線傷の場合は、コンパウンドを使って自分で補修する事も可能です。その場合はコンパウンドの値段2,000円程度の費用で済みます。
修理業者に依頼する場合、サイドミラーの損傷部分がミラー部分のみ・塗装部分のみ・サイドミラー全体のいずれかによって修理の方法も違ってきます。
損傷部分と傷の程度による、目安となるサイドミラーの修理料金についてまとめました。
損傷部分と傷の程度 | 修理工程 | 修理料金 | 修理期間 |
---|---|---|---|
ミラー部分のみ | ミラー交換 | 3,000円〜8,000円 | 1日〜3日 |
線傷・擦り傷 | 塗装 | 10,000円〜20,000円 | 1日〜2日 |
線傷・擦り傷 |
ミラーカバー交換 | 7,000円〜10,000円 | 1日〜2日 |
深い線傷・擦り傷
ひどい損傷 |
サイドミラー交換 | 20,000円〜50,000円 | 1日〜3日 |
傷の程度によっては一部分の傷であってもサイドミラーごと交換になる場合も少なくないようです。
サイドミラーの修理にかかる費用はおよそ10,000円〜30,000円、修理にかかる日数は1日〜2日が相場のようです。
どの修理業者に頼むと修理代が安い?
車の傷の修理にかかる費用の目安はだいだいおわかり頂けたかと思います。
しかし修理をディーラーに依頼するのか、または板金塗装屋やカーショップに依頼するのか、修理を依頼する業者によってかかる費用も変わってきます。
思いもよらず傷が付いてしまった車、修理するとなると急な出費になってしまうため出来る限り修理費用は抑えたいものですよね。
どの修理業者に頼むのが安く済むのか?修理代が安い修理業者や修理業者による特徴の違いについてまとめてみました。
修理代が安い修理業者で人気なのは?
修理業者は大きく分けて、ディーラー・板金塗装屋・カーショップの3つがあります。
車の修理となるとディーラーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。車を購入したディーラーに持って行き修理してもらうのが、一番手っ取り早く安心して修理を依頼する事が出来ます。
しかし、ディーラーでの修理は費用面では一番高くなる事が考えられます。
その理由として、
● ディーラーでは確実に修理する為に部品を新品と交換する事が多く、その交換部品にはメーカーの純正部品を取り扱う
● 修理後の故障を避けるために他の部分も一緒に修理する場合も多い
● 修理工場に依頼する場合などもあり手数料や工賃が高くつく
などが挙げられます。
反対に板金塗装屋やカーショップなどの場合はディーラーに比べて安く修理できる可能性が高いでしょう。
板金塗装屋とカーショップでは、修理する部品や傷の程度など、依頼する修理店により異なりますのでどちらの方が安いとは一概には言えません。
特に板金塗装屋は費用が高い店や安い店までさまざまなので、業者選びが重要になってきます。
そこでオススメなのが修理・塗装・板金など車のメンテナンスの専門店を検索できる「グーピット」や、車のコンビニエンスストア「カーコンビニ倶楽部」です。
グーピット
≪出典:グーピット≫
グーピットは、メニューからキズ・へこみ直し・塗装などを選択し、住んでいる地域を選択するだけで近くの整備工場が簡単に検索できます。
≪出典:グーピット≫
また、グーピットでは作業実績や費用の明細が見れるほか、実際に整備工場を利用したユーザーのレビューも掲載されています。
初めて修理を依頼するお店だとやはり不安に感じたりしますが、こういった作業実績やレビューなどをチェックする事で安心して依頼する事が出来ますね。
整備工場も写真付きで掲載されていて分かりやすく、無料で見積もりも行ってくれます。
≪出典:グーピット≫
カーコンビニ倶楽部
≪出典:カーコンビニ倶楽部≫
カーコンビニ倶楽部は、CMでもおなじみの大手カーメンテナンスショップ。
「早い」「お得」「キレイ」「安心」の4つのキーワードをテーマに、全国展開する車のコンビニエンスストアです。
住んでいる地域から店舗検索する事も出来ますが、キズの程度によって対応可能なお店を探す事も出来ます。
≪出典:カーコンビニ倶楽部≫
また、車の修理箇所やキズの大きさなどを入力すると概算修理費用などを見る事ができる見積もりシュミレーターを利用すると、おおよその修理費用を知る事が出来ます。
≪出典:カーコンビニ倶楽部≫
板金塗装屋やカーショップに修理を依頼する場合には、こういったサービスを利用する事でたくさんある修理工場を比較する事もでき、自分の納得のいく修理業者を選ぶ事が出来ますね。
住んでいる地域で近くのお店を検索する事が出来るので、どの修理業者がいいのか分からないという方には、こういった検索サイトもオススメです。
修理業者の特徴の違い!
修理業者にはそれぞれの特徴があります。結局どの修理業者に修理を依頼するのが一番いいのでしょうか?
修理業者を選ぶ際の参考に、最後に3つの修理業者の違いについてまとめてみました。
ディーラーの特徴は?
ディーラーは自動車販売がメインですが、修理に関しても基本的にはすべて受け付けてくれます。自社の取り扱い車種であれば確実な整備が可能です。
修理を業者に依頼する場合でも信頼できる腕の良い修理業者と提携していますので、安心して修理を任せる事が出来ます。
また信用を第一に考えるので、確実に直すために部品を新品に交換する事が多く、他に少しでも調子が悪い部分があると一緒に修理します。
その分費用は高くなる傾向にあるという訳です。
費用は少し高くつきますが、部品の交換が必要な場合の修理では、純正部品と交換し確実に修理してくれるディーラーがオススメです。
板金塗装屋の特徴は?
優れた技術を持っている板金塗装屋は多く、特にキズの修理には技術面で優れていると言えます。
修理費用は高い店から安い店まで色々ですが、地域に密着した工場などもあり親身に相談に乗ってくれるところも多いようです。
ディーラーで修理するよりは費用面で安くなる場合が多いでしょう。
カーショップの特徴は?
部品を修理して使えるようにしたり、在庫も多く持っているため中古の部品で修理する事で費用を抑えたりできるので、ディーラーに比べて修理費用は安くなる傾向にあります。
また、修理スペースのある店舗が多く当日の修理に対応してくれます。
技術面に関しては、車専門の店ではないので、損傷がひどい場合などは受付けてもらえなっかたり、修理の仕上がりには少し不安は残りますね。
修理業者を選ぶポイントとしては、どの程度の傷の修理をするのか?という事です。
少しの傷やミラー交換などの簡単なパーツであれば、カーショップでも可能ですし費用も安くつくでしょう。
板金・塗装が必要なひどい傷の場合には、板金塗装屋に持ち込んだ方が技術もあり費用もそれほど高くないでしょう。
しかし部品交換するほどの傷であれば、純正部品とも交換してくれ整備や修理を安心して任す事が出来るディーラーがいいのではないでしょうか。
とにかく修理費用を抑えたい!という場合は、確実にディーラーより板金塗装屋かカーショップに依頼する方が安くつきます。
前項で紹介した修理工場の検索サイトなどを利用し、修理費用も比較しながら自宅近くの修理業者を探してみてはいかかでしょうか。
※関連ページ一覧
【※修理方法の動画付き!】車の傷は小さいものであれば自分で修理(DIY補修)することができます。当記事では傷の部位(バンパー、ボディ、ドア、マフラー、アルミホイール)や傷(ひっかき傷、こすり傷)別に自分で修理する方法を分かりやすい動画で紹介しています。
【※修理方法の動画付き!】車の凹み(へこみ)は自分で修理(DIY補修)することができます。当記事ではバンパーやボディ、ドアなどのへこみを自分で直す5つの方法を動画で紹介しています。
【※修理を業者に依頼したい方必見!】事故や故障した車の修理を考えた時に、修理代がどれくらいになるか気になりますよね。当記事ではパーツ別(ドア、バンパー、ボンネット、トランク、エアコン、エンジン、ブレーキ、エンジンオイル、ライト、窓ガラス、マフラー、タイヤ)の修理費用の目安を紹介しています。
車に傷がついてしまった場合、自分で修理する事も可能ですが時間と手間がかかる上に仕上がりは十分ではありません。
大切な愛車、やはりプロの修理業者に頼む方が安心ですよね。
車の傷の修理を業者に依頼する際、車の部位や車種、傷の種類や損傷の程度によりその費用は大きく変わってきます。また修理業者によっても修理費用はさまざまです。
修理費用の安さを重視するのか?仕上がりを重視するのか?傷の損傷状態を見た上で、依頼する修理業者を選ぶと良いのではないでしょうか。
また、まずは見積もりを出してもらい修理費用の比較をするのもいいでしょう。
あまりにも修理費用が高額になる場合は買い換えを考えた方がいいかもしれませんね。
今回紹介させて頂いた料金の相場や期間はあくまで目安にすぎませんが、修理を依頼する際に是非お役立て頂ければと思います。