廃車の手続きと費用はいくら?自分でやる場合と業者に頼む場合を比較

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廃車の手続きで国に払う手数料は、車を解体して永久抹消登録をする場合は無料、一時抹消登録は窓口申請で500円です。

自分で運輸支局へ行く場合と業者に頼む場合で変わるのは、車を運ぶ費用と手間、そして還付金の受け取り方です。

悩見有造
悩見有造

古い車を廃車にしたいのですが、自分で手続きするといくらかかるのでしょうか。業者に頼むと高く付くのかも気になります。

編集長
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手数料そのものは数百円までです。差が出るのは、車を引取業者まで運ぶ方法と、重量税などの戻りを誰が受け取るかなので、順に見ていきましょう。

📌 この記事でわかること

● 廃車の手続きの種類と、それぞれの手数料

● 普通車と軽自動車で違う必要書類

● 自分で廃車するときの手順と、戻ってくる3つのお金

● 自分で廃車した人が実際に受け取った金額の例

● 業者に頼む場合に契約前に確認すること

廃車の手続きにかかる費用と必要書類

編集長
編集長

廃車は、車の登録を消す「抹消登録」の手続きです。普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会が窓口になります。

金額と書類は、国土交通省と軽自動車検査協会のページで2026年10月6日に確認した内容です。

廃車手続きの費用はいくら?永久抹消は無料、一時抹消は500円

廃車手続きの手数料は、0円から500円です。

解体した車の登録を消す永久抹消は無料で、ナンバーを返して使用を一時やめる一時抹消だけ手数料がかかります。

車の種類手続きどんなとき手数料
普通車永久抹消登録引取業者に渡して解体したとき無料
普通車一時抹消登録使用を一時的にやめるとき窓口500円(オンライン申請450円)
普通車一時抹消後の解体届一時抹消した車を解体したとき無料
軽自動車解体返納解体したとき無料
軽自動車自動車検査証返納届(一時使用中止)使用を一時的にやめるとき返納証明書の交付1件450円

車検証の住所や氏名が今と違う場合は、変更のつながりを確認できる住民票などを別に用意します。

2回以上の転居で住民票だけでは追えないときは、住民票の除票や戸籍の附票も必要です。

廃車の必要書類(普通車と軽自動車)

普通車の永久抹消で必要な書類は、所有者の印鑑証明書・車検証・ナンバープレートと申請書です。

軽自動車検査協会の必要書類には印鑑証明書が含まれておらず、代わりに引取業者から受け取るリサイクル券番号を記入します。

書類普通車(永久抹消登録)軽自動車(解体返納)
申請書永久抹消登録申請書(第3号様式の3)。解体報告記録の日と移動報告番号を書く解体届出書(軽第4号様式の3)。リサイクル券番号(移動報告番号)を書く
印鑑証明書所有者のもの。発行から3か月以内必要書類に記載なし
車検証必要原本が必要(コピー不可)
ナンバープレート必要必要。紛失したときは理由書を出す
代理人が行くとき実印を押した委任状申請依頼書
手数料納付書必要(手数料は無料)―

本人が申請する場合、普通車の申請書には実印を押します。

軽自動車で重量税の還付も申請するときは、振込口座とマイナンバーの記載が必要です。

リサイクル料金は未払いの場合だけ廃車のときに支払う

リサイクル料金は、新車の購入時などに支払い済みであれば、廃車のときに改めて払う必要はありません。

未払い分がある車だけ、引取業者に引き渡すときに支払います。

自動車リサイクル促進センターが示している料金の目安は次のとおりです。

内訳料金の目安
シュレッダーダスト料金6,000円~12,000円程度
エアバッグ類料金2,000円~4,000円程度
フロン類料金2,000円~4,000円程度
情報管理料金130円
資金管理料金引取時に支払う場合410円

車ごとの金額はメーカーが公表しており、支払い状況は自動車リサイクルシステムのサイトで確認できます。

解体の費用やレッカー代には公的な料金表が無く、引取業者ごとの見積もりになります。

車を売る・乗り換える予定がある方は、査定サービスごとの連絡社数と仕組みの違いを先に確認しておくと安心です。
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廃車を自分でやる場合の流れと戻ってくるお金

編集長
編集長

自分でやる場合、運輸支局へ行く前に車を引取業者へ渡しておく必要があります。解体の報告が済んでいないと、永久抹消の申請書が書けません。

手順と、手続きのあとに戻ってくる3つのお金を確認します。

廃車を自分でやる手順は4段階

廃車を自分でやる場合は、車の引き渡し・解体の連絡待ち・抹消登録・保険の解約の順に進めます。

手順やること
1. 引取業者に車を渡す自治体に登録している引取業者(販売店・整備店・解体事業者など)に引き渡し、「使用済自動車引取証明書」を受け取る
2. 解体の連絡を受ける解体報告記録の日と移動報告番号を引取業者から聞く
3. 抹消登録をする普通車は運輸支局で永久抹消登録、軽自動車は軽自動車検査協会で解体返納。重量税の還付申請も同時に出す
4. 自賠責保険を解約する廃車を確認できる書類を付けて、保険会社の窓口に申し出る

引き渡すときは、中古車として売るのか、使用済自動車として解体するのかを相手にはっきり伝えてください。

中古車として手放す場合はリサイクル料金相当額(資金管理料金を除く)を相手から受け取り、解体の場合は未払い分があれば支払います。

廃車で戻ってくるお金:重量税・自動車税・自賠責保険

廃車で戻ってくるお金は、自動車重量税・自動車税・自賠責保険料の3つです。

それぞれ条件と受け取り方が違います。

お金戻る条件受け取り方
自動車重量税解体して永久抹消登録(または解体届出)をし、車検の残りが1か月以上ある抹消の申請と同時に還付申請を出す。支払いまでおおむね2か月半
自動車税(普通車)納付後に抹消登録をした。翌月以降の分が月割で戻る申請は不要。東京都では抹消の確認から1か月程度で通知が届く
軽自動車税月割で還付する制度が無い戻らない
自賠責保険料抹消登録をして、保険会社に解約を申し出た保険会社の窓口で手続きする。代理店ではできない

一時抹消をしただけでは、重量税は戻りません。

一時抹消のあとに解体した場合は、解体届出のときに還付を申請します。

自賠責保険の解約日は、抹消登録の日ではなく保険会社に必要書類を出して申し出た日です。

東京都主税局によると、都税に未納があれば自動車税の還付金は未納分に充てられます。

廃車を自分でやった人の口コミ:費用はいくらかかった?

Yahoo!知恵袋には、解体業者に直接持ち込んだら費用がかからず、逆にお金を受け取れたという投稿があります。

金額は車種や鉄の相場、投稿の時期で変わるため、目安として読んでください。

買取店で値段が付かず、引き取り費用と鉄くず代の相殺で0円と言われたという質問です。回答者の1人は、12年落ち・約10万5千キロでエアコンが壊れた車を近くの解体業者に持ち込み、15,000円と自動車税・自賠責保険の残り分を受け取ったと書いています(2012年8月の投稿)。

出典:Yahoo!知恵袋 – 車の廃車する費用はいくらかかるか

永久抹消を自分で行う予定の質問者が、解体業者は解体報告記録日を連絡してくれるのかを尋ねています。リサイクル券を渡して郵送を頼めば日付を記入して返送してくれるという回答と、先に一時抹消をして約1か月後に解体届出で重量税の還付を受ける方法の回答がありました(2010年8月の投稿)。

出典:Yahoo!知恵袋 – 永久抹消を自分で行い、解体業者へ直接持ち込む

廃車の手続きは運輸支局でするのか、予約は要るのかという質問です。予約は不要で、実印・印鑑証明書・ナンバープレート2枚を持って行き窓口の記載例どおりに書けばよいという回答と、解体業者に手続きごと任せるのが楽だという回答が付いていました(2024年4月の投稿)。

出典:Yahoo!知恵袋 – 廃車の手続きは陸運局でするのか

新車から約14年、走行5万キロ以下で乗る人がいない車を廃車にしたいという質問です。回答では、ミニバン程度の普通車なら鉄くずとして約4万円、軽自動車はその半分ほどが目安なので、買取業者と解体業者の両方に査定を頼むよう勧められていました(2026年2月の投稿)。

出典:Yahoo!知恵袋 – 家の乗っていない車を廃車にしたい

自分で持ち込めるのは、車検が残っていて自走できる車に限られます。

引き取りに来る廃車買取業者の口コミは、カーネクストの評判と注意点の記事で確認できます。

廃車を業者に頼む場合の費用と、自分でやる場合との比較

編集長
編集長

業者に頼む場合は、代行料がかかる店と、無料で引き取って買取額を出す店があります。見積もりでは、還付金を誰が受け取るのかまで聞いてください。

費用・手間・戻ってくるお金の3点で並べます。

廃車を自分でやる場合と業者に頼む場合の比較表

自分でやる場合は手数料だけで済み、業者に頼む場合は窓口へ出向く手間が無くなります。

比べる点自分でやる場合業者に頼む場合
手続きの費用永久抹消は無料。一時抹消は500円(軽自動車は450円)代行料は業者ごとに違う。無料と明記している業者もある
車を運ぶ費用自走で持ち込めば不要。動かない車はレッカーを自分で手配する引き取り料は業者ごとに違う。契約前に確認する
手間引取業者と運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)へ出向く書類を用意して車を引き渡す
自動車重量税の還付自分で申請し、自分の口座で受け取る買取額に含むのか、別に戻るのかを確認する
自動車税の還付抹消登録の翌月以降の分が戻る同じ。抹消登録がいつになるかで金額が変わる
自賠責保険の解約自分で保険会社に申し出る業者が行うのか、自分で行うのかを確認する

東京都主税局は、業者に車を引き渡してもすぐに廃車されるとは限らないと注意を促しています。

抹消登録が翌月にずれると自動車税の戻りが1か月分減るため、登録が済んだ日を業者に確認してください。

廃車買取業者に頼む場合の費用と注意点(カーネクストの例)

廃車買取業者のカーネクストは、査定・引き取り・手続きの代行が全て無料だと公式サイトに書いています。

実車を見に来る訪問査定は無く、電話かオンラインで査定額が出ます。

項目公式サイトの記載(2026年10月6日確認)
査定の方法電話またはオンライン。訪問査定は行っていない
引き取り無料。車検切れの車や不動車もレッカー費用は無料
抹消登録などの代行無料
自分で負担するものリサイクル料金の未預託分
受付時間8:00~22:00(年中無休)
対応する地域離島を除く全国
入金引き取りの完了後、原則1~2週間程度
成約後のキャンセル契約解除手数料(30,000円)がかかる場合がある

自動車税の還付は、手続きの完了後に条件を満たせば約2か月で税事務所から通知が届くと案内されています。

重量税と自賠責保険の戻りが買取額に含まれるのかは、よくある質問の項目に見当たらないため、査定の電話で聞いてください。

⚠️ 注意

査定額に納得した時点で契約成立となり、その後にやめると契約解除手数料がかかる場合があります。金額を聞くだけのつもりなら、その場で返事をせずに他社の見積もりと比べてください。

▶ カーネクストの公式サイトで無料査定の内容を確認する

まとめ:廃車の手続きと費用は「運ぶ方法」と「還付金」で比べる

廃車の手続きそのものの費用は無料から500円で、差が出るのは車を運ぶ費用と還付金の受け取り方です。

● 永久抹消登録は無料、一時抹消登録は窓口500円(軽自動車の返納証明書は450円)

● 普通車は印鑑証明書・車検証・ナンバープレート、軽自動車は車検証・ナンバープレート・リサイクル券番号を用意する

● 重量税は車検の残りが1か月以上あるとき、解体後の抹消と同時に申請する

● 自動車税は普通車だけ月割で戻り、軽自動車税は戻らない

● 業者に頼むときは、代行料・引き取り料・還付金の扱いを契約前に確認する

自走できる車は解体業者への持ち込みと買取の見積もりを比べ、動かない車は引き取り無料の業者に査定を頼んでください。

▶ カーネクストの公式サイトを見る

📚 参考文献・出典

・国土交通省 – 登録・検査手数料一覧表(PDF・令和8年4月1日現在)

・国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト – 車の使用を一時中止するために必要な書類

・軽自動車検査協会 – 自動車検査証返納届(一時使用中止)

・東京都主税局 – 自動車税(よくある質問)

・昭島市 – 軽自動車税を納付後に廃車した場合、月割りで還付されますか

・日本損害保険協会 – 自賠責保険の契約を解除(解約)する場合の注意

・カーネクスト公式 – 廃車にかかる費用はいくらですか?

・カーネクスト公式 – 自動車税の還付金はどうやって受け取れますか?

※ 本記事は上記の公式・公的な公表情報(2026年10月6日確認)をもとに作成しています。手数料や必要書類は変わることがあるため、手続きの前に窓口で確認してください。

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