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後部座席にエアコンがついている車!暑さ対策や早く冷やす方法は?

後部座席でも温度を設定できるエアコンは、アルファードやステップワゴンなどのミニバンと大型SUVに多く、グレードによって付くかどうかが変わります。
軽自動車とコンパクトカーは、後席用のエアコンの代わりに、天井のファンで冷気を後ろへ送る車種があります。

夏に子どもを後ろの席に乗せると、前は涼しいのに後ろだけ暑いと言われます。後ろにもエアコンがある車を選べば解決しますか。

解決しやすくなりますが、同じ車種でもグレードで装備が違います。今の車でできる冷やし方と合わせて、メーカー公式の情報で確認していきましょう。
📌 この記事でわかること
● 後席用のエアコンが付く車種と、付くグレード
● 軽自動車・コンパクトカーの後席向け装備
● JAFのテストで一番早く車内が冷えた方法
● サンシェードや水かけの効果を示す数字
車の後部座席にエアコンがついている車種まとめ!

後席向けの空調には、大きく分けて3つの種類があります。
| 種類 | できること | 主な車 |
|---|---|---|
| リヤオートエアコン | 後席で温度を設定でき、冷房も暖房も使える | ミニバン・大型SUV |
| リヤクーラー | 後席の吹出し口から冷房の風が出る | ミニバン・ワゴン |
| サーキュレーター(天井のファン) | 前席の冷気や暖気を後ろへ送る | 軽自動車・コンパクトカー |
以下は2026年10月時点の各メーカー公式サイトで確認できた内容です。購入前に最新の主要装備一覧で確かめてください。
後部座席にエアコンがついている人気の普通車
ミニバン
トヨタ アルファード

Executive LoungeとZに、後席でも左右別々に温度を設定できる「前後左右独立温度コントロールフルオートエアコン」が標準装備されています。
Gは前席左右と前後の独立コントロールで、後席は左右別々の設定になりません。
📎 参考: トヨタ公式 – アルファード
ホンダ ステップワゴン

運転席・助手席・後席で温度を分けられる「トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー」が、ガソリン車のAIRを除く全タイプに標準装備です。
ガソリン車のAIRは、前席の左右独立エアコンに後席用のマニュアルクーラーを組み合わせた仕様です。
トヨタ ヴォクシー

S-Zに「リヤオートエアコン(リヤクーラー+リヤヒーター)」が標準装備されています。S-Gではメーカーオプションです。
📎 参考: トヨタ公式 – ヴォクシー
日産 セレナ

フロントとリヤのオートエアコンに、運転席・助手席・後席の3か所で温度を分けられる独立温度調整機能が付きます。
X(2WD)とe-POWER Xは、温度を分けられるのが運転席と助手席だけです。
📎 参考: 日産公式 – セレナ 快適性
SUV
トヨタ ランドクルーザー

ランドクルーザー“300”は、ZX・GR SPORT・VX・AXが前後左右の独立温度コントロールフルオートエアコンです。
GXは前席左右の独立コントロールになります(2025年3月の主要装備一覧)。
ワゴン
トヨタ ハイエースワゴン

天井に個別の吹出し口を備えたリヤクーラーが全車に標準装備です。
主要装備一覧表では、リヤヒーター(暖房)もグランドキャビン・GL・DXの全てで標準装備になっています。
📎 参考: トヨタ公式 – ハイエース ワゴン
コンパクトカー
コンパクトカーは後席用のエアコンではなく、空気を循環させるファンで前後の温度差を小さくする車種があります。
スズキ ソリオ

HYBRID MZとHYBRID MVに、室内の空気を循環させる「スリムサーキュレーター」が付きます。
後席の足元へ温風を送るリヤヒーターダクトも装備されています。
📎 参考: スズキ公式 – ソリオ 室内空間
後部座席にエアコンがついているおすすめの軽自動車
軽自動車は、天井のファンやサーキュレーターで後席へ風を送るタイプです。4車種とも、付くグレードが決まっています。
日産 デイズルークス

デイズルークスは2014年2月から2020年3月まで販売された車で、今は生産終了モデルです。
後席へ風を送る「リヤシーリングファン」があり、2016年12月のマイナーチェンジからナノイーが搭載されました。
2020年3月からの「ルークス」にも、プラズマクラスター技術搭載のリヤシーリングファンが設定されています。
三菱 ekスペース

eKスペースは、Gに「リヤサーキュレーター」が標準装備されています。エアコンの空気を循環させて後席に風を送る装備です。
スズキ スペーシア

スリムサーキュレーターが、スペーシア HYBRID Gとスペーシア カスタム HYBRID GSを除く全グレードに付きます。
後席の足元に温風を送るリヤヒーターダクトも装備されています。
📎 参考: スズキ公式 – スペーシア 快適装備
マツダ フレアワゴン

スリムサーキュレーターはXGを除く全車に標準装備で、リアヒーターダクトは全車に付きます。
📎 参考: マツダ公式 – フレアワゴン 機能性(PDF)
予算よりワンランク上の車に買い替える為のコツ!

後席の空調で車を選ぶなら、車種より先に「どのグレードに付くか」を見るのがコツです。
上で見たとおり、同じ車種でも上位グレードだけ標準装備という例があるためです。
● 欲しい装備が標準で付くグレードと、オプションで付けられるグレードを装備一覧で比べる
● メーカーオプションは工場で付けるため、注文後は追加できない
● 新車で予算を超えるなら、同じ装備が付いた年式の新しい中古車も候補に入れる
● 今の車の査定額を先に知り、使える予算をはっきりさせる
車の後部座席が暑い!快適に乗る為の暑さ対策まとめ!


今の車のままでも、エアコンの使い方で冷えるまでの時間は大きく変わります。JAFが実際に温度を測ったテストの結果を紹介します。
数字は全てJAFのユーザーテストによるものです。温度は運転席と助手席の間で測っており、後部座席だけの結果ではありません。
車の後部座席を早く冷やす方法ってある?
一番早いのは、窓を全開にしてエアコンをかけながら走り出す方法です。JAFのテストでは、55℃だった車内が5分で28.0℃まで下がりました。
| 方法 | かかった時間 | 車内温度 |
|---|---|---|
| 窓全開+エアコン(外気導入)で走行し、2分後に窓を閉めて内気循環 | 5分 | 28.0℃ |
| エアコン(内気循環)のみ | 10分 | 27.5℃ |
| エアコン(外気導入)のみ | 10分 | 29.5℃ |
| 助手席の窓を開け、運転席のドアを5回開け閉め | ― | 47.5℃ |
| 冷却スプレー | 3分 | 50.1℃ |
後部座席に早く風を届けるには、走り出しで熱気を抜いたあと、前席中央の吹出し口を後ろへ向けます。
⚠️ 注意
ハンドルやチャイルドシートの表面、ベルトの金具は熱を持ったままのことがあります。子どもを乗せる前に手で触って確かめてください。
車の後部座席を冷やすのにオススメなグッズ5選!
駐車中に車内を熱くしない工夫も役に立ちます。効果を数字で確認できたものと、できなかったものを分けて紹介します。
1.スモークフィルム

後部座席の窓とバックドアには、濃い色のフィルムを貼れます。
前面ガラスと運転席・助手席の窓は、貼った状態で可視光線の透過率が70%以上なければ保安基準に適合しません。
📎 参考: 国土交通省 – 不正改造の具体例
2.サンシェード

JAFのテストでは、サンシェードを付けた車のダッシュボードは最高52℃で、対策なしの黒い車の79℃より大きく下がりました。
ただし車内の最高温度は50℃で、対策なしの57℃との差は7℃にとどまります。
3.濡れタオル

熱くなったハンドルやシートを拭いて、触れる温度に下げるための方法です。
車内の温度がどれだけ下がるかを示す公的なテスト結果は、確認できた範囲では見つかりませんでした。
4.扇風機を取り付ける

車内用の扇風機は、前席の冷気を後ろへ送るサーキュレーターの代わりになります。
取り付けるときは、運転の視界とエアバッグの作動を妨げない位置を選んでください。
5.車に水をかける

効果はほとんどありません。JAFのテストでは、8Lのバケツで3杯の水を車体にかけても、車内温度は0.9℃しか下がりませんでした。
車内を早く冷やしたいなら、水をかけるより、窓を開けてエアコンをかけながら走り出すほうが確実です。
📚 参考文献・出典
・トヨタ公式 – ハイエース 主要装備一覧表〔ワゴン〕(PDF)
※ 本記事は上記のメーカー公式・公的な公表情報をもとに作成しています(2026年10月時点)。装備はグレードや年次改良で変わるため、購入前に最新の主要装備一覧と販売店で確認してください。
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